
HOME > ブログ > アスファルトシングル屋根のメリット・デメリット、他の屋根材に.....
更新日:2024年09月06日
アスファルトシングル屋根はシェア率を高めつつある屋根材です。
ただ、日本でも住宅に使用できるようになったのが2007年と比較的最近ですので、これから屋根のリフォームを検討している最中で初めてアスファルトシングルの事を知ったという方も多いのではないかと思います(^▽^)/
本記事ではアスファルトシングルとはどんな屋根材なのか、そしてどのようなメリットやデメリットがあるのかなどを分かりやすくご説明したいと思います。
アスファルトシングルは北米で開発された屋根材で、日本でも人気が高まっている屋根材となります。
名称に「アスファルト」が入っているのは、構造としてガラス繊維の基材にアスファルトを染み込ませているためです。
アスファルトは路面にも使われているため想像がしやすいと思いますが、耐久性や防水性に優れた素材ですので、その特性を持った屋根材と言えます(^▽^)/
他の屋根材には無い特徴として、アスファルトシングルはシート状となっているため柔らかく、曲げたり切ったりすることが非常に容易であることが挙げられます。
また、表面には石粒が吹き付けられており、アスファルトシングル屋根は和瓦やスレートとは異なった雰囲気を外観に与えてくれます。
業者やサイトによって「シングル」や「シングル葺き」とも呼ばれることがあります。
アスファルトシングルは軽量な部類の屋根材ですので、耐震性の高い屋根にすることが可能です(^▽^)/
また、カバー工法に使用することも可能ですので、近年のリフォーム現場ではシングル材を使用する機会も増えてきています。
ただ、アスファルトシングルへのこだわりが強くなければ、カバー工法の際にはより軽量な金属屋根材もご検討いただければと思います。
特徴の説明でもご紹介しましたが、アスファルトシングルは柔らかいシートとして扱うことができるため、曲面へ葺いたり、形状に合わせてその場で形をカットしたりといった作業が可能です。
デザイン面では、豊富なカラーバリエーションと高い意匠性により、様々な建築スタイルに対応できます。
海外発祥の屋根材ですので洋風の建物限定のイメージがあるかもしれませんが、選択する色や石粒による表面のデザインによって和風のお住まいでもマッチしてくれることが多いです(^▽^)/
同じ石粒が表面に吹き付けられている屋根材としては、金属製のジンカリウム鋼板屋根材などにも存在しています。
一方、デメリットとしては比較的劣化が早い点が挙げられます(-_-;
屋根への固定方法が釘と接着剤によるものの為、特に台風などの悪天候にさらされると剥がれやすくなる可能性があります。
耐用年数も他の屋根材とは少し劣りますが、最近のものであれば20年~30年程度は持つとされています。
ただ、かなり以前に施工されていたアスファルトシングルは10年程度で千切れてしまったり剥がれるような症状が出ることもあり、改良された後のシングル材であっても立地環境によっては早期で剥がれる可能性もあるため、定期的な点検を業者に依頼して必要なメンテナンスを重ねていくことが重要となります。
アスファルトシングルの屋根を長持ちさせるためには、適切なメンテナンスが不可欠です。
点検の目安としては10年程で、無料点検サービスなどを行っている業者に依頼することが推奨されます。
苔やカビ、色褪せが目立つ場合には屋根塗装がオススメです。
塗装では他の屋根材と違い、塗料は水性に限られます。
油性の塗料ではアスファルトの成分が溶け出してしまい、逆に美観や耐久性を著しく低下させる危険性がある為です(-_-;
私たち街の屋根やさんでは点検からお見積もり作成まで無料で承っておりますので、「アスファルトシングルの点検をしてもらいたい」「アスファルトシングル屋根へのリフォームを考えているので見積もりをお願いしたい」といったご要望などお気軽にご相談くださいね(*^^)v
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【施工内容】
その他の工事
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