港区三田で瓦屋根からコロニアルへ葺き替え工事。調査から施工までの流れをご紹介
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:富田
港区三田で瓦屋根からコロニアルへの葺き替え工事をおこないました。
工事を行ったのは玄関上の下屋部分で、2階の屋根は以前に葺き替え工事を行ったそうです。
今回お問合せいただいたのは、玄関の天井部分に雨漏りしているという事で調査にお伺いいたしました。
瓦葺き屋根は一見問題なさそうですが、これは陶器瓦自体が何十年も持つ材料であるからで、実際には適切なメンテナンスを定期的に行う必要があります。
瓦屋根から軽量なコロニアルへの葺き替え工事をすることによって、下地の合板や防水紙を一新して雨漏りを解消しつつ、耐震性にも優れた屋根材と施工をさせていただきました。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒を徹底しておりますので、安心して工事をお任せください。
工事を行ったのは玄関上の下屋部分で、2階の屋根は以前に葺き替え工事を行ったそうです。
今回お問合せいただいたのは、玄関の天井部分に雨漏りしているという事で調査にお伺いいたしました。
瓦葺き屋根は一見問題なさそうですが、これは陶器瓦自体が何十年も持つ材料であるからで、実際には適切なメンテナンスを定期的に行う必要があります。
瓦屋根から軽量なコロニアルへの葺き替え工事をすることによって、下地の合板や防水紙を一新して雨漏りを解消しつつ、耐震性にも優れた屋根材と施工をさせていただきました。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒を徹底しておりますので、安心して工事をお任せください。
担当:富田
- 【工事内容】
- 屋根葺き替え 雨漏り修理
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 5日間(足場含む)
- 築年数
- 35年
- 平米数
- 14㎡
- 施工金額
- 詳しくはお問合せください
- お施主様
- F様邸
- 保証年数
- 8年間
- 【工事内容】
- 屋根葺き替え 雨漏り修理
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- コロニアルクアッド
- 施工期間
- 5日間(足場含む)
- 築年数
- 35年
- 平米数
- 14㎡
- 施工金額
- 詳しくはお問合せください
- お施主様
- F様邸
- 保証年数
- 8年間
瓦屋根のメンテナンス方法
漆喰工事について
屋根のメンテナンス方法としては主に漆喰(しっくい)工事と下地の工事が挙げられます。
棟瓦を積む際には土を土台にするのですが、土が雨で削られないようにするために漆喰を詰めることで土を保護しています。
しかし、経年によって漆喰がひび割れたり剥がれたりしてしまうので、定期的に漆喰の詰め直し工事が必要になります。
その際には、古い漆喰の上に新しい漆喰を詰めるのではなく、必ず古い漆喰をはがしてから工事をおこないます。
見た目には不具合がないように見えても実際には土から浮いていることもありますし、漆喰が棟瓦の外側に寄りすぎてしまうと内側に雨水を呼び込む様になってしまうために、適切な漆喰工事が必要になります。
葺き替え工事と葺き直し工事
もう一つは下地の工事です。
瓦自体は長持ちしますが下地の防水紙(ルーフィング)や瓦をひっかける瓦桟は劣化が進んでしまいます(+_+)
今回の雨漏りの原因も下地の劣化によるもので、一部瓦がずれているところもありました。
この様な状態の場合のメンテナンス方法は2種類あります。瓦を再利用して下地を直す葺き直し工事か、全く別の屋根材に変える葺き替え工事です。
今回は2階の屋根がコロニアルであったことから、瓦屋根からコロニアルへの葺き替え工事を行うことになりました。
コロニアルとは
屋根材には様々な種類があり、現在の日本では瓦やスレート、金属屋根などが主流となっています(^_^)/
コロニアルというのは実はこれら屋根材の分類ではなく、「スレート」屋根材の中の「商品」の一つです。
ケイミュー株式会社より販売がされており、スレートの中で高いシェア率を誇っていたためスレートの別名として使用されるようになりました。
コロニアル(スレート)は比較的安価かつ軽量で、デザインも豊富であるため人気の高い屋根材です。
耐用年数は30年前後となりますが、軽量なコロニアルを使用することでお住まいの負担が軽減され、耐震性が向上するというメリットがあります。
瓦屋根と異なる点としては塗装によるメンテナンスが必要な点です。
コロニアルは雨水を吸収すると割れや反りなどを起こすようになりますが、塗装によって表面を保護してあげることでこれらのリスクを低減することができますよ(^_^)/
雨漏りの原因調査
雨漏りでお困りになっているという事で状況を確認したところ、木目の天井に雨染みが出来ていました。
雨漏りしているのは玄関を入ったところの天井で、この上は屋根になっています。
建物は2階建てで、2階部分は以前に瓦からコロニアルへ葺き替え工事をおこなったそうで、そちらは雨漏りの症状は出ていません。
玄関上は瓦葺き屋根になっていて一部瓦がずれているところがありましたが、全体的にはひどい状態には見えません。
しかし、陶器瓦が葺かれている瓦屋根は瓦自体は非常に長持ちする耐久性の高い屋根材ですが、経年によって劣化する部分は他にもあります。
瓦屋根で劣化するのは漆喰(しっくい)と下葺き(防水紙・ルーフィング)です。
漆喰には剥がれは見られませんが、屋根の側面ケラバ側の瓦がずれています。
こちらの陶器瓦は瓦桟に引っ掛けて葺いているのですが、強風などによって外れてしまうこともあります。
下地の劣化が原因のこともありますので、瓦をはがして下地の状態を確認します。
劣化した下地
瓦を剥がすと下葺きが見えます。
とんとんという薄く裂いた木を編み合わせた物が下葺きに使用されています。
古い瓦屋根などには下葺きとして使用されていることがありますが、敬遠によって劣化してしまうので割れたり避けたりして穴が開いてしまいます。
とんとんの下は野地板になっていますので、とんとんが劣化するとすぐに雨漏りにつながってしまうことになります。
瓦をひっかけて葺いていく瓦桟は、屋根の流れ方向に対して垂直に固定しますので、雨水の流れを阻害したりゴミやほこりが堆積してしまう事があります。
今回雨漏りしている建物も川乱には土埃やゴミが溜まっていて雨水が溜まった形跡もありました。
とんとん自体の劣化もあって割れて穴が開いているところが結構ありましたので、雨漏りを止めるためには下葺きを直す必要があります。
この様な場合のメンテナンス方法は2種類あり、瓦を再利用して下地を直す葺きなおし工事か、瓦を撤去して他の屋根材に変える葺き替え工事です。
今回は、建物の築年数を考えてなるべく屋根を軽くしたいというご希望と、2階の屋根を以前コロニアルに葺き替えをおこなっているので、同じように葺き替え工事を行うことになりました。
屋根葺き替え工事開始
葺き替え工事開始です。
まず屋根材を撤去していきます。瓦の下はとんとん葺きとバラ板の野地板のため、垂木の上に乗らないと踏み抜いてしまうので注意が必要です。
とんとん葺きが固くなっているので、ボロボロと剥がれていきますので注意が必要です。
剥がした屋根材は産廃として処理します。瓦は重い屋根材の為、それほど大きな面積ではありませんが、結構な重量になります。
古くて廃番になっている瓦などは、剥がした際に補修用として少しストックしておく場合もあります。
新しい下地を葺いていきます
バラ板とでは新たな屋根の下地として使用できませんので、葺き替える面全体に合板(野地板)を張っていきます。
合板は屋根の流れ面と平行に入っている垂木にしっかりと固定します。
野地板を葺いた後は防水紙を葺きます。瓦屋根に限らず屋根は屋根材の下に雨水が回ってしまいますので、非常に重要になります。
壁際の処理もしっかりおこないます
葺き替えをおこなっているのは1階の屋根で、外壁にぶつかっているところがあります。
屋根との取り合い部分には板金が入っていて、雨水が壁の中に入り込まない様にしてあるのですが、板金が外壁の中で立ち上がっている作りになっているので、もともとの板金は活かして新たに上から壁際の板金を取り付けていきます。
仮に雨水が入っても屋根材の下の防水紙で雨水を受けられるように納めていきます。
棟板金を取り付けて葺き替え工事が完成
コロニアルを葺き終わった後は棟板金を取り付けます。
屋根面と屋根面が合わさった部分から雨水が中に入り込むのを防ぐため、棟板金を取り付けて雨水の侵入を防ぎます。
屋根葺き替え工事が完成しました。
重い瓦屋根は下地の劣化によって雨漏りしていましたが、葺き替え工事を行うことで下地から新しくなり、瓦よりも軽いコロニアルへの葺き替え工事で雨漏りも止まり、これで安心できるとお客様に大変喜んでいただけました。
記事内に記載されている金額は2023年11月29日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
港区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
関連動画をチェック!
屋根葺き替えで雨漏り解決!メリット・デメリットを解説!【アメピタ!】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
このページに関連するコンテンツをご紹介
重くて固い瓦の落下は二次被害を招きます、だからメンテナンスが超重要
粘土瓦はほぼ劣化しないのでメンテナンスは必要ありませんが、瓦屋根はそれだけで成り立っているわけではありません。漆喰などメンテナンスが必要な部分も存在します。重くて固い瓦が落下すると被害は免れませんので、他の屋根材よりも気を使う必要があるのです。…続きを読む4つのチェックポイントで瓦屋根の点検・メンテナンスのタイミングを知ろう
「瓦屋根はメンテナンスフリーだから安心」 と、ご自宅の瓦屋根のメンテナンスを怠っていませんか? 瓦屋根は半世紀、またはそれ以上もの耐用年数を期待できる大変寿命の長い屋根材ですが、台風や強風が吹いた際に最も多くの補修や点検のご依頼をいただきます。 長寿命の瓦屋根をさらに安全に、安心してお住ま…続きを読む粘土瓦・コンクリート瓦・セメント瓦、 瓦の種類・見分け方とメンテナンス方法
古くから使用されている屋根材、それはなんといっても「瓦」でしょう。皆さんが瓦と言ってイメージするのは寺社仏閣のような和風建築のものですか?それとも地中海風の建物に見られるオレンジ色のグラデーションのかかった屋根でしょうか?瓦屋根はその形状により分類もできますし、使用している材質によっても分類でき…続きを読む瓦屋根のさまざまな補修とリフォームの費用と価格
街の屋根やさん東京ではお客様にご安心とご満足いただけるよう10のルールを定めました。スタッフ一同、このルールを厳守し、お客様がご納得されるサービスを提供することを。お約束いたします。…続きを読む知ってお得!屋根の便利な豆知識
普段に何気なく眺めている屋根ですが、近所のお住まいを見渡しただけでも、様々な形、様々な材料が使われていることが分かと思います。 また、グーグルアースなどでは世界中の屋根を眺めることができます。素敵なデザインのものもあれば、ユニークでかわいらしいものもあります。屋根の勾配とデザイン屋根の勾配が緩やか…続きを読む- 電話 0120-989-936
- 株式会社シェアテック
- 〒182-0025
- 東京都調布市多摩川3-68-1
- 電話 0120-989-936
- 株式会社シェアテック
- 〒132-0023
- 東京都江戸川区西一之江2-10-17 大場ビル1F
- 電話 0120-989-936
- 株式会社シェアテック
- 〒222-0033
- 神奈川県横浜市港北区新横浜3-2-6 VORT新横浜 2F
あなたの近くの街の屋根やさんはこちら
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
このページと共通する工事内容の新着施工事例
- 江東区住吉にて雨漏りが発生した瓦屋根の屋根葺き替え工事(税込1,790,000円)を実施!
-
【施工内容】
屋根葺き替え
- 杉並区阿佐谷北で重い瓦屋根から軽いエコグラーニへの葺き替え工事を税込み1,210,000円で実施します!
-
【施工内容】
屋根葺き替え、瓦屋根からエコグラーニへ葺き替え工事
- 世田谷区駒沢にて天窓からの雨漏りでお困りのお問い合わせ、簡易補修工事を税込44,000円にて行わせていただきました!
-
【施工内容】
雨漏り修理
港区と近隣地区の施工事例のご紹介
- 新宿区下落合にて雨漏りが発生したスレート屋根を屋根カバー工事で解消、低価格高耐久のスーパーガルテクト(Sシェイドチャコール)を使用致しました
-
【施工内容】
屋根カバー工法
- 新宿区荒木町にて庇に穴が開いてしまい雨漏りが発生、庇カバー工事にて解消致しました
-
【施工内容】
庇工事
- 江東区海辺にて工場の屋上の防水工法をウレタン防水密着工法で実施!ダイフレックスのDSカラー・ゼロを使用致しました!(税込み3,440,000円)
-
【施工内容】
防水工事