
HOME > ブログ > 屋根カバー工法で雨漏りは止まる?葺き替えとの違いとは
更新日:2025年02月27日
屋根の劣化が進むと、雨漏りのリスクが高まります。
特に、既存の屋根材の上に新しい屋根をかぶせる「屋根カバー工法」と、屋根をすべて撤去して新しくする「葺き替え工法」は、どちらも雨漏り対策として選ばれることが多い工法です。
しかし、「屋根カバー工法で雨漏りは本当に止まるのか?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、屋根カバー工法と葺き替え工法の違いや、それぞれのメリット・デメリット、選び方について詳しく解説します。
屋根カバー工法は、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる工法です。
古い屋根材を撤去しないため、工期が短く、廃材が少ないことが特徴です。
特に、スレート屋根や金属屋根に適用されることが多く、ガルバリウム鋼板などの軽量な金属屋根材がよく使われます。
この工法は、既存の屋根の上から新しい防水紙を設置するため、雨漏りを防ぐ効果が期待できます。
ただし、すでに屋根の内部が腐食していたり、屋根材が相当傷んでいたりする場合は、カバー工法だけでは根本的な解決にならないこともあります。
葺き替え工法は、既存の屋根材をすべて撤去し、新しい屋根に交換する方法です。
屋根の下地から確認・補修ができるため、劣化が進んでいる場合や、雨漏りの原因が屋根の内部にある場合には適した方法です。
葺き替えの大きなメリットは、屋根全体をリセットできる点です。
防水シートや野地板(屋根の下地)を新しくすることで、長期間にわたって雨漏りのリスクを減らせます。
ただし、撤去作業が発生するため、工期が長くなり、廃材処理のコストもかかります。
屋根カバー工法は、適切な条件下で施工すれば、雨漏りを防ぐ効果が期待できます。しかし、以下のような場合には、カバー工法では十分な対策にならないこともあります。
すでに下地が傷んでいる場合
屋根材の下にある防水シートや野地板が劣化していると、雨漏りが再発する可能性があります。特に、長期間にわたって雨漏りしていた屋根では、カバー工法をしても内部の腐食が進行することがあります。
屋根材の劣化が著しい場合
屋根材の耐用年数が近くなり、強度が十分でないという場合には屋根カバー工事をすることができません。
屋根カバー工法では既存の屋根の上に新しい屋根を設置することになるため、十分な強度が必要です。
屋根の構造がカバー工法に適していない場合
瓦屋根やすでに二重構造になっている屋根など、カバー工法が適用できない屋根も存在しますj。
この場合、葺き替え工法を検討する必要があります。
屋根カバー工法は、既存の屋根の上に新しい屋根を重ねることで、雨漏りを防ぐ有効な方法ですが、適用できる条件が限られています。
すでに屋根の下地が傷んでいる場合や、屋根の構造上適していない場合は、葺き替え工法の方が適切です。
どちらの工法が最適かは、屋根の状態を専門家にしっかり診断してもらい、長期的な視点で選ぶことが重要です。
屋根のリフォームを検討する際は、信頼できる業者に相談し、後悔のない選択をしましょう。
私たち、街の屋根やさんは屋根リフォームの専門店です。
調査・お見積りは無料で承っておりますので、雨漏りにお困りの方、屋根メンテナンスをご検討の方は是非お気軽にご相談ください!
どのリフォームが最適?屋根リフォームの種類【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています
。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
漫画で読むならコチラ
動画で見るならコチラ
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
【施工内容】
【施工内容】