
HOME > ブログ > 渋谷区西原にて斜壁の葺き替え工事の様子をお届けいたします
更新日:2021年1月30日
渋谷区西原に賃貸マンションをお持ちのオーナー様より、景観が気になり斜壁部分の屋根を葺き替えたいとのご依頼いただきました。斜壁と言いますのは文字通り外壁の一部なのですが、斜めに建てられている分、屋根に近い性質を持っております。考え方としては急勾配の屋根と同じと考えていただければと思います。ですので外壁と同様の施工をしてしまいますと雨漏りの原因になってしまう可能性がありますのでご注意ください。
斜壁に葺かれていたのはアスファルトシングルという屋根材でした。アスファルトシングルはその名の通りアスファルトを主原料として造られる屋根材で、シート状になっておりますので曲げやすくいろいろな箇所に施工のしやすい柔軟性の高い屋根材になります。金属屋根に比べてリーズナブルな点も魅力の一部です。また、耐久性も高く最近では新築のお宅などに使われていることが多くなってきております。今回は古くなったアスファルトシングル材を撤去し、新しくアスファルトシングル材の『オークリッジスーパー』を葺いていきます。オークリッジスーパーは表面に石粒がつけられており、濃淡もつけられていますので施工後は立体的でとてもオシャレな外観に仕上がります。
先ずは、古くなった屋根材を撤去していきます。木造の屋根の場合ですと廃材が多く出てしまう場合がありますが、今回はコンクリート造の建物で斜壁のみでしたので廃材はほとんど出ませんでした。屋根材を撤去していくと斜壁の基礎の部分が現れました。コンクリートは水を吸ってしまう性質がありますのでしっかりとした防水対策をとってあげなければなりません。
続いて防水紙を葺いていきます。この工程が雨漏りの対策として最も重要な工程と言っても過言ではありませんのでしっかり施工していきます。
防水紙の施工時には軒先つまりは下の方から葺いていきます。こうすることによって雨水が防水紙の上を伝っていったときに隙間に入り込む心配がなくなります。また防水紙には粘着タイプのものを使用します。防水紙の裏側が粘着質になっており、屋根や外壁に張り付いてくれますので防水紙の剥がれをカバーしてくれます。
その後に、オークリッジスーパーを葺いていきます。屋根材の色はテラコッタブレンドというものを使用しました。こちらも防水紙の時と同様に下から葺いていきます。お客様からもきれいに仕上がってよかったと喜んでいただけました。
私達、街の屋根やさんでは感染拡大を続ける新型コロナウイルスへの感染対策としてマスクの着用を徹底しております。また、アルコールによる手指の消毒も行い感染拡大防止に努めております。お宅に少しでも不安に感じる部分がありましたら点検・お見積りまで無料で行っておりますのでお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
その他の工事
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