
HOME > ブログ > 屋根の重要下地である野地板の寿命はどれくらい?必要なメンテナ.....
更新日:2024年07月30日
屋根からの雨漏りが発生した場合、防水シートや野地板といった重要な下地材が傷んでしまっていることが考えられます(-_-;
特に野地板は屋根の代表的な重要部材であり、雨が染み込むことで劣化や腐食すると屋根全体の安定性を失う原因となってしまいます。
そこで今回は、屋根の思わぬ被害を対策するために野地板のメンテナンスやその施工について解説いたします!
野地板は屋根材と防水紙の下に位置しており、屋根全体の強度や耐久性に影響を与えます。
屋根材の土台となる部分ですので、野地板が腐食や傷みを起こすと屋根の安定性が損なわれてしまうのです。
また、土台として屋根の強度を高めていることから、野地板はお住いの耐震性や耐風性にも深く関わっています。
そのため、寿命が近づいてきたら問題が発生してしまう前にメンテナンスが必要となります(^▽^)/
一般的には12㎜以上の厚みを持つ構造用合板が使用されています。
構造用合板は高い強度と耐久性を持ち、野地板として使う場合には屋根の構造を支える重要な役割を果たしてくれます(*^^)v
構造用合板は複数の木材を接着して作られています。
そのため非常に頑丈で、変形や割れが少ない特徴があります。
また、構造用合板は加工が容易であり、施工性に優れているという利点もあります。
<構造用合板タイプの注意点>
構造用合板と混同されやすいものに「コンパネ(コンクリートパネル)」が存在しています。
コンパネは見た目が非常に似ており、厚みも構造用合板とほぼ同じものが存在しているため、実際に野地板として使用されているケースも報告されています。
ただし、コンパネは本来野地板として使用する用途で作られておらず、構造用合板のように屋根における耐震性・耐風性の強度が求められる部分での使用には適していません。
構造用合板よりも費用が安く、業者によっては利益を上げるためにリフォームでコンパネを使用していることもあるみたいです(-_-;
工事前に見積書の記載などから確認を行い、12㎜以上の構造用合板を使用するようにしてください。
築年数の長い建物ではバラ板タイプの野地板が使われることもあります。
バラ板タイプは通気性に優れていることから野地板が乾きやすいです。
そのため腐食の発生を抑えやすく、構造用合板よりも長持ちすることが大きなメリットです。
野地板の寿命は構造用合板で約30年、バラ板で約40年程度とされています(*^^)v
また、寿命を迎える前にダメになってしまうケースとして雨漏り被害が挙げられます。
屋根からの雨漏りで最もダメージを受けやすいのは野地板です。
そのため、野地板の状態を維持するためには、定期的なメンテナンスによって屋根全体の状態をチェックし、問題があれば早期に対処することが求められるのです(^▽^)/
野地板のメンテナンス方法としては増し張りや張り替えがあり、これによって屋根の強度を保つことができます。
『増し張り』はこれまでの野地板の上に新しい野地板を重ねる方式で、『張替え』は既存の野地板を全て撤去して新設する方式となります(*^^)v
上記の方法で野地板をメンテナンスするには、屋根材と防水紙を剥がす必要があります。
そのため、屋根葺き替え工事で野地板を張り替え、もしくは増し張りすることになります。
屋根葺き替え工事の相場は30坪ほどの戸建て住宅の場合、約150~200万円程度となります(^▽^)/
野地板は目に見えない部分ではありますが、建物全体の安全性や耐久性に大きく影響する重要な要素です。
先ほどもお伝えしましたが、葺き替えの際には使用する野地板の厚みや種類にも注意し、お住いの屋根の安定性を高めるようにしましょう!
私たち街の屋根やさんでは、葺き替え工事の施工事例の中で野地板の新設や増し張りの様子もご紹介しておりますので、詳細にメンテナンスの流れを知りたいという方はぜひご覧になってみてください!
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