府中市若松町で葺き替え工事が必要なノンアスベストのパミールとコロニアルNEOを見分けます
更新日:2021年05月13日
府中市若松町で調査したスレート葺き屋根は、ケイミューのコロニアルNEOでした。化粧スレート屋根は何十年も前から製造されていて全国の建物に使用されてきました。古い物はアスベストが含まれていましたが、2006年9月にアスベストが含まれた製品の製造や使用に法規制が掛かり、以降の屋根材にはアスベストは使用されていません。丁度切り替わった時に製造された化粧スレートの中には、製品の耐久性に問題がありヒビ割れや剥離が出るものがありました。その様なスレートをメンテナンスする時には、塗装工事をおこなっても製品の耐久性はかわりませんので、塗装でのメンテナンスは出来ない屋根材と判断します。その中でも、ケイミューのコロニアルNEOとニチハのパミールが使用されている事が多いので、その見分け方をご紹介します。
ケイミューのコロニアルNEO
ノンアスベストの化粧スレートの『コロニアルNEO』です。以前のクボタ松下電工がケイミューに社名が変わり、現在でもコロニアルシリーズの屋根材は製造されています。今のスレートは全く問題ありませんが、ノンアスベストの切り替わり前後に製造されたものは、非常にヒビ割れが入りやすいという特徴があります。ヒビ割れの場合は補修をおこなえば塗装が出来そうですが、塗装工事後に今まで割れていない部分も割れが出てしまいます。
コロニアルNEOの見分け方は、表面にランダムに入っている凹凸(溝)と、一枚のスレートの左右の端部分が小さくなっているのが特徴です。
剥離が酷いニチハのパミール
もう一つのスレートは、ニチハのパミールです。パミールの大きな特徴は、劣化すると剥離してしまう事です。パミールの製造工程で薄い層を重ねて圧縮して製造されているのですが、劣化するとその薄い層がミルフィーユの様に剥離してしまいます。スレートの端部分から剥離する事もあれば、スレートの真ん中部分から表面が剥がれてしまう事もあります。
パミールは溝が等間隔なのが特徴です。剥離や割れが出ていないと化粧スレートを見分けるのはなかなか難しいのですが、この特徴を覚えておくと屋根に葺かれているのが塗装できる屋根材なのかどうかが判断できます。コロニアルNEOもパミールも、どちらも塗装は出来ないスレート屋根ですので、下地の状態によって、屋根カバー工事か葺き替え工事をおこなう事になります。府中市若松町で調査したスレート屋根はコロニアルNEOでしたが、下地は問題ありませんので屋根カバー工事をおこなう事になりました。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
府中市ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
関連動画をチェック!
【屋根葺き替え】屋根のお悩みを一新できる屋根葺き替え工事!【街の外壁塗装やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
このページに関連するコンテンツをご紹介
その業者、本当に大丈夫?2023年10月1日より資格が必須となる工事前アスベスト調査・報告義務を徹底解説!
スレート屋根の塗装やカバー工法、または葺き替え工事などを行う場合、業者は建材がアスベストを含んでいないかどうかを事前に調査する義務があるのですが、2023年10月より、法改正の影響でアスベスト事前調査を行うには国によって定められた資格を持っていなければならなくなりました。 これは業者だけではな…続きを読むコロニアルNEO(ノンアスベスト屋根材)の
最適なメンテナンス方法をご紹介
スレート屋根材を使用しているお住まいは多く見かけますが、皆さんはその屋根材がどのメーカーの何という商品目かまではご存知ないですよね?また築何年かは知っていてもその屋根材が何年製造であるのかはわかりませんよね? 現在築10年程度のお住まいに使われているスレート屋根材には全く問題ありませんが、安定した…続きを読む
アスベスト含有スレート屋根材の見分け方と最適な解決方法|街の屋根やさん東京
戸建て住宅などの建築において最後にアスベスト入りの屋根材、スレート(カラーベスト・コロニアル)が使われてから十数年が経過しようとしています。屋根葺き替え・屋根カバー工法などの大規模な屋根リフォームをそろそろ検討しなければならない時期に来ていると言っていいでしょう。 有害と言われるアスベスト、…続きを読むニチハパミールの問題。今後のメンテナンスが不安な方へ、5つの解決策をご紹介
屋根材が何層にも渡って剥離し、ミルフィーユのようになってしまい、最終的には剥がれて崩れ落ちていく… そんな悪夢のような光景を各地で起こしているのがニチハの屋根材「パミール」です。普通のスレート屋根材よりもはるかに短い時間で屋根材としての機能を喪失してしまう「パミール」のメンテナンス方法をご紹介しま…続きを読むアスベストでの健康被害について正しく理解して適切に取り扱いましょう
街の屋根やさん東京ではお客様にご安心とご満足いただけるよう10のルールを定めました。スタッフ一同、このルールを厳守し、お客様がご納得されるサービスを提供することを。お約束いたします。…続きを読むこのページに関連する漫画コンテンツ動画をご紹介
漫画で読むならコチラ
動画で見るならコチラ
あなたの近くの街の屋根やさんはこちら
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
このページと共通する工事内容の新着施工事例
- 立川市柴崎町で重い瓦屋根から耐久性が高くて軽い金属屋根への葺き替え工事!税込み1,097,800円から実施します!
-
【施工内容】
金属屋根工事、屋根葺き替え
- 国分寺市高木町にてディプロマットスターを使用しての屋根の葺き替え工事を税込3,700,000円で行わせていただきました!
-
【施工内容】
屋根葺き替え
- 世田谷区大原でスレートからエコグラーニへの葺き替え工事!葺き替え工事は税込み1,097,800円から!
-
【施工内容】
屋根葺き替え
府中市と近隣地区の施工事例のご紹介
- 稲城市若葉台にて破損して落下したスレートの簡易補修工事を税込33,000円で行わせていただきました!
-
【施工内容】
スレート屋根補修工事
- 多摩市連光寺にて棟の取り直しと屋根の部分葺き直し工事を税込420,000円で行わせていただきました
-
【施工内容】
瓦屋根工事
- 小金井市緑町にてスーパーガルテクトを使用して屋根のカバー工事を税込1,400,000円で行わせていただきました!
-
【施工内容】
スレート屋根工事