板橋区蓮根にて棟板金を固定する釘の浮きや抜けがあったため、棟板金交換工事を行いました。
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:田中
板橋区蓮根のH様邸にて行った棟板金交換工事のご様子をご紹介致します。「近くで工事をしているという業者に棟板金を指摘され、屋根に上らせてしまいお見積りを貰ったが値段が高く、詐欺の可能性があると思ったので調査をお願いしたい。」とのご依頼を受け調査に伺ったところ、棟板金を留める釘の抜けや、釘が浮いてきている箇所がありました。釘の抜けや、釘の浮きが起きてしまうと、隙間から雨水が浸入してしまい、棟板金内部の貫板という木材が水を吸収し、腐食してしまいます。また、他の業者が棟板金内部の貫板を見る際に、棟板金をバールのようなもので持ち上げて確認をしたらしく、その際に棟板金と屋根材の間に大きな隙間が出来てしまいました。棟板金と屋根の間に大きく隙間ができてしまうと、棟板金を留める釘と同様に隙間から雨水が浸入してしまい、貫板が腐食する原因になってしまいます。隙間が大きくできてしまった部分は他の業者が養生テープで補強をしていましたが、テープをしただけではすぐに剥がれてしまいますし、雨水の浸入を防ぐことはできません。
新規棟板金は樹脂製の貫板を使用するため、腐食の心配が無いため施工後は安心して住むことが出来ます。また、棟板金交換工事をするうえで、屋根の勾配によっては足場の仮設が必要になるためご了承下さい。
新規棟板金は樹脂製の貫板を使用するため、腐食の心配が無いため施工後は安心して住むことが出来ます。また、棟板金交換工事をするうえで、屋根の勾配によっては足場の仮設が必要になるためご了承下さい。
担当:田中
- 【工事内容】
- 棟板金交換
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 3日間 足場仮設・撤去工事含む
- 築年数
- 25年程
- 平米数
- 棟13.5m
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせください
- お施主様
- H様邸
- 保証年数
- 1年
- 【工事内容】
- 棟板金交換
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- GL鋼板 樹脂製貫板
- 施工期間
- 3日間 足場仮設・撤去工事含む
- 築年数
- 25年程
- 平米数
- 棟13.5m
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせください
- お施主様
- H様邸
- 保証年数
- 1年
調査の様子
屋根に上り調査を進めていくと、棟板金を固定する釘の浮きが多数見られました。この釘が浮いてきてしまうと釘穴の隙間から雨水が浸入し、棟板金内部の貫板という木材が雨水を吸収してしまうので貫板が腐り、雨漏りの原因となってしまいます。
棟板金が養生テープで補強されていました
棟板金の一部が養生テープで補強されていました。前述にもある通り、他の業者が棟板金内部の貫板を確認する際にバール等で棟板金を持ち上げてしまったらしく、棟板金と屋根の間に大きな隙間が出来てしまいました。こちらも棟板金を固定する釘と同様に、隙間から雨水が浸入し貫板が腐る原因となります。養生テープで補強をしても雨水の浸入を完全に防ぐことはできませんし、固定力が弱いため時間が経つと剥がれてしまいます。また、棟板金を固定する釘が抜けている箇所がありました。こちらも他の業者が貫板の状態を確認する際に外してしまったのだと考えられます。屋根の上はお客様が確認することが難しいので、工事の契約を取るためにこのようなことをする業者が居ます。飛び込み業者から屋根の異常を指摘されても屋根には上げないようにしましょう。
調査の報告をH様にしたところ、この際に樹脂製の貫板を使った棟板金に交換したいとのことだったので、棟板金交換工事のご依頼を頂きました。樹脂製の貫板は水分を吸収しないため、木製の貫板のように雨水の影響で腐ることはありません。
棟板金交換工事の費用につきましては棟の長さが20m程ですと¥154,000(税込み)が料金の目安となっております。使用する材料や棟の長さにより料金が変動致しますので詳しくは私たち街の屋根やさんまでお気軽にお問い合わせください。
施工の様子
まずは既存の棟板金を撤去します。撤去の際は専用のバール等の工具を用いて行います。撤去を行う際に屋根材が割れてしまう可能性があるため慎重に作業を行います。
既存の棟板金の撤去が完了致しました。棟板金を撤去したことにより、既存の貫板が見えるようになりましたが、貫板が全体的に腐食しているのが分かります。貫板が腐食すると棟板金を固定する釘が留まらなくなるため、強風などの際に棟板金が外れてしまう可能性があります。よってメンテナンスのタイミングとしては最適だったと言えます。
貫板撤去の様子です。こちらもバール等の工具を用いて撤去を行っていきます。貫板撤去の際も棟板金の撤去と同様に屋根材が割れないように慎重に作業をします。
貫板の撤去が終わりました。撤去の際に既存の貫板を固定していた釘や貫板の破片が出るため、清掃を行ってから次の工程に進みます。
新規貫板の取り付け
新規貫板設置の様子です。貫板を棟の長さにカットして取り付けを行います。既存の貫板は木製のものでしたが、新規貫板は樹脂製のものであり、水分を吸収しないためとても腐りにくいです。木製の貫板の耐用年数は10~15年ですが、樹脂製の貫板は25年~30年程の耐用年数があります。
貫板の取り付けが完了致しました。貫板の取り付けにはSUSビスを使用致しました。SUSビスはステンレス製で錆に強く、固定する力も強いので耐久性に優れています。
新規棟板金の取り付け
新規棟板金はガルバリウム鋼板製の物を使用致します。ガルバリウム鋼板は耐久性が非常に高く錆びにくい板金となっております。棟板金の取り付けも、貫板と同様に、SUSビスを使用して取り付けを行います。SUSビスはねじ込み式になりますので釘よりも外れにくく、強風などの影響を受けにくくなっております。
繋ぎ目のコーキング処理
棟板金の取り付けが完了しましたら、繋ぎ目の隙間をコーキングで埋める作業になります。余計な場所にコーキングが付かないよう、マスキングテープで養生を行ってからコーキング処理を行います。
このコーキング処理が甘く、繋ぎ目の隙間が空いたままだと雨水が浸入し雨漏りの原因になってしまうため隙間が空いていないか最後に何度も確認を致します。
棟板金交換工事が完了致しました!
棟板金交換工事が完了致しました。貫板は樹脂製のものを使用し、棟板金はガルバリウム鋼板製を使用しておりますので、雨や風の影響を受けにくいとても耐久性の高い棟板金になりました。希望通りの工事が出来たとお客様も大変満足されていました。
記事内に記載されている金額は2023年09月07日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
工事を行なったH様のご感想をご紹介いたします
H様のアンケート
【工事前】
- Q2.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
- スレート屋根の棟板金の浮き
- Q3.弊社をどのように探しましたか?
- インターネットのホームページ。
- Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
- はい。棟板金の交換費用。(修理、見積額)
- Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
- 修理費、見積額。貫板が樹脂であったことと、棟板金とのセットだったこと。
- Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
- 親切、丁ねいで説明してくれたこと。
【工事後】
- Q2.当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
- 希望どうりの交換修理ができることを期待しました。
- Q3.弊社にご依頼いただく際に他社と比較しました方はどこの会社と比較しましたか?
- 特になし。
- Q4.弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
- 棟板板金の交換費用と見積額です
- Q5.工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです。
- 工事期間が順調にいったことです。
- Q6.街の屋根やさんを他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
- 親切、丁ねいで屋根の構造もくわしく説明してくれました。
H様のアンケートを詳しく見る→
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