
HOME > ブログ > 調布市東つつじケ丘にて棟板金の浮きと貫板の腐食の指摘を受け無.....
更新日:2022年2月21日
調布市東つつじケ丘のお客さまより「訪問業者に棟部分板金の劣化の指摘を受けて不安なので一度見てもらいたい」とご相談がありました。無料点検にてお伺いさせていただくこととなりました。
お住まいは築15年です。屋根材は「コロニアルNEO」を使用しており、色褪せがカビなどの劣化症状が見られます。
こちらが訪問業者より指摘を受けた棟板金です。若干釘が浮き出ている部分はございましたが、訪問業者のいうような、棟の浮きや貫板の腐食は見られません。話によると棟板金とスレートの間に指が入って浮いてしまうというような話だったようでしたが、そのようなこともみられませんでした。この部分は梯子をかけた部分から最も遠い部分の棟板金です。訪問業者のこういった手口としてお客様が確認しにくい部分を指摘することが多い気がします。
今回、指摘を受けたような劣化症状はみられなかったものの、お客様自身、築年数と劣化具合から何かしらの補修が必要だとお考えになっていたそうです。確かに経年によって若干の釘浮きは発生し、棟板金の固定は弱まってしまいます。また、スレート表面も塗装を考えられていたそうですが、ここで問題なのは現在使用している屋根材が「コロニアルNEO」というものだということです。
コロニアルNEOというスレートは一般家庭に大変普及している屋根材です。ただ、このコロニアルNEOは塗装には向いていない屋根材となります。昔は屋根材にはアスベストを含んだものが一般的でした。2004年にアスベスト入りの屋根材に規制がかかり、アスベストに代わる素材を見つけようと試行錯誤していたのが1990年後半~2004年頃であり、その時に発売されたのがコロニアルNEOのようなノンアスベスト屋根材です。強度や耐久性が足りず、コロニアルNEOに塗装を行ってもこれらの被害を止められないということで塗装が無意味になってしまうのが特徴です。
今回は、私たち街の屋根やさんのご提案として、棟板金のゆるみには「棟板金補強工事」、スレート屋根の改修には「屋根カバー工事」をご提案させていただきました。コロニアルNEOはご相談の大変多い屋根材です。もし、お使いになられている方でメンテナンスをお考えの方は屋根カバー工事か葺き替え工事を検討しましょう。
また、私たち「街の屋根やさん」では新型コロナウイルス対策として点検・工事等でお伺いする際は、マスクの着用・アルコール消毒・ソーシャルディスタンスを徹底し、お客様の安心・安全に配慮しております。 もしご対面でのお打ち合わせに不安を感じるようでしたら「zoom」によるお打ち合わせも承っております。ぜひ、お気軽にお問合せ下さい。
記事内に記載されている金額は2022年02月21日時点での費用となります。街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
【施工内容】
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