足立区千住のお客様より築30年程のスレート屋根の調査依頼!棟板金・防水紙共にメンテナンス時期なため、屋根葺き替え工事のご提案
更新日:2023年09月07日
足立区千住にてスレート屋根の藻やカビにお悩みのお客様より調査のご依頼を承りましたのでそちらの様子を掲載致します。
屋根材に藻やカビの発生
スレートの屋根材の藻やカビが大量に発生していました。藻やカビが発生しているということは塗装が剥がれ、防水性が低下してしまっているということになります。防水性が低下するとスレートが雨水を吸収しやすく、耐久性が落ちている状態のため、ひび割れや欠け等の症状に繋がってしまう可能性が高いです。塗装が劣化しているだけでしたら屋根塗装工事のメンテナンスでも良いのですが、こちらのお客様邸は築30年程で、まだ一度も屋根のメンテナンスをしていなく、防水紙が劣化している可能性が高いです。防水紙の耐用年数は20年程ですので、防水紙のメンテナンスが必要になります。
棟板金の浮き・釘の抜けかけ
棟板金を留める釘が抜けかけている箇所が数か所見られました。 このように棟板金の釘が抜けかけていますと、釘穴の隙間から雨水が浸入してしまい、雨漏りの原因になる可能性があります。また、左の画像の様に棟板金の釘が密集して打たれていることから棟板金の内部の貫板という木材が傷んでいて、棟板金を固定する力が弱いことが推測されます。
右の画像を見ていただくとわかるように、棟板金がスレートの屋根からボールペン1本分ほど大きく浮いているのが分かります。このまま放置してしまうと棟板金を留める釘と同様で、隙間から雨水が浸入してしまい雨漏りの原因となってしまう可能性が高いです。また、風が強い日などは棟板金とスレートの屋根材がぶつかり合い、バタバタと音を立ててしまいます。
棟板金に錆びの発生
棟板金が錆びてしまっている様子です。棟板金の錆を放置してしまうと、最悪の場合棟板金に穴が開いてしまいます。前述の通り、こちらの棟板金は貫板が傷んでいる可能性が高く、新しくビスを打ってもすぐに抜けてしまうため棟板金も交換が必要になります。
こちらのお客様邸では防水紙のメンテナンスが必要になり、棟板金もメンテナンス時期のため、屋根カバー工事か屋根葺き替え工事が最適なメンテナンスになります。
料金につきまして
屋根カバー工事は屋根面積が60㎡程で、877,800円(税込み)から、屋根葺き替え工事につきましては、屋根面積が60㎡程で、1,097,800円(税込み)から施工を行っています。 屋根の形状や使用する材料によって価格は変動いたします。詳しいお値段につきましては私たち街の屋根やさんまでお気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2023年09月07日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
関連動画をチェック!
工場・倉庫の屋根修理は屋根カバー工法がお得!【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
このページに関連するコンテンツをご紹介
屋根葺き替えの事例と費用をご紹介!カバー工事とどちらがおすすめ?
屋根葺き替えとは、これまでの屋根を解体・撤去し、新しい屋根材に葺き替える工事です。屋根材を取り外しますので、その下の防水紙や野地板といった普段手入れができない部分も同時にメンテナンスや補修を行うことができます。 屋根の葺き替えというと老朽化した屋根というイメージがありますが、最近では耐震対策と…続きを読む雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性とお薦めの「アスファルトルーフィング」をご紹介
雨漏りを起こす原因は実は屋根材の劣化ではありません。 正しく言えば、その下地材でもある防水紙(ルーフィング)に異常が起きているからなのです。 性能が伴っていない防水紙(ルーフィング)を使用していれば、せっかく高耐久の屋根材を使用しても雨漏りを起こす可能性があるのです。 屋根リフォームをお考…続きを読む屋根葺き替えと屋根カバー工法 どちらを選ぶのが正解?
屋根工事の中で大型リフォームと言えば屋根葺き替えと屋根カバー工法が挙げられます。いずれも屋根材を新設するリフォームですが、工期やコストの違いがあるなどそれぞれにメリットやデメリット、特徴があります。 こうした大型の屋根葺き替えや屋根カバー工法を検討するタイミングとしては経年劣化により屋根が寿命を…続きを読むスレート屋根の特徴やメンテナンス方法を解説!製造された時期ごとに異なる寿命や注意点とは?
国内で最も使用されているスレート(化粧スレート)屋根材の耐用年数は、新築から20~30年程度と言われていますが、メンテナンスは新築から10年前後で必要になります。 過去スレート屋根のお住まいの調査・点検を数千軒と行ってきた経験から、スレート屋根の劣化や不具合を見逃さないためのチェックポイント、…続きを読む棟板金の交換・修理ガイド【事例・費用】も豊富にご紹介
毎年9月、10月の台風の時期になると特に増えるのが、「棟板金の交換・修理」に関するお問合せです。 「屋根の上から異音がする」 「屋根のてっぺんが浮いている」 など屋根の上の異変に不安を抱えていらっしゃる方はいらっしゃいませんでしょうか? 台風に限らず春一番や竜巻、木枯らしなど突発性の強風…続きを読むお住まいの寿命を延ばす!季節別・築年数別のメンテナンスポイント
「お家のメンテナンスって、いつやるべきなのか分からない…」 一生に一度のお買い物と言われるお住まい、手に入れてゴールではありません。 かつては新築だったお住まいも年月を経れば、どんなに大事にしていても定期的なメンテナンスが必要になってくるのです。 メンテナンスのタイミングを逃…続きを読む知ってお得!屋根の便利な豆知識
普段に何気なく眺めている屋根ですが、近所のお住まいを見渡しただけでも、様々な形、様々な材料が使われていることが分かと思います。 また、グーグルアースなどでは世界中の屋根を眺めることができます。素敵なデザインのものもあれば、ユニークでかわいらしいものもあります。屋根の勾配とデザイン屋根の勾配が緩やか…続きを読む屋根のメンテナンス・屋根工事・屋根リフォームはなぜ必要?
どんな屋根であっても、必ずメンテナンスやリフォームが必要な時期がやってきます。 雨漏りなどの被害に遭って初めて「普通に暮らしていて屋根の手入れが必要なんて知らなかった。」と後悔する前に、屋根のメンテナンスを行い大切なお住まいを守りましょう。 このページではスレート、瓦、金属屋根それぞれの耐用…続きを読むこのページに関連する漫画コンテンツ動画をご紹介
漫画で読むならコチラ
動画で見るならコチラ
あなたの近くの街の屋根やさんはこちら
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
このページと共通する工事内容の新着施工事例
- 江戸川区一之江にてスーパーガルテクトを使用した屋根カバー工事(税込1,280,000円)を実施!
-
【施工内容】
屋根カバー工法
- 調布市下石原でパミールからスーパーガルテクトへの葺き替え工事を税込み1,800,000円で実施します!
-
【施工内容】
屋根葺き替え
- 杉並区成田西で屋根葺き替え工事、モニエル瓦から軽くて耐久性の高いスーパーガルテクトへ
-
【施工内容】
屋根葺き替え、瓦屋根から金属屋根へ葺き替え工事