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屋根点検の訪問営業はどう対処するべき?知っておきたい詐欺の手口や信頼できる業者の選び方

更新日:2024年04月04日

 近年増加の一途を辿っているのが悪徳業者による訪問営業での詐欺被害です(-_-;

 特に台風後などに増える訪問業者の悪徳な手口は、知っているかどうかで対策が大きく変わってきます!

 本記事では、有効的な断り方や詐欺の手口例などを詳細にご紹介いたしますので、対策としてお役立ちいただければと思います(*^^)v

屋根の訪問業者への対処法

1. 屋根修理の飛び込み営業による詐欺とはどんなもの?

屋根の悪質な飛び込み営業とは

 屋根修理での飛び込み営業による詐欺の手口は、消費者の不安を利用したものです(-_-;

 

 例えば台風や地震などの自然災害が起きた後に、被害にあった家庭を狙って高額な修理を持ちかける手法があります。

ある日突然やってくる訪問業者

 これらの業者は災害の混乱を利用して、適正価格よりも高額な請求を行うことが多いです(>_<)

 また、消費者側が自身で屋根の状態を確認するのは難しいため、それにつけこむように業者が不必要な修理を提案するケースもあったりします。

 これらの業者は訪問時に無料で屋根を点検すると称し、屋根にあがって破損をでっち上げることがあります!

 屋根に上っている間に故意に瓦や棟板金を壊し、その修理が必要であると主張するのです(>_<)

 他にも、火災保険を利用して修理費用を賄うことを提案し、保険金詐欺に加担させるケースも報告されています。

トラブルに巻き込まれないための対策

 このようなトラブルを防ぐためには、まず飛び込み営業には基本的に応じないことが重要です(^▽^)/

 もし飛び込み営業の業者が訪問してきた場合は、きっぱりと断る勇気を持つ必要があります。

信頼できる業者選びが大切

 

 また、屋根の修理や点検が本当に必要か疑問を感じた場合は、信頼できる業者に相談することが大切です。

 地域の信頼できる業者や知り合いの紹介を通じて、ご自宅の屋根に指摘されたような不具合が発生していないか点検を受けることをお勧めします。

 さらに、訪問時に契約をしてしまった後でも対策は可能です(*^^)v

 後述でもご紹介しますが、クーリングオフ制度を利用することで契約をキャンセルすることが出来ますので、いざという時にはしっかり活用しましょう(^▽^)/

2. 悪質業者の訪問時の典型例

悪質訪問営業の典型的な手口

 屋根の訪問営業における悪質な業者の手口は多岐にわたりますが、やはり共通しているのは相手の不安につけこむという点です(-_-;

 

 これらの業者は基本的に「近くで工事をしている」「屋根が割れている」「すぐに修理しないと雨漏りする」などと続けていき、消費者に不安を煽ります。

 実際には近くで工事をしていないケースが多く、屋根の破損や劣化をでっち上げて工事を迫ることが一般的です(>_<)

 

 特に大きな地震や台風後に悪質な訪問営業が急増する傾向があり、被害家庭に高額な請求をするケースが報告されています。

台風後などに増える訪問詐欺

 これらの業者は無料点検を口実に訪問し、屋根を意図的に破損させることもあります。

 また、火災保険の利用を過剰にアピールし、結果として消費者に高額な負担を強いることもあるのです(-_-;

3. 悪質な屋根修理の飛び込み営業の見分け方

怪しいと思える4つのポイント

 屋根修理の飛び込み営業には、消費者を欺く様々な悪質な手口が存在します。

 これらの手口はしばしば不安を煽り、消費者を不利な立場に置くことを目的としています(>_<)

 では、どのような点から訪問業者が怪しいかどうかを考えれば良いのでしょうか?

 こちらで確認してみましょう(^▽^)/

 

不安を煽る:消費者に対して屋根の緊急性を強調し、不安を煽る手口です(-_-;

 例えば「すぐに修理をしないと屋根が崩れる」「雨漏りする可能性が高い」というように、根拠のない主張で恐怖を植え付けます。

 相手がプロかもしれないと思うと信じてしまいそうになりますが、一度冷静になって別業者へ再度点検を依頼することが必要です(^▽^)/

 

②火災保険の利用を勧める:消費者に対し、火災保険を利用すれば0円で修理が可能と誤解させるパターンです。

 症状によっては保険の適用が認められない場合などもある為、実際には工事金額を請求させるようになったというケースが存在します(-_-;

年々増えている被害

 

③その場で高額な見積りを提示する:初めは「無料で屋根を診断する」と偽って、実際には高額な修理を迫る手口です(>_<)

 屋根に上った後、実際には存在しない問題を指摘して高額な修理の必要性を主張します。

 ただ、基本的に工事料金が高いのか安いのかは知識が無ければ判断が難しいポイントです(-_-;

 そのため、直ぐにその場で契約せず、相見積もりを取って金額を比較するようにすると正当な相場や費用が判断しやすくなります(*^^)v

 

相見積もりを取ることが有効

④大幅値引きを提示する: 無理に契約を取り付けるために、大幅な値引きを提示する手口です。

 しかし、これは元々高額な見積もりを出していることが多く、実際には市場価格より高いことが多いです(-_-;

 前述でもご説明しましたが、適切な料金かどうかは相見積もりやネット検索による比較で確認が可能ですので、そのあとでの契約を行うようにしてくださいね(^▽^)/

明らかに怪しい値引き

飛び込み営業を見分ける方法

 悪質な飛び込み営業から身を守るためには、以下のような方法が有効です。

 

◆地面から本当に屋根上が見えたのか重視する

 屋根の不具合を指摘してくる業者は、実際には何も見ていない状態で訪問してきている事があります。

 例えばご自宅の棟板金の捲れを、辺りを歩いていて本当に確認できたのか疑問に思う場合には、その場で屋根に上がらせずに引き取ってもらうようにしましょう(^▽^)/

 

◆近所で工事をしているか確かめる。

 上記の方法とは違い「近所の工事中の屋根上から確認できた」などと言われると、信じ易くなってしまいませんか?

 ただ、街の屋根やさんでご相談いただくケースでは、近くで工事などしていなかったという場合もかなりあります(-_-;

 一度近所で工事中の場所が無いかを確認してみることも、対策の一つになるでしょう!

 

◆相見積もりの取得

 本記事でも何度かご紹介しましたが、複数の業者から見積もりを取得し、比較検討することが重要です!

 

 悪質な屋根修理の飛び込み営業に対しては、冷静な判断を心掛けることが重要です。

 自宅の屋根に関する疑問や不安があれば、信頼できる専門業者に相談することをお勧めします。

→相見積もりのメリットなどを詳細にご説明いたします。

4. 点検商法によるトラブル

 近年問題になっている点検商法は「屋根瓦がずれているため点検してあげる」であったり、「屋根の板金が浮いているみたいなので屋根上に上って点検します」と持ちかけ、点検後に不安を煽って工事の契約をする手口です(-_-;

 大きな問題点としては、何も問題が無かった状態の屋根に手を加えられ、故意に壊されてしまう可能性がある事です(>_<)

 基本的に屋根に上るという行為は高所での作業となる為、お客様自身では行えませんし、怪我を防ぐためにも専門業者に点検をお任せするべきです。

 ただ、逆に言えば屋根上では何をされても目撃することが出来ないため、修理の必要性を作る為に屋根を壊される可能性があるのです(T_T)

 実際に、この後ご紹介する施工事例のお住いでは、棟板金に自然的な破損では発生しない折り目があったため、訪問業者によって破壊されたことが発覚しました。

 信頼できるかどうかは置いておいても、屋根上の作業は基本的に業者に任せるしかありません。

 ですが、その場で断っても上ろうと迫ってくる業者は怪しいと判断し、断ることをおすすめします!

 

 消費者は突然訪問してきた業者に安易に屋根上を点検をさせない、急いで契約をしない、そして不安を感じたらすぐに消費生活センターや専門機関に相談することが重要となります(^▽^)/

→点検商法についての注意点はこちらから!

5. 訪問業者に捲られた痕跡のある棟板金を交換した施工事例

◆品川区荏原で訪問業者の指摘をきっかけに屋根調査をご依頼頂きました。

屋根工事をご依頼いただいたお客様

 訪問業者に突然屋根の傷みを指摘され、上らせて点検をさせてしまったというお悩みのご連絡をいただき、調査にお伺いさせていただいたことが工事のきっかけとなりました。

 どうやらその場でお見積もりを出されて契約を迫られたようなのですが、金額が適正なものなのかどうかを調べたいとのことで、別業者による調査をご希望されておりました。

 さっそく調査に伺ってみると、棟板金に自然被害ではつかない折り目がついていたため、訪問業者が点検時に工具などであえて捲った可能性がありました(-_-;

通常ではつかない折り目

 そもそも今回のお住いは3階建てであり、地上から屋根の傷みに気が付くことは不可能な状況です。

 お客様も一連の流れが不審に思われ、ネットで点検をお願いできそうな別業者を探していたようです(>_<)

 手を入れて簡単に板金が浮くような状態では今後の台風などで飛散し、雨漏りのリスクも高いままとなってしまいますので、棟板金交換工事をご依頼いただきました!

◆施工開始

棟板金の撤去

 屋根裏に熱が籠らないように設置された換気棟や、その他の板金を下地の貫板ごと撤去していきます。

 そして新しい棟板金を固定するための貫板には、樹脂製の物を使用いたしました!

 樹脂製の貫板であればこれまでの木製よりも湿気や雨水に強く、腐食も起きないため固定力を増してくれます(^▽^)/

樹脂製貫板
新しい棟板金

 新しい棟板金には、これまでと同様にガルバリウム鋼板製のものを用意して取り付けました(^▽^)/

 複数枚の棟板金を繋げるため、継ぎ目から雨水が浸入しないようにシーリングで防水処理もしっかりと行います!

 今回は棟板金交換に合わせ、屋根塗装もメンテナンスとしてご依頼いただきました。

 足場を組むためには費用が掛かりますので、お住いのメンテナンスは同時に行ってしまうことがお得になります(*^^)v

棟板金交換工事が完了

 工事が終わり、ご相談時のお客様のご不安も解消することが出来ました!

 棟板金交換工事は20mで税込154,000円~(樹脂製貫板使用)が参考的な費用となっております!

→詳しい点検時の様子や工事の説明はこちらからご覧いただけます!

6. 屋根工事訪問販売の断り方とクーリングオフについて

屋根工事の訪問販売の断り方

 屋根工事の訪問販売に遭遇した際、適切な断り方を知っておくことは非常に重要です。

 訪問販売員は巧みな話術で契約を迫ってくることがありますが、明確な拒絶の意思を示すことが効果的です。

 例えば「知り合いの屋根業者さんに頼んでいます」と、別に頼る場所があることを伝えると断りやすいです。

 「以前屋根工事をしてもらった業者に一度相談します」というのも効果的でしょう(^▽^)/

 その他にも、「家族と相談したいので、後日決めます」といった方法で、その場での契約を避けることができます。

クーリングオフの手続き方法

 万が一屋根工事の訪問販売で契約してしまった場合、クーリングオフ制度を利用して契約解除することが可能です(^▽^)/

 クーリングオフは契約日から8日以内に行う必要があり、書面での通知が必要です!

 契約解除の意思を明記した書面を作成し、特定記録郵便や簡易書留で業者に送付します。

 この際、送付する書面のコピーを取っておくことが重要です。

 契約書面に不備がある場合、クーリングオフの期間は延長されます。

 

 不安がある場合や手続き方法についての質問がある場合は、消費者センターに相談すると良いでしょう!

 消費者ホットライン「188」を利用すると、最寄りの消費生活センターを案内してもらえます(^▽^)/

7. 屋根工事の点検商法の増加と対応策

点検商法に対する相談窓口

 このようなトラブルに対応するため、まず重要なのは突然の訪問に対して、安易に点検を許可しないことです!

 屋根の状態に不安がある場合は、信頼できる専門業者を探して相談してみましょう(^▽^)/

 また、屋根工事の契約は、急いで決定せずに十分な検討を行うことが重要です。

 業者選びであれば、過去の施工事例や点検時の様子を掲載したブログを見てみることもオススメです!

 

信頼できる業者選びを!

 街の屋根やさんでは訪問業者に指摘された不具合について、実際に調査を行いお客様から頂いたアンケートなどもご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみていただけますと幸いです(*^^)v

◆相談窓口の利用もオススメです

 消費者ホットライン「188」など、訪問業者へのトラブルについては様々な相談窓口が設けられています。

 身近な人がトラブルに遭っている可能性がある場合は、早急に相談することが勧められます!

 周囲のサポートにより、不必要な屋根工事や不当な請求から守られることが期待されます(^▽^)/

 また、前述したようにクーリング・オフ制度を利用して契約を解除する方法もあります

 このように、点検商法によるトラブルには適切な対策を知っているかどうかも重要です。

 実際に遭遇した場合には落ち着いて対応出来るように準備しておきましょう!

点検はお任せください!

 

 私たち街の屋根やさんでは、指摘された不具合の確認のための点検などももちろん歓迎ですので、ぜひお気軽にご相談くださいね(*^^)v

 最後までお読みいただき、ありがとうございました!

この記事の監修者

富田 功義

▼保有資格
2級建築施工管理技士・雨漏り診断士・一般建築物石綿含有建材調査者

20,000棟以上の施工実績を持つ『街の屋根やさん』多摩川支店の支店長。
赤外線カメラを使用した雨漏り調査など、幅広いお悩み事に対応可能なリフォームアドバイザー。

 記事内に記載されている金額は2024年04月04日時点での費用となります。
 街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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