品川区西大井で散水試験で雨漏りの原因特定したのでサッシの取付方法を直します
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:富田
品川区西大井で雨漏りでお困りの建物の修理工事をおこないました。
内装工事をおこなおうとして壁のクロスを剥がした際に、下地がカビていて真っ黒になっていたことから雨漏りが発覚しました。湿気を逃がさないビニールクロスは、クロスの表面に下地のカビなどが現れない事もありますので、大量に雨漏りしていない場合は気付かない事が結構あります。
内装工事をおこなう前に雨漏りを止めなければなりませんが、雨漏り修理工事にはまずどこから雨水が浸入しているのかを特定する必要があります。雨水の浸入箇所特定の為におこなうのが『散水試験』で、ホースなどで原因と想定する部分に水をかけて雨が降っている状況を再現します。室内の雨漏り箇所は雨が降っている状態で確認出来ますが、雨の時は建物全体に雨水が掛かっていますので、浸入箇所の特定は難しくなります。そのため、散水試験は可能性の高いところ1カ所ずつに水をかけて室内に雨漏りするのかを確認していきます。
建物の構造によって確認の為に必要な時間があり、木造住宅の場合は雨水が出ないと判断するには最大60分程水をかける必要があります。また、室内側で雨漏りしているのは1カ所だったとしても、雨水の浸入箇所は何か所も有る事があります。また、逆のケースもありますので、可能性が有る部分は全て水をかけて確認していきます。1カ所かけて水が出たからといてそこで散水試験を終わりにしてしまうと雨漏りが止まらないケースがありますので、注意が必要です。
今回は散水試験によって、バルコニーに出る掃き出しサッシとFRP防水の取り合い部分から雨水が浸入していた事が確認出来ました。補修工事はサッシと防水層の納まりを直す必要がありましたので、サッシを一旦取り外して立上りの防水工事をやりなおしました。
サッシは1カ所ですが、大工工事・防水工事・左官工事・塗装工事など、工種が多岐にわたりましたので日数は延べで6日間ほどかかっております。
全ての作業が完了後に散水試験をおこなって雨漏りが完全に止まった事が確認出来ましたので、お客様にも安心していただく事が出来ました。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒を徹底しておりますので、安心して工事をお任せください。
内装工事をおこなおうとして壁のクロスを剥がした際に、下地がカビていて真っ黒になっていたことから雨漏りが発覚しました。湿気を逃がさないビニールクロスは、クロスの表面に下地のカビなどが現れない事もありますので、大量に雨漏りしていない場合は気付かない事が結構あります。
内装工事をおこなう前に雨漏りを止めなければなりませんが、雨漏り修理工事にはまずどこから雨水が浸入しているのかを特定する必要があります。雨水の浸入箇所特定の為におこなうのが『散水試験』で、ホースなどで原因と想定する部分に水をかけて雨が降っている状況を再現します。室内の雨漏り箇所は雨が降っている状態で確認出来ますが、雨の時は建物全体に雨水が掛かっていますので、浸入箇所の特定は難しくなります。そのため、散水試験は可能性の高いところ1カ所ずつに水をかけて室内に雨漏りするのかを確認していきます。
建物の構造によって確認の為に必要な時間があり、木造住宅の場合は雨水が出ないと判断するには最大60分程水をかける必要があります。また、室内側で雨漏りしているのは1カ所だったとしても、雨水の浸入箇所は何か所も有る事があります。また、逆のケースもありますので、可能性が有る部分は全て水をかけて確認していきます。1カ所かけて水が出たからといてそこで散水試験を終わりにしてしまうと雨漏りが止まらないケースがありますので、注意が必要です。
今回は散水試験によって、バルコニーに出る掃き出しサッシとFRP防水の取り合い部分から雨水が浸入していた事が確認出来ました。補修工事はサッシと防水層の納まりを直す必要がありましたので、サッシを一旦取り外して立上りの防水工事をやりなおしました。
サッシは1カ所ですが、大工工事・防水工事・左官工事・塗装工事など、工種が多岐にわたりましたので日数は延べで6日間ほどかかっております。
全ての作業が完了後に散水試験をおこなって雨漏りが完全に止まった事が確認出来ましたので、お客様にも安心していただく事が出来ました。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒を徹底しておりますので、安心して工事をお任せください。
担当:富田
- 【工事内容】
- 雨漏り修理
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 7日間
- 築年数
- 12年
- 平米数
- サッシ1カ所
- 施工金額
- 詳しくはお問合せください
- お施主様
- N様邸
- 保証年数
- 3年
- 【工事内容】
- 雨漏り修理
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- FRP防水
- 施工期間
- 7日間
- 築年数
- 12年
- 平米数
- サッシ1カ所
- 施工金額
- 詳しくはお問合せください
- お施主様
- N様邸
- 保証年数
- 3年
雨漏り箇所の確認
室内の雨漏り箇所を確認します。内装工事の際には壁のビニールクロスを剥がしたら、裏側が真っ黒になっていて雨漏りに気付かれたそうです。ビニールクロスは厚手の物ですと壁からの雨漏りが表面に出にくいこともありますので、今回内装工事の際に気付けたのは良かったです。
雨漏りしているのは出窓部分で、上の壁が雨漏りで真っ黒になっています。下地の傷み具合がきになりますので、腐食した壁を撤去して中の状態を確認します。
壁の中を確認
室内から外側に飛び出した部分は合板と石膏ボードで下地が作られています。バールを使って水を吸った壁の下地を剥がしていきます。
壁の中は外部に面しているので断熱材が入っています。水を吸った石膏ボードはボロボロになっているので簡単に剥がせます。下地の木に腐食は出ていない様です。
断熱材が水を吸ってしまいます
外壁や屋根に面した天井裏などには断熱材が入っています。ウール系の断熱材は、雨漏りした時に雨水を吸ってしまい、少量の場合は表面に出ない事もあります。逆に大量の雨漏りが有った場合、断熱材が雨水を吸ってしまい雨が止んだ後も長い時間雨漏りし続けることもあります。
今回の状況は下地に大分傷みが出ていましたので、結構な量の雨漏りがあった事が想定できます。
散水試験で雨水浸入箇所を特定します
雨漏りしているのはバルコニーに面したサッシの真下です。
バルコニー回りは雨漏りの原因と想定できるところが結構あります。床の防水、排水口回り、サッシ回り、笠木回りなど、考えられる部分は何か所もあります。
この様な雨漏りの場合に必要なのは雨水がどこから入ってくるのかを特定する事ですが、そのためにおこなうのが散水試験です。雨が降った時に雨漏りするのですが、実際に雨が降っている時ですと全体に雨水がかかり濡れている状態ですので、どこから雨水が入り込んでいるのかの特定が難しくなります。
そのため、想定される部分だけに水をかけて確認する必要があり、その作業を散水試験と言います。
サッシ本体からの雨水の浸入、笠木と外壁の取り合い部分からの浸入など、可能性があるところ1カ所ずつに水をかけました。木造住宅の場合直ぐに雨水が出る事もありますが、なかなか出ない事もあり最長で60分程水をかける必要があります。
雨水の浸入箇所が特定出来ました
何か所か水をかけた結果雨水の浸入箇所が特定出来ました。
サッシの回りなのですが、サッシを固定するためのフィン(つば)がバルコニーのFRP防水の中に入り込んでいて、そこから雨水が入り込み防水層の下に流れていました。
水をかけて数秒で雨水が垂れてきています。散水を止めると垂れてくる水が直ぐに止まりました。今回の雨漏りの原因はこの部分で間違いない事が確認出来ましたので、さっそく雨漏り修理工事をおこなっていきます。
今回はサッシと防水層の納め方に問題がありましたので、根本解決の為にしっかりとした工事をおこないます。
サッシの取付方法を変えます
サッシと防水層の納め方に問題がありましたので、今回はサッシの取付方法と防水層の納め方を変えます。サッシを取り外して下地の補強と立上りの防水層を直します。
防水層の内側にサッシが取り付けてありましたので、サッシを戻す前にFRP防水の立上りを作ります。サッシ回りから流れて来た雨水が防水層の外側に出る様に納めていきます。
今迄は木下地が剥き出しになっていましたが、しっかりとFRP防水が立ち上がっており、サッシが納まる下の部分にも防水層が伸びています。
防水層の外側にサッシを取り付けて、回りの壁を復旧して雨漏り修理工事が完成です。
雨漏りを一旦止めるだけであればコーキング工事で止める事も可能ですが、コーキングの耐久性のみで雨漏りを防ぐ事になりますので、今回の雨漏り修理工事は根本解決の為にサッシの脱着工事と防水の補修工事をおこないました。
最期に散水試験でチェックします
雨漏り修理工事が完成しましたので、最期に散水試験をおこなって確認します。原因箇所に水をかけて確認しましたが完全に雨漏りが止まっている事が確認出来ました。
お客様にもこれで安心出来るとおっしゃっていただけました。
記事内に記載されている金額は2021年07月30日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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