足立区入谷で令和元年東日本台風で棟板金を飛ばされたお客様の棟板金交換修理と屋根塗装を行いました
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
足立区入谷にお住いのH様は昨年の令和元年東日本台風の際にコロニアル屋根の棟板金を飛ばされてしまい、私たち「街の屋根やさん」にお問い合わせを頂きました。一緒にコロニアル屋根材が落ちていたとのことですごく不安に感じられていたそうです。棟板金は確かにH様の家の物と確認できましたが、落ちていたころにある屋根材は模様も色もH様の家の物とは異なっており屋根に登った調査でも破損部は見られずご安心していただけました。H様は火災保険にご加入だったため保険の復旧工事を申請して直していくことになるのですが、棟板金が飛んだ際に屋根の上を傷付けていったので、保険では棟板金交換と屋根の塗装による復旧を申請し、問題なく認めてもらいましたので、今後の安心のための棟板金すべて交換工事と屋根塗装工事をご契約いただき、工事を実施させていただきました。
担当:渡辺
- 【工事内容】
- 棟板金交換 屋根塗装 ガルバリウム鋼板
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 仮設工事含め1週間
- 築年数
- 25年
- 平米数
- 棟9m、屋根70㎡(下屋根含む)
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせください
- お施主様
- H様邸
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証年数
- 8年
- 【工事内容】
- 棟板金交換 屋根塗装 ガルバリウム鋼板
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- ガルバリウム鋼板製棟板金、日本ペイント パーフェクトベスト
- 施工期間
- 仮設工事含め1週間
- 築年数
- 25年
- 平米数
- 棟9m、屋根70㎡(下屋根含む)
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせください
- お施主様
- H様邸
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証年数
- 8年
点検
足立区入谷のH様は昨年の令和元年東日本台風の際に屋根の棟板金を飛ばされてしまったとのことで、私たち「街の屋根やさん」にご連絡をくださいました。お伺いしてみると棟板金が三枚(一枚約2m)を保管していただいておりました。台風時期によくある事なのですが、この板金が本当にお客様の家から飛んだものなのかはまだ確定できません。というのも屋根を見ていないからです。屋根を見て明らかに破損が見える場合はほぼお客様の家のものと言えますが、まれに違うお宅の物だったりすることがあります。判断基準で参考になるものは「無塗装か塗装済みか」ということがあります。塗装をされている屋根のお客様の場合、まず飛ばされてきた棟板金がご自分の家の屋根と同じ色だったら可能性が高いです。逆に塗装してある屋根なのに全然違う色だったりした場合は可能性は低くなります。
屋根材と思われる部材も落ちていたとのことで保管されていらっしゃいました。H様にお話を伺っていくと、今まで塗装はされたことが無い、とのことでした。落ちていた屋根材と思われる破片は比較的キレイなもので塗装を施した形跡がありましたので、おそらくH様邸の物ではないと、とお伝えし屋根調査を進めていくことになりました。
実際に屋根に登らせていただき、調査を行います。まずは棟板金ですが、落ちていたのはH様の家のもので間違いありませんでした。屋根に塗装の形跡はなく落ちていた化粧スレート屋根材はH様邸の物でない事も確定し、H様もひとまずはご安心されたようです。棟板金は切妻形状の屋根の中心部分、親棟がほぼすべて飛ばされてしまっておりました。一部下地の貫板も飛散してしまっておりましたが、こちらは行方不明です。どこへ行ってしまったのでしょうか・・・・。屋根にはどこから飛んできたと思われるカーポートなどに使用されるアクリル板が挟まっておりました。こんなにキレイに挟まるなんて!数多くの屋根を拝見させていただいておりますが初めて見ました。点検の結果から台風による被害は、棟板金の飛散と飛散する際にH様邸の屋根をこすりながら飛んで落ちたようで化粧スレート屋根材の表面にそれほど深くはありませんが傷も複数ついておりました。ご加入の火災保険会社に台風による被災の内容をお伝えいただき、保険金申請書を取り寄せてもらう事になりました。保険の方は、申請した棟板金交換、屋根塗装による傷の保護、工事用の足場が認められました。棟板金は飛散していない部分も今後のために交換する工事と屋根塗装工事を承らせていただきました。
工事
屋根工事で特に屋根塗装工事も行うので、足場仮設にメッシュシートは必須の条件となります。ご近隣様へのご挨拶を事前に実施し、足場仮設を行いました。
まずは棟板金工事に取り掛かります。飛散せずに残った棟も解体していきます。貫板をすべて外して棟の周囲を清掃します。
新しい貫板を設置して行きます。既存の貫板があったところが基準にはなりますが、経年で痩せていたりしますので新しくつける棟板金と大きさや位置を合わせていきます。
貫板を屋根に固定し、ガルバリウム鋼板製の棟板金を被せ、棟板金の側面と貫板の側面をステンレス製のビスで固定し棟板金交換工事は終了です。今回飛散していない部分の棟板金も貫板から交換しています。
屋根塗装工事
棟板金交換工事が終わり、屋根塗装工事に入ります。築後、一度も塗装工事は行ったことが無いとのことでしたので、屋根にはコケ類が多く生えているのが写真でもよくわかります。濡れたコケは非常に滑りやすいので安全に最大限注意を払いながら洗浄作業を進めて参ります。
洗浄終了後、一日は乾燥の時間を設けます。塗装工事に水分は大敵です。乾燥が不十分な状態で塗装をすると後々の膨れや剥がれなどトラブルのもとになります。今回の屋根塗装工事で称する塗料は日本ペイントのファインパーフェクトベストです。ラジカル制御型塗料と呼ばれる分類で紫外線によって生成される塗装を傷める原因になるラジカルを抑制する塗料です。簡単に言えば「対候性が高い」塗料です。下塗りには日本ペイントのファイン浸透シーラーが標準施工の指定となります。高圧洗浄によって表面の汚れや古い塗膜が洗い流された化粧スレートに気持ち良いほど浸透していきます。下塗り塗料の塗布後、中塗りを実施いたしました。色はH様のお好みでグリーン色です。グリーン系の色でも標準色で4色から選ぶことが出来ますのでお好みに合うグリーンが見つかるでしょう。
中塗り、上塗りと塗りを重ねてキレイに仕上がりました。適切な量を塗る事で不要な塗料の液だれも起きておりません。もちろん化粧スレート屋根の塗装後は木口からの吸い上げによる雨漏りを防止するためのタスペーサーの取付も忘れておりません。
工事終了
鮮やかなグリーンに染まったH様邸の化粧スレート屋根です。想像していた通りの色になったととても満足していただけました。もちろん棟板金も新しくなったことで台風への備えもバッチリになりました。
下屋根も棟板金の予備的交換を実施し、大屋根と同じ色で塗装を行いました。永久ではありませんがかなりの長期にわたって屋根表面の保護をしてくれます。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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