
HOME > 施工事例 > 調布市国領町で倉庫の大型雨樋を高所作業車を使用して交換工事を.....
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:富田
担当:富田
倉庫の軒先に取り付けてある雨樋が歪んでいました。急勾配屋根の軒先に取り付けてある雨樋が、屋根から落ちる雪の影響によって外側に傾いて下がっていました。
高いところに取り付けてあるので分かりにくいのですが、赤いラインを引いた部分が歪んでしまったところです。
外側に傾いた部分は雨樋の丁度真ん中あたりで本来は一番高くないと雨水が流れないのですが、雪によって下がってしまい外側に傾いていましたので、雨が降ると雨水が流れずにバシャバシャと溢れてしまいます。
雨樋の真下には一部屋根が架かっていて、その上に雨水が落ちてしまうと大きな音が鳴りご近所の方へご迷惑をかけてしまったそうなので、歪んだ部分を直す工事をおこなう事になりました。
雨樋の下には屋根が架かっているので、交換工事をおこなうために必要な足場を架ける事が出来ません。梯子も架けられる高さではありませんので、高所作業車を使用して交換工事をおこないます。
高所作業車はトラックの上に取り付けられた腕の先に人が乗れる箱が付いており、腕が伸びる事で箱に乗ったまま作業をおこない場所まで到達出来ます。
外側に歪んだ雨樋です。本来は一番高くなっていなければならない部分ですが、雪の被害によって下がっている為に雨水がちゃんと流れずに、外側に溢れてしまいます。
今回の雨樋の歪みは雪が破損の原因になっていました。雪・雹・風によって被害を受けた場合は火災保険が適用になります。元に戻す為に掛かる工事費用を保険会社が負担してくれるため、自己負担なく元の状態に直す事が可能です。
雪による被害を受けた雨樋は現在でも製造されています。雨樋は古くなると廃盤で製造されなくなるものが結構あります。今回は現存品なので歪んだ部分の交換が可能でしたが、廃盤になると繋がった部分は全て交換しなければならなくなります。
取り付けてあるのは積水化学工業のV200という大型の雨樋です。一般住宅の屋根には殆ど使われませんが、倉庫や工場など屋根面積が大きな金属屋根に良く使われています。
雨樋は決まった長さがありますので、交換の範囲によっては途中で継ぎ足さなければなりません。今回もは雨樋3本分の長さを交換しますのでジョイントも用意しています。
ジョイント部分は専用の部材を使用して繋ぐのですが、この部分は基本的に接着剤による接着で固定していますので、経年によって接着剤が劣化してしまうと、このジョイント部分から雨水が染み出してしまう事があります。
高所作業車による雨樋交換工事が完成しました。歪んだ部分も元通りに納まりましたが、また同じように雪が積もった時になるべく被害を出さない様に、吊り込み金具部分を銅線で固定して広がりにくくする対策もおこなっております。
歪んでしまい雨水がバシャバシャと溢れてしまった雨樋は、新しい物に交換工事をおこないましたので、お隣近所にもご迷惑がかからなくなりました。
今回の雨樋交換工事は、建物の回りの状況により足場を架ける事が出来ずに高所作業車を使用しました。道路に止めて使用する場合は、道路使用申請などが必要になりますが、一日で作業を完了させることが出来ますので、うまく使用すれば足場を設置するよりも費用面でも工事日数でも抑える事が出来る場合があります。
建物の状態や回りの状況によって最適な工事のご提案をさせていただきますので、安心して工事をお任せください。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。【雨樋修理・交換】こんな場合は要注意!【プロが解説!街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
漫画で読むならコチラ
動画で見るならコチラ
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
雨樋交換
【施工内容】
雨樋交換
【施工内容】
雨樋交換
【施工内容】
棟板金交換
【施工内容】
スレート屋根工事
【施工内容】
雨漏り修理