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【保存版】屋根瓦の種類・特徴・耐久性をわかりやすく解説

更新日:2025年02月28日

 日本の住宅で古くから使用されてきた「瓦屋根」は、その優れた耐久性や美しい外観から今でも多くの建物に採用されています。

 一口に「瓦」といってもさまざまな種類があり、それぞれ素材や特徴、耐久性に違いがあります。

 本記事では、代表的な屋根瓦の種類特徴耐久性について詳しく解説します。

粘土瓦(和瓦・洋瓦)

瓦屋根(粘土瓦)

特徴

 粘土瓦は、粘土を成形し高温で焼き上げて作られる瓦です。

 伝統的な「和瓦(日本瓦)」と、現代的なデザインの「洋瓦」に分類されます。

 和瓦は、波型で重厚感があり、古民家や和風建築に多く見られます。

 一方、洋瓦はスパニッシュ瓦やフランス瓦など、デザイン性の高いものが多く、洋風住宅に適しています。

耐久性

 粘土瓦の最大の特徴は、非常に高い耐久性です。

 適切に施工され、定期的にメンテナンスを行えば50年以上使用できるとされています。

 釉薬(うわぐすり)が施された「陶器瓦」は表面がガラス質で、耐水性・耐候性に優れています。

 一方、素焼きの「いぶし瓦」は独特の風合いが魅力ですが、釉薬瓦に比べると若干劣化が早くなる傾向があります。

メリット

・高い耐久性・耐候性

・和風・洋風を問わず豊富なデザイン

・耐火性に優れる

デメリット

・重量があり、耐震対策が必要

・施工費が比較的高め

セメント瓦

瓦屋根(粘土瓦)

特徴

 セメント瓦は、セメントと砂を混ぜて成形・塗装した瓦です。

 戦後の住宅需要の増加に対応するため、安価で生産しやすいセメント瓦が普及しました。

 形状は粘土瓦に似ていますが、塗装によってさまざまな色やデザインが選べるため、幅広い住宅に対応できます。

耐久性

 セメント瓦の耐久年数は30年程度が目安です。

 塗装の劣化による防水性の低下が懸念されるため、10~15年ごとの塗り替えメンテナンスが必要です。

 メンテナンスを怠ると、ひび割れや表面剥離が進行し、耐久性が大幅に低下します。

メリット

・粘土瓦に比べ比較的安価

・デザイン・カラーが豊富

デメリット

塗装メンテナンスが必須

・粘土瓦に比べて耐久性が低い

・劣化が進むと強度が低下

乾式コンクリート瓦

瓦屋根(モニエル瓦)

 乾式コンクリート瓦は、セメント瓦と同様にセメントを原料とする瓦ですが、塗装に違いがあり、着色セメントスラリー塗装とクリアー塗装が施されている瓦です。

 日本モニエル社から販売されていたモニエル瓦が代表的で、日本国内では1970年~80年代にかけて非常に流行しました。

 現在は生産が終了してしまっているため、希少性が高くなっています。

耐久性

 乾式コンクリート瓦の耐久年数は30~40年程度とされていますが、こちらも塗装仕上げが基本のため、定期的な塗装メンテナンスが必要です。

メリット

・安価に施工できる

・和風住宅、洋風住宅どちらでもマッチする

デメリット

・塗装が劣化すると防水性が低下

・強度は粘土瓦に劣る

金属瓦

瓦屋根(金属瓦)

 近年、注目を集めているのが金属瓦です。

 特に「ガルバリウム鋼板製」の瓦は、軽量で錆びにくく、メンテナンス性に優れています

 瓦特有の形状を再現したものや、スタイリッシュなフラットデザインまで、さまざまなタイプがあります。

耐久性

 ガルバリウム鋼板瓦の耐久年数は30~40年程度が目安です。

 塗膜保護や錆対策を適切に行えば、さらに長持ちする可能性もあります。

メリット

・非常に軽量で耐震性に優れる

・施工が簡単で工期が短い

・カラー・デザインが豊富

デメリット

・金属特有の雨音が響きやすい

・塗装メンテナンスが必要

・錆に注意が必要

まとめ

屋根瓦には、伝統的な粘土瓦から現代的な金属瓦まで、多様な種類が存在します。

住宅のデザインや立地条件、予算に応じて最適な瓦を選ぶことが重要です。

また、どの瓦を選んでも、定期的な点検やメンテナンスを欠かさないことで、屋根全体の耐久性を高めることができます。

屋根リフォームを検討する際は、瓦の特徴や耐久性をしっかり把握し、住まいに最適な選択をしましょう。

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