屋根を支えている重要な「垂木」が傷んでいた場合の補修方法は?交換の必要性や「抱かせ」について
更新日:2024年03月03日
屋根を構成する主な要素として屋根材・棟板金・防水シート・野地板などが挙げられますが、それらを全て支えている垂木についてご存知でしょうか。
かなり重要な役割を果たしている垂木ですが、傷んでいれば屋根材や野地板と同様にメンテナンスを行う必要があります!
垂木の補修費用は屋根リフォームにも関わってくる部分ですので、垂木の重要な役割や補修方法について、本記事でぜひご確認ください(*^^)v
屋根を支える垂木の重要な間隔とは?
垂木は屋根の斜面を支える重要な部分であり、野地板を支える役割を担っています!
一般的には棟から軒にかけて設置され、垂木間隔は455mmです。
どのお住いでも間隔が統一されていることで、屋根のメンテナンス時に垂木を目視しなくとも位置が分かり、屋根材の固定などに利用できるんです(*^^)v
特に屋根カバー工法では既存屋根の上から施工を行うため、見えない垂木の位置を推測できる唯一の手掛かりが455㎜の間隔となります。
知識のない業者ですと位置を気にせずに屋根材へ釘やビスを打ち、垂木に通さず固定するケースがございます(--;
野地板のみに釘を打つと垂木へ固定するよりも悪天候時のリスクが高まりますので、施工をする上では重要な間隔なんです(^-)-☆
◆垂木は乗せる屋根材などでサイズが変わる
垂木は屋根材によってサイズが決まっており、屋根材を固定する際にはビスや釘を使用します!
簡単に言ってしまえば、重量のある和瓦などの屋根材であれば垂木を太くする必要があり、反対にガルバリウム鋼板を始めとした軽量な金属屋根材では細い垂木が使用されます。
その差は、重い屋根材の場合の幅が6㎝に対し、軽い屋根材へ使用する垂木は幅が4.5㎝程です。
ですので、重い屋根材→軽い屋根材への葺き替えは可能ですが、逆は構造部が重い屋根材を想定した設計になっていないため難しいんです(>_<)
垂木が傷んでいたらどうすればいいの?
垂木の補修方法には、主に交換や「抱かせ」と呼ばれる方法があります。
交換方法は劣化や損傷した垂木を撤去し、新しい垂木に取り替えることです!
これによって、屋根を支える重要部分を強化することができますので、屋根全体の耐久性向上に繋がります!
一方、「抱かせ」とは新しい垂木を既存の垂木に添え木して固定する方法です。
この方法は垂木の一部が劣化している場合や、全体を交換するほどの大規模な修理が必要でない場合に適していますね(*^^)v
垂木のメンテナンスは屋根葺き替え工事(参考費用:税込1,097,800円~)にて実施します!
◆まとめ
垂木の補修方法を選択する際には、専門家のアドバイスを仰ぐことが重要です。
適切な補修方法を選んで、屋根の安全性と耐久性を確保しましょう。
私たち街の屋根やさんでは屋根上だけではなく、垂木を直接目視することができる小屋裏などの点検も無料で行っています(^▽^)/
垂木は屋根の安定性に大きく影響するため、定期的な点検や補修が重要ですのでぜひ無料点検をご活用ください!
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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