セメント瓦の補修方法とは?定期的な塗装メンテナンスの必要性を解説!
更新日:2024年11月19日
建物のセメント瓦にひび割れが生じた場合、軽微な症状であれば補修材・シーリング材によって部分的な補修が可能です!
しかし、劣化症状がセメント瓦屋根全体に生じている場合には、屋根塗装メンテナンスや葺き替え工事が必要となります(>_<)
この記事では、セメント瓦屋根の補修方法として、塗装メンテナンスの必要性や葺き替え工事について詳しい情報を解説いたします😊
軽微なひび割れであれば補修材・シーリング材によって補修可能
冒頭でもお伝え致しました通り、セメント瓦屋根に生じているひび割れが軽微であれば補修材・シーリング材によって補修可能です。
しかし、補修材による補修はあくまで応急処置的な対応であり、ひび割れの原因が経年劣化である場合にはそうした症状が屋根全体で発生している場合があります!
その様な場合に必要となるのが、屋根塗装メンテナンス・屋根葺き替え工事です。
DIYによる屋根の補修はおすすめできません!
補修材・シーリング材などの専門的な資材も、最近ではホームセンター・ネット通販などでどこでも簡単に手に入る事態となりました。
その為、DIYによる屋根の補修をご検討されている方も多いのでないでしょうか?
しかし、街の屋根やさんでは基本的にDIYによる屋根の補修をおすすめしておりません!
まず、注意点・ポイントとして挙げられるのが、安全性の確保が難しい事です(>_<)
高所である屋根は、滑落・転落のリスクが大きく危険な場所です。
毎年、屋根から滑落してしまった事項・事例も多く報告されており、経験豊富な職人さんも足場を使用して工事を行っています。
慣れない作業を行う事は大変危険であり、そうした理由から屋根に上るだけでもおすすめできません!
また、簡単そうに思える補修作業ですが、補修には専門的な技術が必要であり、施工箇所に適した補修材を選ぶ事も重要です。
補修を失敗する事はもちろん、間違った保守を行ったことで問題・不具合が大きくなってしまうリスクもあります!
確かにDIYによる施工を行う事で、施工費用・価格を抑える事には繋がります!
しかし、上記の様なデメリットは非常に大きく、決してコストパフォーマンスに優れる選択肢とは言えないのではないでしょうか。
屋根の修理・メンテナンスは、安心して私達にお任せください!
「瓦」でありながら塗装工事が必要なセメント瓦
セメント瓦はスレートと同じくセメントを主原料として製造されているため、屋根材自体には防水性がありません!
そのためセメント瓦屋根は塗膜による保護が必要で、一般的な「瓦」とは異なり定期的な塗り替え工事が欠かせない屋根材です。
塗装メンテナンスを行わないまま放置・長期間経過してしまうことは、耐用年数が短くなるリスクにも繋がりますので注意が必要です。
表面の塗膜が劣化すると苔や藻が繁殖して景観が悪化するだけでなく、雨水を吸収しやすくなるため、屋根材がひび割れたり、耐久性・寿命が低下する原因になります。
屋根の異常はお住まい全体への被害が広がるリスクもあるため、早めの対策が重要です!
塗装の色褪せや剥がれは塗膜劣化サインですので、このような状態になった場合は塗装メンテナンスを依頼に最適なタイミングと言えます。
まずは、信頼できる専門業者・リフォーム会社の点検・診断をお早めに受ける事が大切です(^^)/
屋根が著しく劣化している場合には「葺き替え工事」が必要
屋根材やその下地材である防水紙・野地板が著しく劣化している場合、塗装メンテナンスでは復旧できません!
このような時に必要となるのが、葺き替え工事です。
葺き替え工事は既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材を設置・葺き替える工法です。
屋根材だけでなく防水紙や野地板といった下地材のメンテナンスも可能ですので、屋根の耐久性を大幅に回復させることが出来る点が大きなメリットとなります!
また、もちろん雨漏りなどの不具合・トラブルも全て同時に解決出来ます。
近年では住宅の耐震性を考慮して、軽量な金属屋根材への葺き替えを検討する方が増えています。
特にセメント瓦は屋根材の中でも重量があり、金属屋根材に変更することで屋根全体の軽量化を図ることが可能です。
セメント瓦屋根の現地調査の様子をご紹介!
それでは最後に、実際にご依頼を頂きましたセメント瓦屋根の現地調査の流れをご紹介いたします(^^)/
新宿区若松町のお客様より「管理物件の屋根のメンテナンスを検討している」と、お問い合わせをいただき現地調査にお伺い致しました。
現地調査の様子です。
屋根材はセメント瓦になります。
セメント瓦は、セメントやコンクリートを主な原料として成形された瓦です。
焼きムラがないため、均一で美しい外観が特徴です。また、吸水性が高いため、塗装によるメンテナンスが必要となります。
セメント瓦の屋根は、苔やカビが発生すると劣化が進行し、瓦の強度が下がり、割れやすくなります。そのため、定期的なメンテナンスが必要です。
セメント瓦は廃盤となっているため、手に入りにくい状況にあります。長持ちさせるためには、こまめなメンテナンスが欠かせません。
袖瓦を固定している釘が錆ています。
釘が錆て痩せてしまうと釘穴から雨水が浸入し、雨漏りの原因になります。
屋根葺き替え工事をご提案致しました!
調査完了後、お客様に調査内容をご説明し、屋根葺き替え工事をご提案致しました。
私達、街の屋根やさんは今回ご紹介をさせて頂いたセメント瓦をはじめ、様々な屋根材の種類を取り扱った施工実績も豊富に持っております!
点検・お見積もりの作成・ご相談まで無料にて承っておりますので、
「セメント瓦屋根の塗装メンテナンスを考えている!」
「屋根塗装と併せ、ベランダ・バルコニーの防水工事や外壁塗装を施工して欲しい!」
「塗料選びに迷っている為、色・種類・性能について詳しく話を聞きたい!」
等のご要望・お悩みをお持ちの方がおられましたら、ぜひお気軽にご相談下さい。
屋根葺き替え工事の工事費用につきましては、税込1,097,800円~承っております。
私達、街の屋根やさんでは点検~お見積り作成まで無料にて実施させていただきますので、是非お気軽にご相談ください。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
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