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日本瓦を葺き直しする大きな3つのメリット!実際の工事写真で葺き直しの流れをご紹介

更新日:2024年07月17日

 葺き直し工事では使用している瓦をそのままに、防水シート・野地板といった重要下地をメンテナンスすることができます。
 
 日本瓦は60年使用しても問題ないほどの長寿命を誇る屋根材ですが、屋根全体で見てみると前述した防水シートなどの部材が先に傷んできてしまいます(>_<) 
 
 葺き直し工事は長寿命な瓦を残したまま傷んだ部位を新しくすることができる工法ですので、瓦屋根を長く維持していきたい方にはピッタリなんです(^▽^)/
 では、その具体的なメリットや工事の流れを解説したいと思います。

日本瓦の葺き直し工事のメリット解説!

屋根葺き直し工事の3つのメリット

◆葺き替え工事よりも安く済む

・屋根葺き直し工事は、葺き替え工事よりも費用が安く済みます!
 
 屋根葺き替えでは既存屋根材の撤去と処分が必要になりますが、葺き直し工事では日本瓦を一度外すだけで元に戻すため、処分費用が掛かりません(*^^)v 
 
 これは寿命が長く、そして屋根から取り外しても再利用可能という日本瓦の性質が実現しているメリットです(^▽^)/ 
 
 逆にスレートやガルバリウム鋼板などの屋根材は屋根から剥がす際に破損してしまうため、再利用ができず葺き直し工事の対象外となります。
 

◆部分的な施工が可能

・屋根の一部分だけを葺き直し工事でメンテナンスすることが可能です
 
 例えば雨漏りの原因が防水シートの破れだった場合、その箇所だけを補修するための部分的な葺き直しで対処できる場合があります(*^^)v 
 
 注意すべき点として、部分的な補修を繰り返すといたちごっこの状況に陥る可能性がありますので、調査を行い判明した劣化具合などから全体的な葺き直し、もしくは葺き替えなどをご提案させていただくことがあります。

葺き直し工事の一例


 

◆外観を変わらずに保つことができる

・葺き直しでは瓦を元に戻すため、元の雰囲気を損ないません

 3つ目のメリットは、瓦屋根の見た目を保てることです!
 
 特に和風住宅やいぶし瓦など、日本瓦独特の風情を楽しんでいる方にとっては大きなメリットとなるでしょう。
 
 瓦屋根は勾配がつきやすく地上からも屋根面がよく見えやすいため、今の瓦屋根の見た目が気に入っているため変更したくない場合に葺き直し工事は効果を発揮してくれます(^▽^)/ 

瓦を戻すため元の雰囲気を損ないません!

葺き直し工事の流れ

 天井の雨漏りを解消するため、瓦屋根の部分葺き直しを実施した過去の事例を元に工事の流れをご説明いたします!

①足場の設置
 屋根工事は高所作業となるため、安全性と作業効率のために足場を組みます。
 
 足場は外壁塗装や雨樋補修などにも活用できるため、この機会に気になる部分をメンテナンスすることがオススメです(^▽^)/
 
②瓦を一時的に撤去

瓦の撤去段階

 施工範囲の瓦を取り外します。
 
 後で元に戻すため、割れたりしないよう丁重に扱い屋根から降ろします。
 今回の場合は施工しない範囲に瓦を仮置きして保管できましたので、作業効率を上げるため降ろさずに工事を進めています(*^^)v 
 
 また、瓦を屋根に引っ掛けておくための桟木も撤去して屋根面をメンテナンスできる状態にします。
 
③防水シート(杉皮)の撤去
 

杉皮を撤去していきます


 通常であれば瓦の下には防水シートがありますが、今回は築年数の経過した瓦屋根だったからか代わりに杉皮が設置されていましたので、それらを撤去していきます。
 
④野地板のメンテナンス
 

野地板の重ね張り


 こちらも築年数の関係で、現在では使用されることがない「バラ板」タイプの野地板が使用されていましたので、主流である構造用合板タイプを上に敷設していきます。
 
 雨漏り補修の際には野地板も水分の浸透で傷んでいる可能性がありますので、状態によっては重ね張りではなく張替えを行います。
 
⑤防水シートの設置
 

防水シートの設置


 下地が整ったら、新しい防水シートを敷きます
 
 防水シートは雨水の浸入を防ぐ重要な役割を果たします。
 シートの重ね合わせ部分や端部をしっかりと固定し、隙間ができないように注意します。

⑥瓦を戻す
 

瓦を元に戻した状態


 ②で取り外した瓦を元に戻していきます。
 
 全てを戻し終えると、下地は新しくなりましたが屋根の見た目はこれまで通りですね(^▽^)/
 
⑦足場の解体
 
 最終チェックを行い、問題がなく追加の作業などもなければ足場を解体し、工事が完了となります!

 調査時には全体的な屋根のメンテナンスをご提案いたしましたが、お客様の今後の計画として数年以内での建て替えを予定していたため、今回は部分的な葺き直しに留めて費用を安く済ませる方法となりました(^▽^)/

釘止め義務化による葺き直し工事への影響は?

 2022年より、新築の瓦屋根では全ての瓦の固定が義務化されています。
 
 あくまで対象は新築の建物ですが、既存の瓦屋根のリフォーム時にも釘による瓦の固定を強化するかどうか、業者と相談して決めることもあるかもしれません。
 
 近年では地震の影響に強い防災瓦なども使用率が上がってきていますので「瓦屋根の耐震性について改善したい」「台風で瓦が落ちてこないか心配」といったお悩みがございましたらなんでもご相談くださいね(^▽^)/ 

葺き替え、葺き直し等なんでもご相談ください


 
 私たち街の屋根やさんでは、屋根葺き直し工事の参考価格を税込924,000円~1,595,000円としております。
 
 葺き直しや葺き替えを始め、瓦屋根の様々なお悩みを工事で解決してきた経験がありますので、ぜひ参考までに施工事例などでご確認いただけると嬉しいです(*^^)v 

 記事内に記載されている金額は2024年07月17日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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