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工場や倉庫で使われる大波スレートの工事について

更新日:2017年5月26日

大波スレートとは工場や店舗など、大型の建物によくみられる波状のスレートを言います。その中でも波の大きさによって呼び名が変わり、波が大きいものは大波スレート、小さいものは小波スレートといい、用途もそれぞれで異なってきますが、今回は大波スレートに焦点を当ててメリット・デメリット、メンテナンス方法や塗装時の面積の測り方などをご紹介したいと思います。
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大波スレートは屋根や外壁に同じ材を使うことができる兼用の物が多いのですが、小波スレートの場合は強度の問題から踏み抜き事故の危険があるため屋根には使えない外壁専用のものがあります。

大波スレートのメリット・デメリット

メリット

遮音性に優れている
波板スレートは250~1000Hz帯(人間が最も聞こえやすい帯域)の遮音性に優れており、降雨時でも屋内で作業する方にも優しいです。また、波型の形状も遮音効果に一役買っています。

耐火性に優れている
大波スレートは国土交通省で不燃材料の認定を受けています。工場で、もし火災があった場合でも不燃建材を使っていることで被害を最小限に抑えることができます。

断熱性に優れている
大型の建物で良く使われるのは大波スレート以外に金属製の折半屋根がありますが、折半屋根は金属製で熱を伝えやすいことから大波スレートの方が断熱効果が高いと言えます。

デメリット

耐用年数が折半屋根より短い
大波スレートは約20年程度の耐用年数ですが、ガルバリウム鋼板などが使われている折半屋根では倍以上の耐用年数があります。※メンテナンスを行う頻度や環境によっても耐用年数も変わってきます。

古いものはアスベストが含まれている
大波スレートに含まれるアスベストが人体に悪影響があることから、2004年以降はアスベストを使用しないスレートになっております。しかし、それ以前のスレートはメンテナンスや撤去時にアスベスト飛散などを防ぐ処置が必要であったり、廃材を処理する方法なども変わってきます。

大波スレートの踏み抜き事故を防ぐために

大波スレートは強度があるとはいっても、メンテナンスをしていないことなどで劣化が進んでもろくなっている場合があります。表面的には分かりにくいため、その上を踏み抜き転落する事故が年に数十件発生しておりますが、これを防ぐためには屋根材の劣化状態把握しておくことが大事です。また、屋根の上では安全帯を徹底したり、転落防止ネットを設置することも大事ですが、なにより早めにメンテナンスを行い健全な状態を保つようにしまほう。

メンテナンスについて

部分的な補修
大波スレートよりも固定用の金具の方がダメになり、それが問題で雨漏りや強風による飛散を引き起こす場合があります。錆などが発生してきた場合は新品に交換したり、錆転換処理を使って錆の除去や錆止めを行います。
また、ちょっとしたスレートの割れなどは補修材を使って修理します。

屋根塗装
塗装を行うことで大波スレート表面をコーティングし、紫外線や水分の影響から守ります。塗装をする場合、汚れなどの除去を高圧洗浄で行いますが、劣化(風化)が進んだ大波スレートは高圧洗浄でアスベストが飛散する恐れがあります。そのような場合でも高圧洗浄をせずに塗装を行える塗料もあります。

屋根カバー工法
屋根カバー工法は新しい屋根を既存の屋根の上に作る工法です。アスベストを含んだ屋根材を撤去する場合は費用が余計にかかるため、カバー工法を行うことが多いです。工期も短く、工場などでは稼働させた状態でも工事が可能ですが、屋根が二重になり重量が増すので、出来るだけ軽い屋根材を使うことが望ましいです。

屋根葺き替え
既存の屋根をすべて撤去し、新しい屋根を作り直すのが屋根葺き替え工事です。カバー工法よりも工期が長くなりますが、屋根の重量は以前と変わらないという利点があります。

吹き付け塗装 一般住宅と違い、防水紙を設置せず新しい屋根材を設置

大波スレートの塗装面積について

塗装をする場合、あらかじめ塗る面積を求めておくことで必要な量の塗料を準備します。しかし、大波スレートは立体的な波状ですので、その分も計算する必要があります。
大波スレートの場合は平面で測った面積の1.15倍で塗装面積を出すことができます。

【例】30㎡の屋根での塗装面積
30 x 1.15 = 34.5㎡

大波スレートの工事は業者選びが重要です

大波スレートの工事は建物が大きい場合が多いので、それだけ規模が大きな工事になりがちです。そこで

・施工期間
・工場などの場合は稼働可能か?
・どのようなメンテナンスが必要か?
といったことも考える必要が出てきます。ですので、これらを鑑みて最適な提案をしてくれる業者を見つけることが何よりも重要なことです。工場の稼働に合わせた工事スケジュールが組めれば、停止させる損失も少なくなりますし、メンテナンス方法も今後の事を考えて塗装なのか葺き替えなのかといったところまで提案してくれる業者が望ましいでしょう。街の屋根やさんでは多くの施工実績があり、さまざまなケースに対応したご提案が可能です。また、点検やお見積りも無料となっておりますのでお気軽にご連絡ください。

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