中野区江古田にて棟板金補強工事の様子をお届けいたします
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:木下
近くを通りかかった業者からお宅の棟板金が浮いていて危ないから工事したほうがいいよと言われたが本当かどうかわからない、調査してほしいとご依頼いただいたのがきっかけでした。
棟板金は下から見上げて確認できるものではありません。また他の家の屋根から見たとしても2軒も離れてしまえば肉眼での確認は困難だと思われます。見えない部分であることに付け込んでくる業者も中にはいるそうで、お客様も大変不安に思っていらっしゃいました。
ご依頼者様お宅の屋根にはフィンルーフという金属屋根が葺かれていました。エプロン面戸もついており貫板の状態はそれほど悪くなく、ほとんどの釘もしっかりと利いておりましたので、すぐに交換が必要な状態ではありませんでした。しかし、一部施工の段階で釘が打たれていなかったり、釘抜けが起きている部分がありました。また、エプロン面戸がはがれている部分もあり、長期的にみると棟板金の飛散や雨漏りの恐れがあるといった状態でした。ですので今回は棟板金の交換ではなく補強工事をご提案させていただきました。資材、撤去代がほとんどかかりませんので交換に比べて費用を抑えることができます。作業時間も短くお客様にも満足いただけました。
棟板金は下から見上げて確認できるものではありません。また他の家の屋根から見たとしても2軒も離れてしまえば肉眼での確認は困難だと思われます。見えない部分であることに付け込んでくる業者も中にはいるそうで、お客様も大変不安に思っていらっしゃいました。
ご依頼者様お宅の屋根にはフィンルーフという金属屋根が葺かれていました。エプロン面戸もついており貫板の状態はそれほど悪くなく、ほとんどの釘もしっかりと利いておりましたので、すぐに交換が必要な状態ではありませんでした。しかし、一部施工の段階で釘が打たれていなかったり、釘抜けが起きている部分がありました。また、エプロン面戸がはがれている部分もあり、長期的にみると棟板金の飛散や雨漏りの恐れがあるといった状態でした。ですので今回は棟板金の交換ではなく補強工事をご提案させていただきました。資材、撤去代がほとんどかかりませんので交換に比べて費用を抑えることができます。作業時間も短くお客様にも満足いただけました。
担当:木下
- 【工事内容】
- その他の工事 棟板金補強
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 1日
- 築年数
- 40年
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせください
- お施主様
- S様邸
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証年数
- 保証はお付けしておりません
- 【工事内容】
- その他の工事 棟板金補強
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- ビス、シールプライマー、コーキング材
- 施工期間
- 1日
- 築年数
- 40年
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせください
- お施主様
- S様邸
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証年数
- 保証はお付けしておりません
・現地調査の様子
今回ご依頼いただいたお客様は近くを通りかかった業者に棟板金の浮きを指摘されたそうです。棟板金というのは屋根と屋根の取り合い部分につけられる板金のことを指し、取り合いの部分から雨水が侵入するのを防ぐ働きをしています。この棟板金は貫板と呼ばれる木材(最近は樹脂製のものもあります)に釘かビスで固定されています。貫板が経年劣化してくる釘の利きが甘くなってくるので、釘が浮いてきたり、棟板金自体が浮いてきたりしてきます。この現象自体は経年劣化によるものなのでどのお宅にも起こりえる症状ではあります。しかし、貫板の状態さえよければ簡単に浮いてくるようなものではないのです。屋根の上は簡単に登れるものではありません。そういった部分に付け込んでくる業者もいるということを覚えておいていただきたいです。
棟板金に浮きは生じておりませんでした
指摘受けたという部分は隅棟の先端の方でした。屋根から飛び出ているので危ないと言われたそうです。このお話を聞いたときとんでもない業者もいるのだなと思いました。この部分は剣先というのですが、横から雨が吹き込まないように板金を加工してこのような形にしています。ですので決して浮いたり、変形しているわけではないのです。実際に調査した結果、棟板金に浮きは確認できませんでした。
しかしいくつか気になる点がございました。まず、棟の三又部分に関して、釘が打たれていない部分がありました。釘の抜けた後もなかったのでこちらは施工時に打ち忘れてしまったものだと思われます。コーキングもだいぶ劣化してきており、隙間のできている状態でした。また、釘を打っている間隔が広いというところもありました。基本的に棟板金を貫板に止める際は350mm間隔で留めていきますが、600mm程度の間隔があけられておりました。棟の部分は最も風の影響を受けやすい部分なのであまり間隔をあけすぎるとそれぞれにかかる負荷が上がってしまいます。吹上にも弱くなってしまいますので適切な間隔で固定してあげることが大切なのです。
棟の下にはエプロン面戸と言われるものが取り付けられておりました。縦ぶきの屋根ですと屋根の構造上貫板と屋根材との間に隙間ができてしまいます。その隙間に雨風が当たることで貫板の劣化が早まってしまいます。このエプロン面戸はその隙間を埋めるために取り付けられるもので、貫板の保護をすることができます。しかし、下図の赤丸の部分を見ていただくと黄色いものが見えるかと思います。この黄色の部分にはスポンジが詰められていました。何でも数年前に棟板金の点検をすると言ってきた業者が外してそのままにしてしまったみたいなのです。このままにしておくとスポンジが水を吸ってしまい、貫板にも水が廻って劣化が早まっていきます。
今回はビスによる棟板金の補強とコーキングでの補修工事を行うことになりました。
・ビス打ちの様子
インパクト(電動ドライバー)を使ってビスを打っていきます。ビスにはねじ切りがついているので釘のように簡単に抜けることはありません。
間隔も350mm幅で打っていきましたのでしっかりと固定できております。
ビスを打ち終わったら既存の釘の打ち付けを確認します。もともとの釘が抜けかけていた部分はしっかり打ち付けてありますので安心です。
・コーキング作業
今回使用するコーキング材は変性シリコンのものを使用します。コーキング材にはシリコン樹脂のものもあるのですが、そちらを使ってしまうと上から塗装をすることができませんので今回は変性シリコンのものを使用しました。コーキング材の耐用年数は7~10年程と言われております。外壁がサイディングのお宅ですと目地の部分にコーキング材が使われておりますので、定期的に打ち換えなどのメンテナンスを行うことをお勧めいたします。
三又部分とエプロン面戸の外れている部分をコーキングで補強していきます。先ずはコーキングを打つ部分にマスキングテープを貼って養生をしていきます。この養生を怠ると仕上げがみっともなくなりますのできちんと行いましょう。その後はプライマーの塗布を行っていきます。プライマーは接着剤のようなものなのですが、塗布する部分を滑らかにし、吸着しやすいようにする働きをしています。
いよいよコーキング材を打っていきます。絶妙な力加減でコーキングガンを握っていかないとなかなか上手く打つことができません。こういった単調なことには長年の経験がものを言います。コーキングを打ち終わったらヘラを使って慣らしていきます。
慣らしが終わった後はマスキングテープを剥がして形を整えていきます。
これで隙間が埋まりましたのでここから雨水が入る心配はなくなりました。また、開いていたエプロン面戸の部分も同様にコーキング材で埋めていきました。
完成
これで作業完了です。棟板金もしっかり固定できましたし、三又部分やエプロン面戸の隙間も埋めましたので安心です。お客様にもこんなにしっかりやってくれるとは思わなかったからびっくりした。安心できたとお言葉をいただけました。
私達、街の屋根やさんでは新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、マスクの着用を徹底し調査・作業の際にもソーシャルディスタンスを保っております。また、雨漏りの点検でご自宅に上がらせていただく際には手指のアルコール消毒等実施して感染リスクの低減に努めております。何かお困りごとありましたら安心してご相談ください。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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