足立区梅田で瓦屋根のお住まいをガルバリウム鋼板、スーパーガルテクトに葺き替え工事を行いました
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:藤崎
足立区梅田で、昨年の令和元年東日本台風によるご被害で瓦屋根がズレてしまい落下の危険が有るので修繕を検討したいとのご相談をお受けし、早速屋根の点検調査にお伺い致しました。
屋根に上がると確かに切妻形状のケラバ、所謂袖瓦の部分にズレが生じており、浮きが発生し隙間が出来てしまっている状況でした。そこで施主様も強風によるご被害と言う事で火災保険をご使用の上で、修繕工事を行いとの意向で、それと共に予算的に可能であれば折角の機会となるので、全体的な交換工事を行い、屋根については安心できる状況に出来ればありがたいとのお話を承り、先ずは保険申請を行う事となりました。
その後火災保険で足場架設を含めた今回のご被害分の承認が下り、それに自費でのご負担分を加えて、無事ガルバリウム鋼板による屋根の葺き替え工事を施工するに至りました。
屋根に上がると確かに切妻形状のケラバ、所謂袖瓦の部分にズレが生じており、浮きが発生し隙間が出来てしまっている状況でした。そこで施主様も強風によるご被害と言う事で火災保険をご使用の上で、修繕工事を行いとの意向で、それと共に予算的に可能であれば折角の機会となるので、全体的な交換工事を行い、屋根については安心できる状況に出来ればありがたいとのお話を承り、先ずは保険申請を行う事となりました。
その後火災保険で足場架設を含めた今回のご被害分の承認が下り、それに自費でのご負担分を加えて、無事ガルバリウム鋼板による屋根の葺き替え工事を施工するに至りました。
担当:藤崎
- 【工事内容】
- 瓦屋根葺き替え ガルバリウム鋼板
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 10日
- 築年数
- 50年
- 平米数
- 46㎡
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせ下さい
- お施主様
- M様邸
- 保証年数
- 10年
- 【工事内容】
- 瓦屋根葺き替え ガルバリウム鋼板
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- スーパーガルテクト
- 施工期間
- 10日
- 築年数
- 50年
- 平米数
- 46㎡
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせ下さい
- お施主様
- M様邸
- 保証年数
- 10年
点検の状況
今回台風のご被害で一番顕著に症状が出ていた部分はこのケラバの部分になります。瓦屋根でいうところの袖瓦と呼ばれる端側の瓦になります。御覧の通り、ケラバがずれてしまい浮いてしまっている状況でした。
上から下まで所々に多かれ少なかれ発生しており、その台風の当日は階下に若干雨漏りが生じてしまったとのお話でもありました。
更に過去同様の状況が発生したことも有った模様で、その際新しい瓦に替えた様でしたが、若干サイズの相違も有り、隣接する既存の瓦そのものとズレている箇所が有り、今回瓦を調整してもやはりキチッとは収まらない事になるので、理想としては全体的な屋根葺き替え工事が好ましい状況と言えました。
但し漆喰については変色は生じておりますが、未だしっかりしている様には見受けられます。しかし全体としては劣化が進んでいる状況で有る事には変わらず、施主様もそのあたりは懸念をもたれておりました。
やはり部分的な施工になってまた同様な事案が発生しても手間が掛かってしまうので、出来る事であれば全体のメンテナンスが理想であるとの意向を承りました。
今回明らかに台風によるご被害は出ております。その部分については火災保険の申請を行います。屋根作業ですから足場は必須です。それとご被害の修繕工事について申請を行い、その承認を経て自費での追加分も加えて全体のメンテナンスの方向で検討される事となった訳です。
屋根葺き替え工事の施工となります
屋根工事の施工となります。葺き替え工事の施工にあたり当然、高所作業であると共に廃材の飛散も考えられますので足場架設を行います。このように屋根をグルッと足場で取り囲み、しっかりとメッシュシートも張って安全対策とご近隣対策を万全に工事準備を行って参ります。
新規の野地板と防水紙、屋根材はスーパーガルテクトです
材料の準備も抜かりなく行います。瓦屋根を剥がして参りますが、その下の状況は年数による劣化がかなり進行しています。瓦屋根における葺き替え工事は、瓦を剥がした後に、既存の下地の上にこの新しい野地板を設置して参ります。更にその上に防水紙、このアスファルトルーフィングを敷設し下地強化を図って参ります。
防水紙の上に葺いていく屋根材はアイジー工業社製のスーパーガルテクトになります。これが今回の工事の主役です!裏返しになっていますが、アルミ製材になっていると共にその横面から見ると断熱材が入っているのが判ります。やはりこの断熱機能が有るか否かでお部屋内における快適性はかなり違うものとなります。それと併せて消音効果にもなり、雨音の軽減などにも効果をもたらします。
私たち街の屋根やさんでは、ガルバリウム鋼板による葺き替え工事をご希望されるお客様には、このスーパーガルテクトをご提案させて頂く事が多く、今回もこの屋根材のご提案をさせて頂き、スーパーガルテクトでの葺き替え工事となりました。更に貫板に使用するのは木材では無く、写真のプラスティック樹脂製の物を使用致します。これで耐久力の向上にも大いに役立ってくれることでしょう。
屋根瓦を降ろしていきます
いよいよ瓦降ろしのスタートです。端から順番に瓦を外していきます。瓦を剥がすとトントン葺きと呼ばれる杉皮と長年の劣化によってお傷みが生じている様子も顕になっていきます。半分も剥がしていくと作業も折り返し点です。
全て剥がしていくと全体の状況が見えてきました。所によってはかなり野地板が弱体化してしまっている場所も有りました。
瓦を全て降ろした後は廃材を取れるだけ取り切って、用意した新たな野地板の設置に移ります。
野地板、防水シートを敷設していきます
清掃した後は野地板の設置となります。この通り全面に新しい野地板を敷き詰め、屋根の下地強化を図って参ります。
更に野地板を設置した上にこの防水シートを敷設していきます。アスファルトルーフィングとも呼ばれ、これがこれまでの杉皮による防水の変わりに屋根の内側を雨からしっかりと守る最後の砦となっていきます。この防水を貼る所までが屋根作業初日の最後の工程となります。ここまでくれば例え雨が降ったとしてもこの防水紙が防いでくれるのです。
明日はいよいよガルテクトによる屋根葺き作業に入ります。
唐草板金、ケラバ板金の取り付け
日も変わり、今日から板金の取り付けになって参ります。先ずは屋根の縁廻りの役物と呼ばれる板金の設置です。軒先に付ける役物を唐草板金と呼びます。屋根の取り付けはこの唐草取り付けからスタートしていきます。
続いて今度は屋根の側面、所謂ケラバ板金の取り付けになります。今回この部分を中心にご被害が出た場所です。しかし今回このケラバ板金を取り付けますのでこのように破風板の部分にしっかりと取り付けられるので、落下によるご被害はもう心配しなくても大丈夫になるでしょう。
ガルテクトを葺いていきます
廻り縁の役物を取り付けて主役のガルテクト葺きになります。下から順に葺いていきます。これを1枚1枚しっかりと取り付けてこれまでの瓦屋根からガルバリウム鋼板による新たな屋根を構築していきます。
最終的に下から屋根を葺いていくとこの様な形となります。全ての面の屋根を葺き終わると最後は棟板金の取り付けで完成です。
長きに渡ってお住まいを守ってくれた瓦に代わって、新たにお住まいの守りの要となる屋根材です。その気持ちをしっかり込めて丁寧に葺いていきました。ここまで来れば後はその仕上げ作業に移っていきます。
最後に棟を構築し完成です
今回の現場は切妻と呼ばれる形状の屋根で、棟は一番てっぺんの一直線の棟となります。最初にご紹介した樹脂製の貫板を設置し棟板金を被せて参ります。
更にこの様に端側の折り込みと重ねの処置を行って棟板金の取り付けが完了となります。
棟板金もしっかり一直線に収まりました!これで今回の屋根の葺き替え工事も無事終了となります!
夕映えにガルテクトが映えています
気付くと夕方になっていました。新たに葺いたこのスーパーガルテクトが夕映えに反射してキラキラと輝いております。非常に綺麗にに仕上がりました!
綺麗である事もさることながら、このガルバリウム鋼板の素材であるスーパーガルテクトは、耐久力も非常に優れているのです。20年から30年の耐久力を誇り、これまでの日本瓦の屋根とは比べ物にならないくらいの軽量化が達成できております。
スーパーガルテクトによる屋根葺き替え工事の完成です!
ですのでメンテナンスの手間と言う点でも、かなりお住まいにとっても軽減され効率的になるはずです。それと共に、これからのお住まいの守りの要として大いに活躍してくれるものと我々も自負しております。
昨今、日本瓦からの屋根の葺き替え工事のご要望が非常に増えてきております。もし皆様でもこのような葺き替え工事を検討されている方がいらっしゃれば、このスーパーガルテクトを検討の一つとされる事をお勧め致します。是非ご参考にされて下さい。
2023年3月2日追記
定期点検にお伺い致しました
工事完了後、その保証年数に応じて定期点検を行います。こちらのお客様の屋根葺き替え工事で使用したアイジー工業のスーパーガルテクトについては、弊社の施工保証10年の対象となります。久しぶりにお宅の外観を拝見すると施工した当時の事が思い出されて懐かしく感じます。
ドローンによる空撮で確認致します
こちらのお宅は都内特有の梯子設置が難しいお宅になるので屋根点検はドローンを使用しての点検となります。ドローンは事前に届け出申請を行い航空局からの認可を受けた上での実施が原則です。場合によっては飛行許可の下りない区域等も有る事からその辺りの注意が必要となります。
屋根に異状は見られませんでした
空撮確認を行ったところ、特に異状は見受けられませんでした。屋根本体部分は元より、棟板金やケラバ板金と言った役物板金も含めて取付不良や不具合箇所は一切ありません。ドローンによる空撮確認は全体の状況が捉えられる事から、非常に有効な点検ツールともなります。
定期点検の終了
今回の定期点検も滞りなく終了致しました。私たち街の屋根やさんでは、施工させて頂いたお客様にご安心頂く為にも定期点検を始めとしたアフターメンテナンスの充実にも力を入れて取り組んでおります。更に工事前の点検から施工、或いは今回の様な施工後点検等においてのドローン活用した調査確認の実施等にも努めております。尚、屋根葺き替え工事の費用目安はこちらをご参考にして下さい。引き続き新型コロナウイルス対策も継続しておりますので、皆様も是非お気軽にお声掛け、ご相談頂ければ幸いです。
記事内に記載されている金額は2023年03月03日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
工事を行なったM様のご感想をご紹介いたします
M様のアンケート
【工事前】
- Q1.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
- 台風15号、19号で屋根瓦がずれて
- Q2.業者や工事会社をどのように探されましたか?
- 以前にベランダの工事(風災)をお願いしたので
- Q3.当社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
- 連絡をしました。雨漏りが心配でした。
- Q4.何が決め手となり当社にお問合せをされましたか?
- 以前の工事が良かったので。
- Q5.実際に当社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
- 良かったです。
M様のアンケートを詳しく見る→
足立区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
関連動画をチェック!
ガルバリウム鋼板は横葺き・縦葺きどっちが良い?【街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
このページに関連するコンテンツをご紹介
令和元年台風15号・19号で被災され、屋根工事をお待ちいただいている方へ
令和2年6月1日更新 現在、台風に関するお問い合わせは落ち着いてきており、現地調査や工事着工についても通常通りお伺いすることができます。街の屋根やさんでは工事後、長く安心して暮らしていただくため、品質の高い適切な施工を行っています。お気軽にお問い合わせください。現在の東東京支店と品川支店、多摩川支店…続きを読む4つのチェックポイントで瓦屋根の点検・メンテナンスのタイミングを知ろう
「瓦屋根はメンテナンスフリーだから安心」 と、ご自宅の瓦屋根のメンテナンスを怠っていませんか? 瓦屋根は半世紀、またはそれ以上もの耐用年数を期待できる大変寿命の長い屋根材ですが、台風や強風が吹いた際に最も多くの補修や点検のご依頼をいただきます。 長寿命の瓦屋根をさらに安全に、安心してお住ま…続きを読む粘土瓦・コンクリート瓦・セメント瓦、 瓦の種類・見分け方とメンテナンス方法
古くから使用されている屋根材、それはなんといっても「瓦」でしょう。皆さんが瓦と言ってイメージするのは寺社仏閣のような和風建築のものですか?それとも地中海風の建物に見られるオレンジ色のグラデーションのかかった屋根でしょうか?瓦屋根はその形状により分類もできますし、使用している材質によっても分類でき…続きを読むガルバリウム鋼板とは?屋根・外壁で人気の理由とメンテナンス
ガルバリウム鋼板製の屋根材、外壁材が人気です。 現在、屋根や外壁のリフォームをお考えの方ならきっと見聞きされているでしょう。リフォーム会社からガルバリウム鋼板の屋根材や外壁材を薦められているという方もいらっしゃるかもしれません。 でも初めて聞いた素材だから、本当にガルバリウム鋼板は良いもの…続きを読む瓦屋根のさまざまな補修とリフォームの費用と価格
瓦に飛来物が当たり割れてしまった場合、また風によって少しずれてしまっている場合、雨漏りが起きていなくとも防水紙の劣化に繋がりますので、補修は必要です。瓦の差し替え工事瓦の並び戻し工事 漆喰が剥がれることによって内部の土が露出し、雨水で流れ出てしまいます。そのまま放置してしまうと棟自体の並びも変形・…続きを読む知ってお得!屋根の便利な豆知識
普段に何気なく眺めている屋根ですが、近所のお住まいを見渡しただけでも、様々な形、様々な材料が使われていることが分かと思います。 また、グーグルアースなどでは世界中の屋根を眺めることができます。素敵なデザインのものもあれば、ユニークでかわいらしいものもあります。屋根の勾配とデザイン屋根の勾配が緩やか…続きを読む【スーパーガルテクト】人気のガルバリウム鋼板屋根材おすすめの理由
耐久性・快適性・意匠性が見事にマッチした 屋根材の新しいスタンダード ガルバリウム鋼板の屋根材はリフォーム市場においてナンバー1のシェアを誇ります。 その中でもアイジー工業株式会社の「スーパーガルテクト」は優れた断熱性から大変人気の屋根材です。 そもそも、ガルバリウム銅板とは、JIS規格では…続きを読むこのページに関連する漫画コンテンツ動画をご紹介
漫画で読むならコチラ
動画で見るならコチラ
- 電話 0120-989-936
- 株式会社シェアテック
- 〒132-0023
- 東京都江戸川区西一之江2-10-17 大場ビル1F
- 電話 0120-989-936
- 株式会社シェアテック
- 〒182-0025
- 東京都調布市多摩川3-68-1
- 電話 0120-989-936
- 株式会社シェアテック
- 〒222-0033
- 神奈川県横浜市港北区新横浜3-2-6 VORT新横浜 2F
あなたの近くの街の屋根やさんはこちら
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
このページと共通する工事内容の新着施工事例
- 新宿区西早稲田でトタンの瓦棒葺き屋根をガルバリウム鋼板で葺き替え工事
-
【施工内容】
屋根葺き替え、雨漏り修理、ガルバリウム鋼板
- 八王子市狭間町にて、セメント瓦から石付きの金属屋根への葺き替え工事を行わせていただきました。
-
【施工内容】
瓦屋根葺き替え
- 練馬区富士見台にてセメント瓦からジンカリウム鋼板への屋根の葺き替え工事、瓦屋根からの葺き替え工事にかかる費用は、、、
-
【施工内容】
瓦屋根葺き替え
足立区と近隣地区の施工事例のご紹介
- 荒川区荒川にてひび割れたパミールAの屋根材コーキング補修工事(税込65,000円)を実施!
-
【施工内容】
屋根補修工事
- 葛飾区水元にて樹脂製の貫板を使用した棟板金交換工事(税込473,000円)を実施!
-
【施工内容】
棟板金交換
- 葛飾区西亀有にてトップライトから雨漏りが発生していたスレート屋根を屋根葺き替え工事で解消!低価格高耐久のスーパーガルテクト(Sシェイドチャコール)を使用致しました
-
【施工内容】
屋根葺き替え