
HOME > ブログ > 町田市成瀬で赤外線カメラを使用した断熱性調査を実施、鉄筋コン.....
更新日:2022年12月14日
町田市成瀬の集合住宅にて赤外線カメラを活用した断熱性調査を実施いたしました。建物の断熱性が正常であるかは冷暖房のエネルギー効率や外壁内部で発生する結露の問題に直結しているため、最近ではかなり重要視されるようになってきています。今回のご依頼も、築年数の経過した鉄筋コンクリート造の集合住宅の断熱性に問題がないか確認したいとのご要望でしたので、赤外線カメラのサーモグラフィ機能を駆使した断熱性診断を行わせていただきました。
こちらは建物を正面から撮影した際の熱画像になります。通常の写真ではお部屋の熱が逃げてしまっているかは全く判断ができませんが、赤外線カメラを通してみると、発生している温度差が一目で分かるようになりました。廊下の手前側は温度が低いため青色で示されていますが、お部屋側の壁面はほぼ黄~緑の色が表れています。今回は冬場での調査ですので、暖房の使用などでお部屋側の壁面は温度が別箇所に比べて高くなっているようですね。
もし断熱材に欠損が生じていた場合は、せっかく暖めたお部屋の熱が外部へと逃げてしまったり、冷たい外気温が室温に影響を与えてしまうことで暖房が効きにくくなってしまいます。また、今回の建物に使用されているコンクリートは気密性が高いため外気は浸入しにくいのですが、同時に熱を伝えやすい性質でもあるため断熱材の状態が室温に与える影響はかなり大きいのです。赤外線カメラでの画像には周囲に比べて著しく色が変化してしまっているような箇所が見受けられませんでしたので、断熱材が正常に機能していることが確認できました。
ちなみに、使用している赤外線カメラは約20mの距離まで測定が可能な高性能モデルであるため、今回のようなある程度の高さがある建物でも簡単に診断することができます!
廊下から撮影してみた熱画像にも、壁面に設置されている機器以外はピンポイントで色が変化している部分は見受けられません。お部屋の熱が外へ逃げてしまっていたり、逆に冷たい温度が内側へ伝わっているような温度差は見られないため、断熱性は問題なく機能しているようです。
断熱材は壁の中、天井裏といった目視での確認が非常に難しい位置に存在しています。そのため断熱材の調査においては、壁を壊すことなく調査が可能な赤外線カメラが適しているのです。いざ断熱材の改修工事を行う場合であっても、予め問題のある箇所が判明していれば解体する範囲も最小限で済み、それぞれの手間を減らすことで費用を抑えることができます。
赤外線カメラによる調査費用としては2、3階建てで床面積が125㎡までのお住まいですと198,000円~(税込)となっており、撮影した赤外線カメラによる画像の解析結果をまとめた調査報告書もご提出させていただきます。また、別ページにて赤外線カメラを用いた調査について詳細に解説していますので、断熱性診断についてもっと知りたいと思われた方はぜひご覧ください!
⇒赤外線カメラでの調査・断熱工事について詳しくはコチラ
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