
HOME > ブログ > 江戸川区南篠崎町にて瓦屋根の調査 台土が流出して早急な対処が.....
更新日:2023年04月24日
江戸川区南市篠崎町で実施した瓦屋根の調査についてご報告します。粘土瓦は「釉薬瓦」と「無釉薬瓦」があります。「釉薬(ゆうやく)」は「うわ薬」という陶磁器の表面を覆うガラス質の膜のことで、陶器と同じ仕上げになるため「陶器瓦(とうきがわら)」とも呼ばれています。
大棟部分の漆喰は経年による劣化はありますが、全体的に崩れ始めているということはありませんでしたが、3段に積まれた熨斗瓦の一番下の土台部分でズレが発生している箇所がありました。さらに詳しく確認します。
別の位置から確認したところ、熨斗瓦の一段目(土台)部分が2枚取れてしまっていました。上の段もズレてしまっています。一段目の部分は、台土や漆喰で接着されているイメージとなります。2段目、3段目と冠瓦(丸瓦)は番線(針金)で固定されていましたので、1段目だけ外れてしまったのかもしれません。
漆喰が剥がれ、熨斗瓦も外れた状態のため、台土が流れ出していることが分かります。また、破風部分の塗装剥れが目立っていました。防水性を維持するためにも、定期的な塗装が必要です。破風板は木質系・金属系、・窯業系などの種類があり、これまではお客様宅のように木材系が主流でしたが、現在では耐火性や耐久性の高い金属系や窯業系などが多く使われています。
点検の結果、棟瓦の取り直しと破風等付帯部の補修をご提案いたしました。棟瓦の補修には、状態により方法が異なります。漆喰の傷みが軽度であれば、劣化した部分を取り除き詰め直すという方法で済みますが、漆喰の剥がれや崩れが進行しており、棟瓦にゆがみが生じている場合は、一旦棟瓦を取り外して土台から積み直しが必要です。
●瓦の歪み調整:33,000円(税込み)/㎡~
●棟瓦取り直し工事:18,150円(税込み)/㎡~
※3段まで(棟の段数、場所(下り棟/親棟)により変わります)
私たち街の屋根やさんでは、引き続き新型コロナウイルス感染予防のため、手指の消毒・マスク着用等の徹底をおこない、訪問時もご安心していただけるよう努めております。
記事内に記載されている金額は2023年04月24日時点での費用となります。どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
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【施工内容】
棟瓦取り直し 、漆喰取り直し
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