重い瓦屋根から軽量な金属屋根への葺き替えがおすすめ!「屋根軽量化」のメリットとは?
更新日:2024年07月25日
近年、増えてきているのが瓦屋根から金属屋根に葺き替えを行う屋根リフォームです!
瓦屋根の重厚な雰囲気も素敵ですが、金属屋根のスタイリッシュな外観も素敵ですよね(^^♪
ですが、瓦と金属屋根材の大きな違いはその「重量」にあります!
今回は、瓦から金属屋根材へ葺き替える事による「屋根の軽量化」の利点と併せて、屋根葺き替え工事の施工の様子まで詳しくご紹介いたします!
瓦屋根から金属屋根への葺き替え工事による「屋根軽量化」の利点とは?
前述の通り、昨今では瓦屋根から金属屋根へ葺き替える方が増加傾向にあります!
その大きな要因となっているが「お住まいの耐震性に対する不安」です(>_<)
瓦屋根は非常に重量のある屋根材ですが、実は地震発生時のお住まいの揺れは屋根の重量に比例して大きくなる傾向にあります。
そうした中、金属屋根材の主流となっている「ガルバリウム鋼板屋根材」の重さは瓦の約1/10程度しかありません(#^^#)
日本は地震の発生頻度も多く、最近では大きな地震も観測されています。
金属屋根を使用した葺き替え工事による屋根の軽量化はお住まいの揺れの軽減に繋がり、地震の多い日本では特に大きなメリットとなります!
金属屋根材を使用した瓦屋根の葺き替え工事の様子
それでは、続いて金属屋根材「エコグラーニ」を使用した瓦屋根の葺き替え工事の様子を詳しくご紹介いたします(^^)/
今回は、荒川区荒川で施工させていただいた瓦屋根から金属屋根のエコグラーニへの葺き替え工事をおこなっていきます。瓦屋根は非常に重い屋根材で1平米辺り約60キロの重量があります。分かりやすく屋根の面積を100平米とすると屋根は6,000kg(6トン)の重さになります。
新築時から瓦葺き屋根であれば、瓦の重さに耐えられる構造になっているはずですが、築年数が古い建物は耐震基準が甘いこともあり、重い屋根材ですと地震の際に心配になります。今回も地震に備えて軽い屋根への葺き替えをご希望されていました。
ドローンで屋根調査
屋根の調査を行う際に梯子が架けにくい作りの屋根でしたので、ドローンを飛ばして屋根の状況を調べていきます。
ドローンを飛ばす際には事前に飛行許可申請を行わなければならないので、どこでも好きに飛ばせる訳ではありません。都内では殆どの場所で人口密集地となっていて事前の飛行計画を国土交通省へ申請する必要があります。飛行計画の申請を怠ると航空法違反により罰金が科せられてしまいます。
空港近くでは飛行経路によって別途申請が必要になりますので、適切な申請をおこなってドローンを飛行させていきます。
屋根は瓦葺きで寄棟屋根です。4面で構成された屋根で、一番高い部分の棟と四隅に斜めに下っている棟で構成されています。
今回工事を行う屋根は一部が腰折れになっているマンサード屋根で、この部分も一緒に葺き替え工事をおこなっていきます。
瓦の撤去作業を開始します
足場を架けて屋根葺き替え工事を開始します。
葺き替え工事は既存の屋根から新しい屋根材に葺き替える工事をいいますので、まずは既存の瓦屋根を撤去していきます。
昔は剥がした瓦を屋根の上からトラックの荷台に向けて投げ落としている時代もありましたが、現在では回りに飛散してしまう事や大きな音が出てしまう事から殆ど行われていません。
今回も梯子に設置されたウインチを使用して下におろして、一カ所にまとめて置いていきます。
まず棟瓦から撤去していきますので、銅線を切って棟の上に乗っている冠瓦を撤去します。ズレない様に漆喰が乗せてありますが、古い漆喰や下地になっている土なども全て取り除いていきます。
調査の時点で瓦にずれや破損などは見られませんでしたので、漆喰詰め直しなどのメンテナンスも可能でしたが、お客様のご要望は軽い屋根への葺き替え工事ですし、年数が経過した場合は瓦の下の防水紙の劣化も進行していますので、雨漏りなどの不具合が出る前の良いタイミングでの工事だと思います。
屋根葺き替え工事は税込み1,097,800円から承っております。屋根の面積や使用する屋根材によっても変わりますので、屋根のメンテナンスをご検討されている際は街の屋根やさんまでお気軽にご相談ください(^O^)/
記事内に記載されている金額は2024年07月25日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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