
HOME > ブログ > 品川区大井で塗装が劣化しひび割れだらけのスレート屋根点検
更新日:2019年7月28日
品川区大井の住宅へ築20年の屋根点検に伺いました。20年間、これまで雨漏り等の不具合が起こったこともなく、屋根のメンテナンスをされるのは初めてとのお話でした。こちらのお宅で葺かれているのは化粧スレートというもので、現在日本で最も普及している屋根材です。
オレンジ色っぽく見えるのは、実は苔です。よく見ると、元々はグレーの屋根だったことが分かります。新築時には、悩んだ末にお住まいの屋根や外壁の色を決める方も多いでしょう。しかし塗装が色褪せ、そこに苔が生えたことで屋根全体の色の印象を変えてしまっています。なぜこうなってしまうかというと、塗装の劣化によってスレート自体が水分を含むようになってしまっているからです。
スレートは表面の塗膜によって撥水性を保っています。しかし経年によって塗装が劣化するとその効果を失い、セメントを主成分としているスレートに水が染み込みやすくなってしまいます。水が染み込むというのはお住まいを雨風から守る屋根の役割として致命的です。さらに、撥水性を失ったスレートはその強度も落ちてしまいます。こちらの屋根でも、写真の様なひび割れ箇所がいくつも見つかりました。
スレートの下には防水紙があるので、ひび割れからすぐに建物内部へ雨が浸入、という事はありませんが、築20年ともなれば防水紙も傷んできているはずです。実際このような小さなひび割れが原因で雨漏りになるケースも少なくありません。さらにこのままひび割れが大きくなり、スレートが割れて風で飛んでしまうなんて事になれば大ダメージです。もちろんひび割れの補修も可能ですが、スレートも防水紙もそろそろ耐用年数を迎える頃ですし、これから他の箇所がひび割れる事も考えられます。お客様には、屋根葺き替えか屋根カバー工事で屋根材を新しくすることもご検討いただくことになりました。スレートははやめの再塗装によって劣化を抑えることも可能なので、現在スレート屋根のお家にお住まいの方はぜひご相談下さい。
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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