文京区でもうすぐ一年経つ雹被害の調査はお客様の気が付かないところも見ています
更新日:2023年02月16日
もうすぐ一年が経つのですね。昨年の7月に文京区や豊島区で被害の多かった雹が降ってから。つい先日も長野県の方では雹が降ったニュースが放送されていました。
まだまだ被害に気が付いていらっしゃらないお客様も多く、屋根の点検に伺った際に雨樋の破損を発見したりしております。
文京区のお客様も雹被害に最近になって気が付かれたそうです。主に樋の破損だったので、やはり長雨の時期だからこそ気が付いたのだろうと思います。
ただ、お客様が気が付かれる部分と言うのは、あくまでもお客様で確認できる所だけなので、このような調査依頼を頂いた場合は、お客様が見ることのできない屋根の上なども細かく確認をさせていただいております。
雹災など自然災害は、ご加入の火災保険の内容にもよりますが、保険で修理が対応できます。
一回の事故は一回で修理をしていかないと色々と大変ですので、そのあたりも気を付けて見させて頂いております。
雹が住宅に与える被害は、屋根や雨樋ばかりとは限りません。窓ガラスには雹があたった跡が一年経っても残っています。網戸の破れはもちろん、エアコンの外部ダクトの保護カバーまで破損してしまうこともあります。
良く見ないとわかりにくいのは、鋼板製の部分です。写真は庇ですが、エアコンの室外機の蓋もボコボコになることもあります。雹が降るような時は、突風や雷を伴います。板金関係も突風で剥がれてしまうこともあるので注意が必要です。
こちらのお客様も壁際の板金が剥がれてしまっておりました。板金の下は壁になっておりましたので少量雨水は入ってしまっていると思われます。部屋内には雨漏りの形跡はなかったのが幸いです。
屋根はセメント瓦の和瓦タイプでしたが、こちらは雹の影響は有りませんでした。お客様からは絶対に確認できないベランダ庇の上にある雨樋は直撃弾を受けたようで大きな穴が開いておりました。ここは屋根から見ないとわからない箇所です。わずかな部分ではありますが、瓦屋根の排水が集まる部分なので水の量は多くなります。しっかり補修をしないと逆流して壁際に廻ると雨漏りの危険もあるところです。
この様に気が付かない雹災までくまなく確認をさせていただいております。もしや?と思われる文京区方面のお客様がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2023年02月16日時点での費用となります。
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