
HOME > 施工事例 > 中野区上鷺宮にて雹災を受けた波板を火災保険の申請を行い交換い.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:木下
担当:木下
中野区上鷺宮にて7月の雹で波板に穴が空きそこから雨漏りを起こしているとのご依頼をいただいたことが工事のきっかけでした。
雹は6~9月に起きる自然現象で、高さのある雲の中で空気中の水蒸気が冷やされ凝縮し氷のつぶとして落ちてきてしまうというものです。大きいものでは1cm程の大きさの氷が空から降ってくるわけですから、ガラス割れや車のボンネットの凹みなどが生じます。当然劣化した波板などは穴が空いてしまうのです。
重ねて既存の波板は塩化ビニル製のものでした。塩化ビニルは昔から使用されている部材で、製造するときに可塑剤を混ぜることによって柔軟性を持たせています。しかしながら、経年劣化とともに可塑剤が抜けてきて硬化していきます。硬化した塩化ビニルは少しの衝撃で割れたりするようになってしまいます。
調査の時点で穴あきと割れが生じている部分が多数見られました。
お客さまとも相談して直接建物内に絡んでいる部分のみ交換する方向で工事を行うことになりました。
工事中の様子をお届けします。
まずは既存の波板を撤去していったのですが、いざ撤去を行うと波板を固定していた横桟が腐食してしまっていることが判明しました。このまま波板を固定することは不可能でしたのでお客さまに相談させていただき追加で横桟の交換を行うことになりました。
このように工事中にやむを得ず工事内容の変更・追加が発生してしまう場合があります。その際にはいったん工事を中断しお客様にご相談させていただきます事あらかじめお含みおきいただけますと幸いです。
防水紙には昔ながらのトントン葺きが使用されておりました。今回の雨漏りの原因が波板に穴が空いてしまったことが原因なのは確認済みなので今回はこのまま波板の設置を行っていきます。
使用しました波板はタキロンシーアイのポリカナミイタ(ブロンズ)です。ポリカーボネート製の波板で耐衝撃性はピカ一です。
新規の横桟も防腐処理をしたものを使用しました。ピンクがかった色をした木材は防腐剤が塗布されている証拠です。
横桟の交換を行い波板の設置を行っていきます。建物の正面と裏面の2箇所の施工でしたので手分けして作業を行っていきました。
建物の正面の横桟は軒先の部分のみ腐食がひどかったのでそこだけ交換することにしました。
軒先は雨風が吹き込みやすい部分なので腐食が進みやすい箇所になります。これは波板のみならずお家の屋根でも言えることなので注意しましょう。
工事が終了しました。工事日当日は午前中に雨がぱらついておりましたのでお昼まで様子見をした関係上、あたりが暗くなってくるまで作業が架かってしまいましたが、職人さんがテキパキと行ってくれましたので問題なく作業を終えることができました。
後日明るい時間帯に仕上がりの確認にお伺いいたしました。
壁周りの納めもしっかりと行わせていただき、お客様も仕上がりに満足なされておりました。
今回のように自然災害によって受けた被害は火災保険の申請を行うことができます。申請に必用なお見積り、調査写真などは無料でお手伝いさせていただいております。お困りの際はお気軽にお問い合わせください。
私達、街の屋根やさんでは新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてマスクの着用を徹底しております。安全にしっかりと留意して作業も行わせていただいておりますので安心してご相談ください。
記事内に記載されている金額は2021年11月05日時点での費用となります。【工事前】
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その他の工事
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