杉並区荻窪にて曲がってしまった雨樋の点検を行いました
更新日:2021年05月13日
杉並区荻窪にて雨樋が曲がってしまっていて雨が降ると滝のようになってしまうので見てほしいとのご依頼いただきまして、調査してまいりました。
雨樋の交換工事には火災保険が使える場合があります。
現地で確認すると確かに軒樋が外向きに曲がってしまっておりました。雨樋が曲がってしまう原因としては降雪などで雪が積もりその重みで変形してしまうということがあります。そういった場合には火災保険を申請することができますので降雪地帯の方はこまめに確認してみると良いかもしれません。関東の方でも2018年1月に大規模の降雪があったことが記憶に新しいと思います。しかし残念なことに火災保険が適応されるのは3年以内に受けた損害という規定がありますのでこれからの申請はなかなか難しいところにはなってくると思います。こういった泣き寝入りを防ぐためにも台風や降雪の後にご自宅のチェックを行うことをお勧めいたします。
現在取扱いのないサイズのものでした
こちらのお宅で使用されていた軒樋は、National(現Panasonic)のハイ丸100というものでした。このハイ丸シリーズで現在取り扱いのあるサイズは75、105mmの二種類で100mmのものは取り扱いがありません。
このように雨樋は現在廃盤になってしまったり、取り扱いがなくなってしまったものがあります。そういった場合には部分交換ができない場合がございますのであらかじめご了承ください。
軒裏換気口は小動物の入り口になってしまう可能性があります
お宅の軒天部分に換気口がついておりました。これは軒裏換気といって屋根裏の湿気や熱を逃がす働きをしています。しかし、サビなどが生じて劣化してくると隙間ができネズミやハクビシンなどの小動物の出入り口になってしまうことがあります。鳥獣対策としてはいかにして出入り口を作らないかということが重要です。今回は雨樋の交換と軒裏換気の交換工事を行う方向でお話を進めることとなりました。
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