
HOME > 施工事例 > 目黒区目黒本町でヒビ割れが酷いコロニアルNEOからジンカリウ.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:富田
担当:富田
屋根工事をご検討中の建物です。
スレート葺き屋根は塗装工事でのメンテナンスが必要になるのですが、塗装工事が出来ない屋根材もあります。屋根に葺いてあるスレートはコロニアルNEOといい、アスベストの規制がかかった時に販売されていた屋根材で、アスベストを含まないノンアスベストの屋根材です。
環境には良い屋根材として販売されていましたが、実際には製品の問題がありヒビ割れや欠けなどの症状が数年たってから現れる様になった屋根材です。塗装工事で保護できるのはスレートの表面だけですので、製品の耐久性に問題があるスレートには効果がありません。その為、今回のご提案は屋根を新しい屋根材に変える葺き替え工事をおこなう事になりました。屋根葺き替え工事は税込み1,097,800円から承っております。屋根の形状や面積によって変わりますので、まずはお気軽にご相談ください。
2022年4月1日から石綿が有建材の有無を調査し調査結果を都道府県に報告する事が義務付けられました。報告の対象の条件に該当する場合は、調査結果の報告を必ず行う必要があり、その結果を現場に掲示しなければなりません。
今回はノンアスベストのコロニアルNEOでしたので、アスベスト含有無しとして申請し足場にその結果を掲示してあります。
屋根工事をおこなうためには足場を外周部に架けて準備完了です。今回はお隣の建物と同時工事で進める事になりましたので、丁度真ん中に足場を建てています。飛散防止のためにメッシュシートを張って作業開始します。
まずは屋根材を撤去します。
スレート屋根は軒先から葺いていき、上の段を重ねて葺き上げていきますので撤去するときは一番高い棟部分から行っていきます。
スレート一枚に対して釘を4本使用して葺いてありますので、撤去するときも釘を1本1本抜いてなるべく屋根材が破損しない様にして剥がしていきます。
ノンアスベストのコロニアルNEOです。
半分上の段が重なっているので色が違うのですが、重なり部分に雨水が溜まった様な雨染みの汚れが付いていました。スレートとスレートの重なり部分は必ず開けていなければならない部分で、ここが塞がると雨水の逃げ道が無くなって雨漏りの原因になってしまいます。
古いスレートを撤去した後は新しい屋根材の下地となる合板を屋根全面に張っていきます。垂木という骨組みはそのまま活かし、その垂木に合板を打ち付けて葺いていきます。
合板を屋根全面に張る事で新しい屋根の下地と屋根の強度も増します。
屋根材を葺く前に合板の上に新しい防水紙(ルーフィング)を葺いていきます。屋根は屋根材と防水紙(ルーフィング)の2段階で雨から建物を守っていますので、防水紙は屋根工事にとってとても重要な工事になります。屋根材の裏に回り込んだ雨水がスムーズに流れる様に軒先部分から重なりを設けて葺いていきます。
新しい屋根材にはエコグラーニを使用します。エコグラーニはジンカリウム鋼板の基盤の表面に着色した石を吹き付けて仕上げてある屋根材で、軽くて耐久性が高く、石粒による表面の放熱作用で断熱材が張ってありませんが暑さ対策にもなります。今までのスレート屋根と比べても夏の暑さの伝わり方が変わりますので、これから暑くなる季節ですので効果を体験していただけると思います。
屋根の葺き方はスレート同様に軒先から葺いていきます。上の段を重ねて葺いていき、専用のビスを使用して一体化していく施工方法です。エコグラーニは表面の石粒によって摩擦が高いので6寸勾配までは雪止めが必要無いと言われていますが、後から雪止めを設置するのは非常に難しいので最初から雪止めを取り付けて屋根を葺いていきます。
棟部分はスレートと同様に棟板金を取り付けます。雨水の浸入を防ぐためにスポンジ製の面戸を張り付けてその上から貫板を固定します。貫板は木製ではなく樹脂製の物を使用しますので、経年によって腐食したり痩せてしまう事もなく、強固に固定できるようになります。
棟板金を取り付けて屋根葺き替え工事が完成しました。屋根本体と同質の棟もありますが、シルバーの屋根材にシルバーの板金が良いアクセントになっています。
樹脂製の貫板を使用して棟板金も釘ではなくビスを使用しましたので、風による影響も受けにくくなります。
ヒビ割れが酷い状態のコロニアルNEOから軽くて耐久性の高いジンカリウム鋼板のエコグラーニへの葺き替え工事が完成し、今後は殆どメンテナンスが必要無い状態になりましたので、屋根に関して安心してお住まいになれる状態になりました。
私たち街の屋根やさんでは、現地調査から工事まで丁寧に作業をおこなわせていただいておりますので、建物に関してお困りの場合は0120-989-936までお気軽にお問合せください。
記事内に記載されている金額は2023年05月12日時点での費用となります。【屋根葺き替え】屋根のお悩みを一新できる屋根葺き替え工事!【街の外壁塗装やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
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お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
屋根葺き替え、瓦屋根葺き替え
【施工内容】
屋根葺き替え
【施工内容】
屋根葺き替え、瓦屋根から金属屋根へ葺き替え工事