
HOME > ブログ > 台風で棟瓦が被害を受けたら?放置のリスクと棟取り直し工事につ.....
更新日:2025年03月27日
日本は台風が多く、毎年のように強風や豪雨による被害が発生します。
特に瓦屋根の棟瓦(むねがわら)は、強風の影響を受けやすく、ズレたり落下したりすることが少なくありません。
棟瓦が破損すると、屋根の防水性が低下し、最悪の場合、雨漏りや屋根全体の劣化を引き起こします。
この記事では、台風による棟瓦の被害の実態、棟瓦の重要性、被害を放置するリスク、そして「棟取り直し工事」について詳しく解説します。
台風によって棟瓦が受ける被害には、以下のようなものがあります。
棟瓦のズレや浮き
強風によって棟瓦がずれてしまい、防水性が低下する。
棟瓦の落下
飛ばされた棟瓦が屋根や外壁にダメージを与えたり、周囲の家や歩行者に危険を及ぼす可能性がある。
漆喰の剥がれ
棟瓦を固定する漆喰が劣化し、内部の防水機能が低下する。
雨漏りの発生
棟瓦の隙間から雨水が浸入し、下地や屋内へ水が入り込む。
台風後、屋根の被害は外から見えにくいため、気づかずに放置してしまうケースもあります。しかし、放置することで被害はさらに悪化してしまうため、早めの点検が重要です。
棟瓦は、屋根の最も高い部分にある瓦で、主に以下のような役割を果たします。
屋根の防水性を高める
屋根の接合部分から雨水が浸入するのを防ぐ。
屋根の強度を保つ
棟部分を補強し、全体の耐久性を向上させる。
風の影響を抑える
屋根の形状を安定させ、強風による被害を軽減する。
台風で棟瓦がダメージを受けると、これらの役割が果たせなくなり、屋根全体の耐久性が著しく低下してしまいます。そのため、定期的な点検と適切なメンテナンスが欠かせません。
棟瓦が破損したまま放置すると、以下のような深刻な問題が発生します。
棟瓦がズレたり、漆喰が剥がれたりすると、そこから雨水が屋根内部に浸入します。
雨漏りが進行すると、天井や壁にシミができ、最終的には家全体の耐久性に影響を与えます。
雨漏りが続くと、屋根の下地材(野地板や垂木)が腐食してしまいます。
下地が劣化すると、屋根の強度が低下し、大規模な修理が必要になることもあります。
棟瓦のズレや剥がれを放置すると、台風や強風の際に屋根全体がダメージを受けやすくなります。
結果的に、屋根の寿命が短くなり、早めの葺き替えが必要になることもあります。
棟瓦が飛ばされると、通行人や近隣の家に被害を与える可能性があります。
実際に、台風の後に瓦が落下して事故が発生するケースもあるため、早めの修理が重要です。
棟取り直し工事は、劣化・破損した棟瓦を積みなおすする工事です。
既存の棟瓦や土、漆喰を撤去し、改めて棟瓦を積みなおすことで固定力を高め強度を回復させます。
雨漏りが進行している場合などは屋根葺き替え工事など大掛かりな工事が必要になる可能性もありますので、早期の対応と定期的な点検を心がけるようにしましょう。
台風による棟瓦のズレや落下は、雨漏りや屋根の耐久性低下につながるため、放置は厳禁です。
棟瓦は屋根の防水性を維持し、全体の強度を高める重要な役割を果たしています。
もし台風後に棟瓦の異常が見られた場合は、早めに専門業者に相談し、必要に応じて棟取り直し工事を行いましょう。
早めの対応が、屋根を長持ちさせるポイントです。台風シーズンが来る前に、定期的な点検を実施し、安心して暮らせる住まいを維持しましょう。
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瓦屋根の点検や、棟瓦などの補修・メンテナンスをご検討の際は是非お気軽にご相談ください!
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【施工内容】
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