屋根瓦の種類と耐震性:陶器瓦とセメント瓦にはどんな違いがある?
更新日:2024年04月10日
瓦屋根は近年シェア率を大きく伸ばした金属屋根に抜かされれてしまったものの、日本の屋根のイメージとして強く印象づいており、人気の高い屋根材です(^▽^)/
ですが一口に瓦屋根と言っても、街中で見かける瓦は材質や形状などが異なっているんです。
屋根瓦にはどのような分類があるのでしょうか?
屋根瓦の種類
瓦屋根には様々な種類があります。
陶器瓦
一般的な瓦屋根の種類としては「陶器瓦」が挙げられます(^▽^)/
陶器瓦は粘土を瓦形に成形し、釉薬という薬剤を塗布して高温で焼くことで、色とツヤを出すことが可能です。
簡単に言えば、陶器瓦はお茶碗やお皿を作る工程と同じ方法で作られる屋根材です(^^)
表面にコーティングされた釉薬により水の浸透を防ぎ、長い年月を経ても美しい状態を維持することができます。
形状はJ形(和形)、F形(平板)、S形などがあり、好みに合わせて選ぶことができます。
また、陶器瓦は耐久性に優れており、50年以上も持つことができるため、メンテナンスフリーな屋根材として人気があります。
ただし!瓦屋根を形成する漆喰や防水紙・野地板などはどうしても経年劣化を引き起こし、メンテナンスを行わなければ雨漏りなどの被害に発展しますので、ノータッチという訳にはいかないことを注意しましょう(*^^)v
陶器瓦は日本を象徴する屋根材の一つであり、その美しさと耐久性から多くの人々に愛されています。
セメント瓦
セメント瓦は名前通りセメントを主原料として製造されています(*^^)v
セメント瓦と陶器瓦の大きな違いとしては塗装が必要であり、定期的な塗り替えを行って耐久性や防水性を維持します!
塗装を怠ると外観だけでなく、強度も低下してしまう可能性があるんです(><)
セメントをベースとした屋根材だったため、陶器瓦と比較するとかなり安価で瓦屋根の雰囲気を出すことができました。
そのため人気が高かったのですが、やはり定期的に塗装が必要になる点などから徐々に人気が衰退し、現在では流通していない屋根材でもあります(><)
修理で差し替える瓦なども中々手に入りませんので、今後のメンテナンスとしては屋根葺き替えがオススメです!
瓦屋根の耐震性について
最近では軽量で頑丈な金属屋根の台頭により、瓦屋根の耐震性について問題視するような意見も出てきています。
確かに瓦屋根は屋根材の中でも最も重い部類となる為、スレートやガルバリウム鋼板屋根などにはどうしても耐震性が劣ってしまうのは事実です。
もちろん、基本的に耐震基準が更新されてからは瓦屋根を載せても問題ないような強度でお住いが建てられてはいますが、築年数を重ねると不安にもなってきますよね(-_-;
もしくは、瓦屋根で雨漏りが発生しリフォームを行う際に、せっかくだからと軽量な金属屋根に葺き替える方も多くいらっしゃいます(^▽^)/
私たち街の屋根やさんでは、お客様のご要望にできるだけ沿えるよう、しっかりと必要な工事について調査・ご提案させていただきます(*^^)v
参考費用として、屋根葺き替え工事は税込1,097,800円~2,200,000円となっております。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
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