
HOME > ブログ > 江戸川区東小岩にて行ったサーモグラフィカメラによる断熱性診断.....
更新日:2023年03月16日
江戸川区東小岩にて鉄筋鉄骨コンクリート造のビルの断熱性をサーモグラフィカメラで調査いたしましたので、赤外線機能を使用した実際の比較写真と共にその様子をご紹介いたします。もし建物の断熱材が欠けてしまうと壁の外と内側に生じる温度差によって内部結露が発生し、構造部を傷ませる大きな原因となります。断熱材の異常は気が付くことが難しい症状ですので、そんな時はサーモグラフィカメラの調査でしっかりと状態を確認いたします!
さっそくサーモグラフィカメラで撮影した写真を元に、目には見えない温度差で断熱性を診断していきます。複数の室内を撮影してみましたが、熱画像で確認してみると壁面は温度差がなくほとんど同じ色が表れていました。もし断熱材が腐食して位置が変わっていたり欠けていますと、その箇所から熱が逃げてしまうことで色が周囲よりも著しく変わって映し出されます。そういった部分がないかを隈なく確認していくことで、断熱性が正常であるかを判断することができます。
こちらの写真は全体的に赤色が目立ちますが、これは画像の右上・右下にあるようにサーモグラフィカメラが検出する温度の限度を先程よりも変えているためです。通常の写真に写っている天井の開いた点検口の中は鉄骨となっていましたので、お部屋の壁と比べて青色(温度が低い)で検出されていますね。赤外線による温度差の検知がかなり分かりやすく表れております。こうして問題の有無を分かりやすく可視化でき、現場でお客様も一緒に確認することができるのはサーモグラフィカメラならではの利点と言えます。一通り調査をしてみたところ、断熱性に問題がある点は見受けられませんでした。
断熱性診断では雨漏りの兆候も発見することができるため、早めに対策を考えることも調査のメリットとなります。ビルの屋上は平らな陸屋根となっており、写真はその熱画像との比較になります。調査の段階では雨がしばらく降っておらず、写真でも屋上が濡れている様子はありませんが、サーモグラフィカメラを通してみるとかなり温度差がありました。青色に表示されている部分はどこからか浸入した水分が蒸発しようとして、気化に必要な熱を辺りから吸収しているために検出される温度差です。一見して問題があるかどうかが分からないのは、断熱材の状態も発生前の雨漏りも同じです。どちらも実際に確認するためには天井や壁を一部解体する必要がありますので、その前にサーモグラフィカメラによる調査を行うと費用も抑えられて非常にオススメです。
サーモグラフィカメラを使用した赤外線調査は、床面積125㎡までの建物(2・3階建て)で198,000円~(税込)が参考的な費用となっております。調査後には現場で撮影した写真を解析し、報告書をご提出させていただきます。使用するサーモグラフィカメラの詳細や、調査の内容など詳しく解説しているページもございますので、そちらもぜひご覧ください。
⇒サーモグラフィカメラでの調査・断熱工事について詳しくはコチラ
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