
HOME > ブログ > 江戸川区のスズメはS型瓦の隙間が巣作りの場所でした
更新日:2021年05月13日
スズメはもっとも人に近い所で生活をしている野鳥ではないでしょうか。田畑や森林が少なくなり人家に巣を作ることがとても多くなり困惑しているお客様からの相談が増えています。江戸川区のお客様もそのようなお悩みを抱えていらっしゃるようです。特に掃除洗濯を多く行われる主婦の皆様は本当にお困りの様子です。また鳴き声で安眠妨害をされることも多くなる時期です。本日も瓦屋根のお客様の元へスズメ対策の調査に伺いました。通常多いのがケラバ部分の隙間に巣を作るのですが本日のスズメは非常に賢く、屋根の瓦と雨押え板金戸の隙間に巣を造っていました。ケラバ部分にもいくつかは作っていそうでしたが圧倒的に雨押え板金の中に巣を作っていて、その数はなんと7個!屋根と壁の取り合い部分ですので水の流れを考慮しつつ有効な対策を考えていきます。現在候補として検討しているのは、細かい目のステンメッシュを瓦の隙間と板金の間に入れる工事、ケラバ部分の防スズメ対策と同様に南蛮漆喰での工事、ケミカル面戸を加工して入口を作らない工事ですがこれはスズメのくちばしで穴を開けられそうなため候補からは外れそうです。スズメと屋根屋の全面対決の火蓋が切って落とされようとしています。
藁が見えていると思って、引っ張って見たら瓦三枚分ほどの長さでつながって出てきたスズメの巣です。こんなところに巣を作るとはなかなか賢いようです。
どのような場所かというと、棟違いの屋根の下側で壁と屋根の取り合い部分の雨押え板金のところです。こんなところから?と思われるかもしれませんが瓦の凹部と板金にできる隙間から入り込んだようです。
入り込んでしまえば、そこはスズメにとってパラダイスかもしれません。縦長ですが自由に行き来できるスペースがあり雨にも当たりにくい。外敵からも身を隠せる、通常のケラバに巣を作る時と同じ理屈ですね。
構造上、壁と屋根の取り合いは丁度凹部が壁際に来るようになってしまいます。指差している凹み部分が空間となっているわけです。現在の状態からこの板金を外して内部を加工してから板金を戻すには壁のサイディングを剥がさないとできません。しかし雨仕舞の関係があるので単純に完全に塞ぐわけにもいかないという人間を嘲笑うような所をよく見つけたものです。
この場所は雨樋にまではみ出すほど大胆に巣を作っています。人目をはばからず、全く大胆なスズメです。我々もこの挑戦には受けて立ちます。ケラバ部分は隙間は有りますがビスで侵入防止対策を行ってありました。このような対策がされているところは巣を作られている様子は有りませんでした。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
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