
HOME > ブログ > 屋根リフォームの前に知っておきたい!横葺き屋根の特徴と屋根勾.....
更新日:2024年06月17日
横葺き屋根と縦葺き屋根は外見でどちらの種類か判断することは容易ですが、性能面にどのような違いがあるかは分かりにくい部分です(-_-;
「屋根材が横向きだとどんなメリットがあるの?」
「縦葺きと横葺きのどちらにするか迷っている……」
今回はそんな金属屋根の葺かれ方について、横葺きと縦葺き屋根の違いや注意点について解説をしていきたいと思います(*^^)v
まずは簡単に、横葺き屋根と縦葺き屋根の特徴を確認してみましょう!
横葺き屋根は棟に対して屋根材が平行に降りてくる形状をしています。
一方、縦葺き屋根は棟から軒に向かって縦方向に屋根材が設置されているもので、瓦棒葺きや立平葺きなどさらにいくつかの種類に派生します。
縦葺きと横葺きには、外見上の違いだけではなく性能面にも特徴があります。
縦葺きは縦方向に水を流す構造になっているため、横葺きと比較して雨水の排水性が優れています(^▽^)/
雨水が屋根上に滞留しにくく、その分雨漏りのリスクも軽減できます。
横葺き屋根は棟から軒にかけて雨水が流れる際に屋根材の継ぎ目を通過するため、もしその部分に不具合が生じていると雨漏りや屋根下地の劣化などの可能性が高まるのです(>_<)
デザイン性は横葺き屋根が優れています(^^)
横葺き屋根に使用できる金属屋根材の製品にはカラーバリエーションが豊富なものが多く、多くのデザインから選ぶことができます。
特にジンカリウム鋼板製のエコグラーニなど、石粒付きのデザインの金属屋根材は横葺き屋根で使用できることから、選択肢の広さも横葺き屋根の魅力の一つです(^▽^)/
横葺き屋根の注意点として、勾配の制限があります。
先ほども述べたように、横葺き屋根は縦葺き屋根に比べて雨水が流れにくい特徴があり、勾配が緩めの屋根に使用されると雨漏りの原因となる恐れがあります。
そこで、ご自宅の屋根リフォームで横葺き屋根をご検討される場合には、必要な勾配とご自宅の条件を確認してみることが必要です(*^^)v
・横葺き屋根の対応勾配:2.5~3寸以上
・縦葺き屋根の対応勾配:0.5寸以上
逆に、ある程度の勾配があれば横葺き屋根でも排水性には問題がないため、安心して選択することが可能です(^▽^)/
私たち街の屋根やさんではどちらの種類の葺き方でも豊富な施工経験があり、施工事例などで工事の様子をご紹介しておりますので、工事の依頼先にお悩みの際にはぜひご参考にしてみてくださいね!
スレート屋根カバー工事はなぜ金属屋根?他の選択肢は?【プロが解説!街の屋根やさん】
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【施工内容】
金属屋根工事、屋根葺き替え
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金属屋根工事