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片流れ屋根はなぜ雨漏りのリスクが高い?片流れ屋根の特徴からその理由を分かりやすく解説します

更新日:2024年05月07日

 片流れ屋根はシンプルかつスタイリッシュな印象を与えてくれる形状の為、近年では新築住宅で採用されることが増えてきています。
 マイホーム購入のため、片流れ屋根のデザインを検討されている方も多いのではないでしょうか。
 
 ただ、片流れ屋根は雨漏りのリスクが高いとされています(-_-;
 そこで片流れ屋根のお住いを検討中、もしくは現在居住していらっしゃる方に向け、片流れ屋根の特徴や雨漏りへの対策についてお伝えいたします(^^

片流れ屋根の特徴とは

片流れ屋根の特徴

 片流れ屋根はそのシンプルでモダンなデザインから、他の形状とは違ったスタイリッシュな印象を与えてくれます。
 特に、モダンな建物やシンプルなデザインの構造物に適しており、周囲と比べても目立ち、個性的で現代的な雰囲気を漂わせます(^▽^)/
 
 また、片流れ屋根は屋根裏スペースを有効活用できるという特徴があります。
 屋根裏の空間を広く取りやすい形状のため、スペースを広く確保することができます! 

 
 また、逆に屋根裏を設けずにお部屋の天井を高くすることで開放感を演出することも可能なため、内装面の印象にも大きな影響を及ぼす形状なのです(*^^)v
 

なぜ雨漏りしやすいと言われるのか?

 片流れ屋根の人気の理由をご説明いたしましたが、雨漏りに弱いという点がよくデメリットとして挙げられれます。
 実際に、雨漏りの発生した住宅の統計データからも片流れが雨漏りしやすいという事が確認されているのです(>_<)
 
 どうして雨漏りのリスクが高いのでしょうか?
 

片流れ屋根特有の構造の問題

 片流れ屋根が雨漏りしやすいと言われる理由として、外壁や棟部分から雨水が浸入しやすいことが大きいです。

 片流れ屋根は頂上部分が外壁との取り合い部分になっており、軒がほとんどないため雨水や強風の影響で劣化しやすいです。

片流れ屋根で雨漏りの原因となりやすい頂上部


 
 傷んだことで発生したひび割れや隙間から雨水が浸入すると、お部屋まで伝っていって雨漏りとなることがあるのです。
 他の形状の屋根と比較して、屋根下地と破風板の隙間や外壁との取り合いへ雨水が当たりやすいため、雨漏りはどうしても発生しやすいと言えます(>_<)

片流れ屋根の注意ポイント

片流れ屋根の雨漏り対策

 片流れ屋根で雨漏りを防ぐためには、定期的なメンテナンスが何よりも重要です!
 不具合を早期発見して対処できれば、雨水の浸入を防ぐことが可能です(^▽^)/
 
 よく行われる対策として、雨水が浸入しやすいとされる頂上部分へ透湿ルーフィングを設置し、浸入経路を断つといった施工があります。
 
 また、屋根の側面部分も同様に雨水が当たりやすい箇所となりますので、そこへ雨仕舞となる水切り板金に異常がないかを確かめ、必要に応じて工事を行うことが重要です。

水切り板金


 

まとめ

 私たち街の屋根やさんでは、点検・調査を無料で行っておりますので、雨漏りが発生してしまう前にぜひ一度状況をお確かめください(^▽^)/
 雨漏りに関係しやすい棟板金が劣化していた場合、交換費用は154,000円~275,000円(税込)が参考価格となっております。

他の形状と複合になっていることもあります

 切妻屋根との複合で一部だけが片流れの形状と言う場合も多く、雨漏りのリスクが高い部分に関しては被害が発生する前に点検をしておくことが重要ですので、ぜひお気軽にご相談くださいね(*^^)v

 記事内に記載されている金額は2024年05月07日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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