
HOME > ブログ > 足立区の棟板金調査釘浮きと不適切な処置
更新日:2016年8月18日
本日は、足立区に棟板金の調査にお伺いいたしました。築20年が経過し定期的の塗装は行っているが屋根材の状態が気になるとの事でお問い合わせをいただき調査にお伺いいたしました。
それでは調査に入ります。屋根材は化粧スレートです。前回の屋根塗装から5年が経過しているそうです。塗膜の剥がれや化粧スレートに割れなどはない状態ですが、棟板金に釘浮きが全体に起きています。棟板金は屋根上部に設置されている為風の影響を受けやすく、風によって棟板金が煽られ釘浮きが起きてしまいます。釘浮きの影響により、棟板金が煽られやすくなり雨水が吹込みやすくなり、更に浮いた釘から雨水が伝い、棟板金内部に設置されている貫板が雨水によって劣化が早まり固定強打が下がり棟板金が飛散しやすくなってしまいます。棟板金は屋根の上部から雨水の浸水を防ぐ重要な役割がありますので、飛散してしまう雨漏りへと繋がる原因になりますので早期工事が必要です。
調査を続けます。棟板金の隙間にコーキングが充填されてしまっています。この処置は不適切です。前回塗装を行った業者が隙間おおきく出てしまっている為、コーキングを充填し隙間を埋めた物です。この状態では、棟板金上部から吹き込んだ雨水はコーキングによって隙間が埋められてしまっている影響で排水されませんので、貫板が腐食してしまっている可能性があります。隙間があいているからコーキングで塞げば大丈夫とはなりません。浸水してしまった雨水を排水する為に屋根の各所には適度な隙間があります。排水用の隙間を埋めてしまった場合、雨水は排水されず内部に滞留してしまう為貫板が腐食しやすくなってしまいます。
お客様の状況をご報告いたしました。工事として、棟板金・貫板をすべて撤去し新しく棟板金を設置する棟板金交換工事をご提案いたしました。これから台風シーズンになります。被害が出てしまう前の早期工事が必要です。早期お見積りを作成しお客様とお話しを進めていきたいと思います。
屋根調査・棟板金交換工事のご相談は、街の屋根やさん0120-989-936にお問い合わせください。調査・お見積りは無料です。お気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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