葛飾区|錆の発生で腐食した瓦棒を屋根カバー工法で改善!
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
内装業者様からのお問い合わせでした。現場の屋根葺き替え工事の見積もり依頼と、予算に応じて外壁サイディングの張替依頼となります。業者様からのお問い合わせも対応可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
点検をし、状況を判断させて頂いた上で、適切な補修工事を行っていきたいと思います。
点検をし、状況を判断させて頂いた上で、適切な補修工事を行っていきたいと思います。
担当:渡辺
- 【工事内容】
- 屋根補修工事 金属屋根工事 金属屋根補修工事 破風板・軒天部分補修 屋根カバー工法 金属屋根カバー工事 雨樋交換
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 6日
- お施主様
- K様
- 【工事内容】
- 屋根補修工事 金属屋根工事 金属屋根補修工事 破風板・軒天部分補修 屋根カバー工法 金属屋根カバー工事 雨樋交換
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- カバールーフ455
- 施工期間
- 6日
- お施主様
- K様
【点検の様子】
東京都葛飾区の屋根点検です。瓦棒屋根ですが、すでに錆が発生し赤褐色に変色しきっています。角の方は雨水によって劣化、屋根材が錆びて腐食しボロボロになってしまっています。雨樋にも錆が流出して変色させているのが分かりますね。金属屋根は丈夫ですが、一度錆が発生し、腐食で穴あきが起きてしまうと修復は不可能です。
釘は腐食した屋根材から抜けてしまい、屋根材も固定のないまま隙間を大きく開けてしまっています。瓦棒の優れた雨仕舞を生み出す芯木キャップも浮きや隙間が目立ち…経年劣化による腐食が著しく見て取れます。
何度か補修は繰り返していたようですが、すでに屋根材全体が補修を必要としている状態でもあります。ここまで錆が進行していると、どこが穴あきを起こしてもおかしくもなく、シーリングの隙間から入る可能性すらあります。
シーリングの寿命はおよそ5年前後、錆びた屋根材の上からの施工では錆と一緒に剥がれ落ちてしまうでしょう。
しばらく放置していたのかアンテナも倒れてしまっています。使用しないのであれば下ろしてしまった方が断然安全なのですが…、ステンレスであってももらい錆によって腐食する可能性は大です。早めに補修もしくは撤去をしましょう。
外壁の様子も確認できますが、屋根から流れた錆が外壁に流れて同じようにもらい錆も起こしているようです。もらい錆の進行は大変早く、たちまちに腐食の状況を悪化させてしまいますので、速やかに対処しなければなりません。
ついでに外壁の状況も確認しましょう。部分的に金属サイディング、大半をモルタルで施工しているようですが、モルタルの劣化確認は分かりやすく、お客様自身でもチェックが可能です。まずは外観の見た状態です。色の褪せを感じ手で触るとチョーキング(白亜化)現象。チョーキング現象とは、塗料が経年により摩耗し、粉状に劣化してしまう事です。この現象は塗装のサイン共言われますが、正しくは塗料の限界、つまり塗装をするのに少し遅い時期のサインです。
気付いた時点で塗装メンテナンスが必要ですので勘違いが無いようにチェックをしていきましょう。
モルタル外壁のクラックをシーリングで補修していたようです。が、馴染ませる・充填するといった補修ではなく、上に被せただけの補修のようにみえます。シーリングに汚れが付き、黒くなってしまっていますし、経年によって亀裂が入ってしまっています。これではシーリングの効果は発揮せずに外壁に雨水が染み込む恐れもあります。
今回は屋根と一部の外壁補修しか行いませんが、メンテナンス時期を相談しながら外壁塗装をすることを検討していきましょう。
【施工の様子】
工事に当たって近隣の方へ工事のご案内をさせて頂きます。足場仮設・解体や屋根工事では騒音が発生します。作業時間は通常8時半~17時ですが、お客様とご相談しながら時間を決めていきます。また日曜日は作業を行わない場合が多いのですが、天候によって作業が思うように進まない場合はご相談をさせて頂きます。
足場仮設を行い作業の準備に当たります。
猫ちゃんが見守る中、工事開始です。
まず建物の高さがある為、屋根材は全て機械によって荷揚げを行います。作業がしやすいように全てをあげる事はせず、作業の工程に合わせ少しずつ進めていきます。
今回は瓦棒屋根にカバールーフで屋根カバー工法を行っていきます。カバー工法とは、既存の屋根を残したまま、新規の屋根材を被せて屋根を仕上げる工事です。
既存の屋根を撤去することはない為、2枚の屋根材分屋根の重量は重たくなってしまいます。しかし撤去が無い為費用を抑えることが出来るのも事実です。
今の住宅の状態に合わせて屋根カバー工法と屋根葺き替え工事、どちらの方が将来的にメリットがあるのかを考えて作業していきましょう。
軒先、ケラバにフレーム等の取付を行い、屋根カバー工法の準備をします。瓦棒屋根は取付の時に芯木を取付け、キャップをはめて優れた防水性能を発揮しています。今回、芯木の部分含めて工事を行っていきましょう。
まずは既存の瓦棒の芯木に新たに芯木を取り付けていきます。ズレのないようにしっかりと既存屋根に取付ていきます。
この後に、防水紙を重ね張りしていきます。防水紙は重ねて雨水が入り込まないように施工していきましょう。
これでようやくカバールーフ455を幅に合わせて取り付けていきます。
張り合わせる場合はシーリングを充填し、雨水の侵入防止と外れ防止にも繋がります。カバールーフは長物屋根材の為、最後まで機械での荷揚げになります。
ビス留め部分はシーリングを打ち、雨水が隙間から入り込まないようにします。ビスは釘よりも外れにくいのですが、経年により何が起こるか分かりません。しっかりと防水施工をしておくことで雨漏りのリスクは最小限に抑えることが出来ます。
止面戸を取付け、棟をビス留めしていきます。アングルの雪止めを取付け、カバールーフ455による屋根カバー工法は完了となります。
屋根工事の紹介とは別に、今回は破風板の腐食補修と外壁の張替工事を行います。既存の破風板を剥がしてみると、雨水が入り込んでいたのか、木材が黒く変色してしまっています。白アリの発生も見られませんので不幸中の幸いですが、屋根材を固定するはずの釘もうまく刺さっていない場所があります。結果、屋根の浮きに繋がり、雨水の浸入を起こしたのでしょう。
外壁の内部も確認しますが、湿度が高いように感じます。雨水を吸い込むことによって、木材は元の色よりも大きく変色を起こしてしまいます。取り替えなくてはならない場所を取替え、破風板を復旧していきます。
取替後は塗装による表面保護が好ましいですね。
剥がした波板外壁部分は新たに張替工事を行っていきます。見切りやビスを新しくすることによって、剥がれる恐れも無くなりますし、屋根に向かってもらい錆を与えることもありません。鉄部は錆がある限り拡大を続けてしまいますので、錆びた部分は適切に補修、腐食が酷い場合は張替・取替工事を行わなくてはなりません。
水切りまで新規に取替、外壁張替工事は完了となります。波板は従来の鋼板よりも錆びにくいガルバリウム鋼板を使用しています。昔と同じ感覚ではなく、新たに綺麗な状態に蘇らせる外壁材とお考え下さい。
以上で葛飾区の屋根カバー工法、波板外壁張替工事が完了になります。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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