江戸川区北小岩で台風によりコロニアル屋根材が飛ばされたお客様の屋根を将来を見据えてスーパーガルテクトシェイドブルーで屋根カバー工事しました
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
江戸川区北小岩のK様は2018年10月1日に猛威を振るった台風24号の後に、ベランダに屋根材のコロニアルが剥がれて落ちているのを発見されました。ご自身で屋根を覗いて剥がれた部分は確認できたそうですが、他の部分もご心配になり「街の屋根やさん」に屋根調査のご依頼を頂きました。実際に屋根に上がらせていただき調査を実施した所、幸い剥がれてしまっていたコロニアル屋根材はK様が確認された所のみでしたが、台風の影響は少なからず屋根面に痕跡を残し、割れて剥がれないまでも日々割れが多く発生している状況で有ったので、今後の屋根メンテナンスの部分を含め屋根カバー工事をすることをご提案させていただき工事を実施させていただく運びとなりました。使用する屋根材の色選びからシミュレーションを実施しお気に入りの色になった、と大変喜んでいただくことが出来ました。
担当:渡辺
- 【工事内容】
- 屋根補修工事 スレート屋根工事
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 3日間
- 築年数
- 約15年
- 平米数
- 約40㎡
- お施主様
- K様邸
- 【工事内容】
- 屋根補修工事 スレート屋根工事
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- IG工業スーパーガルテクトシェイドブルー
- 施工期間
- 3日間
- 築年数
- 約15年
- 平米数
- 約40㎡
- お施主様
- K様邸
【台風被災の屋根点検】
K様が発見したのはコロニアル(スレート・カラーベスト)屋根材の比較的大きな欠片です。建物の南側面の屋根の一部でした。落ちた場所がベランダだったそうですが、大きな音がしてビックリされたそうです。剥がれた屋根の一部に防水紙が見えてしまっておりますが、破けてはいないので急な雨漏りの心配がないことはお伝えしてひとまず安心しただきました。反対側にあたる北面の屋根はさすがに覗き見ることもできず不安だとの事で屋根に上らせていただき確認を行ってまいりました。
剥がれおちた部分はもちろんですが、周囲にも良く見ると無数の亀裂が・・・・。建物が三階建てと言うこともあって風の影響が強いのでしょうか。屋根全体にこの亀裂が多くみられる状態でした。
屋根の頂点(棟)際にもヒビ割れが多く、確認が難しい北面もやはりヒビ割れが多く発生しておりました。TVアンテナの固定台の部分は強風でかなりの力が加わったのでしょう。かろうじてアンテナ脚で支えられて落下を防いでいる状況でした。これらの点検状況から、お客様ご加入の火災保険会社へ修理見積りを作成してご提出をするに当たり、コロニアル屋根材の部分差し替えは困難であることを明記し屋根全体(大屋根のみ)を同素材で葺き替える修理見積りを申請させていただきました。昨年の台風24号は被害がとても多かったため、保険会社も相当忙しかったらしく結果が出るまでに時間が掛かりましたがこちらの申請内容を認めて頂き、火災保険で修理費用を捻出することが出来ました。火災保険は「現状復旧」が前提だけに過剰な内容は認めてもらえません。適切な復旧判断の内容だったという証でもあります。
【スーパーガルテクトを使って屋根カバー工事】
保険会社からコロニアル屋根材での葺き替え工事を認めてもらいましたが、k様としては「また同じ素材を使用することで同じような思いをするのは避けたい。」という思いもお持ちだったため工事はコロニアル屋根材よりも丈夫で割れたりすることもなく、再塗装のサイクルも長くメンテナンスフリーに近い「ガルバリウム鋼板屋根材」を使用した「屋根カバー工事」実施することになりました。使用する屋根材は通常よりも更に高耐久な超ガルバリウム鋼板を使用している「IG工業スーパーガルテクト」です。
屋根工事ですから、もちろん足場を仮設して工事に臨みます。立地環境が非常に厳しく、荷揚げが機械を使用して行えませんでした。そこで人海戦術となるわけですが、三階建ての建物の屋根上までいくら軽量とは言え屋根材を上げるのはさすがに骨が折れました。足場の各階に一人ずつ人員配置をし、地上から屋根に向かってバケツリレー状態です。
材料さえ屋根に上がってしまえば、後はカバー工事のメリットである施工の速さが生かされます。既存屋根面にある突起物(棟・雪止め金具)を手早く撤去し、既存屋根面を極力傷めない遅延粘着式改良アスファルトルーフィング「タディスセルフ」を屋根面に敷設、各種役物(軒先唐草・ケラバ水切り等)を設置していきます。
メインの屋根材「スーパーガルテクト」の施工は屋根タルキの位置を墨だしして、確実にビス止めをしていくのはもちろんいつもの通りです。忘れてならないのは「雪止め金具」ですね。塗装したてのコロニアル屋根もそうですが、金属屋根も摩擦係数はかなり低いです。屋根材が落ちなくなっても雪が落ちてきたら危険を避けるためにも行った今回の屋根カバー工事の意味もありません。特に北面は「腰折れ」といって屋根面の傾斜が変化しており、それもかなりの急傾斜となっておりますので、確実に雪の重量を支えられるよう、屋根材同様、タルキにシッカリとビスで固定しております。
もともと換気棟の付いた屋根でしたので、換気棟もIG工業スーパーガルテクト純正品を使用して工事をしております。たまに換気棟がただの飾りになっておるお宅があったりもしますがk様邸は換気の穴は開いておりました。屋根調査の際に気になっていた屋根の汚れを発生させていた錆びたTVアンテナもこの際新しいものに交換するために撤去をいたします。
北面の腰折れ屋根軒樋が台風のせいか、雪のせいかわかりませんが、下がってしまっておりました。調査の際には発見できなかった部分ですが、そのまま放置はできません。お客様に状況をお伝えし、再度火災保険申請を追加で行い修理費を認めてもらいました。
正味工事日数は2日と少々、と言ったところでスーパーガルテクトシェイドブルー色を使った屋根カバー工事は終了となりました。冬空の青を受けた青い屋根はk様ご一家を長い安心で守ってくれることでしょう。
部屋に光を入れる為だけに付いている下屋根は被害もなく、スパース的な関係もあり、シェイドブルーに近い色で塗装で仕上げました。
【完工写真】
IG工業スーパーガルテクトは独特なちじみ模様が表面に施されています。なんとなく意匠的にはコロニアル屋根にも似ている雰囲気を持っているので、金属屋根=トタンみたい、といった昔の概念とは違い葺きあがりも非常におしゃれな印象になります。
下屋根の塗装仕上げは、大屋根のスーパーガルテクトシェイドブルーに近い色をニットコウ短冊から選び、ツヤ感があまり違わなくならない様に、5分ツヤ仕上げにした塗料で塗装を行っています。さすがにスーパーガルテクトの持つメタリック感は表現出来ませんが違和感はない仕上がりです。
今となっては全く使用することない地上アナログ放送アンテナを撤去し、サビが酷くサビ汁で屋根を汚してしまっていたアンテナポールと固定台は新品に交換。地上デジタル放送のUHFアンテナも当然新品に交換しました。まだVHFアンテナが残っている屋根を多く見ます。台風の時など強風で飛ばされて近隣にご迷惑を掛けてしまうこともありますので屋根工事の際は必ずお声掛けさせていただき、必要なら撤去新設も承っております。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
江戸川区で令和元年房総半島台風・令和元年東日本台風によって被災してしまった方へ
2019年9月9日の台風15号、10月12日の台風19号の勢力は凄まじく、各地より被害のご相談をいただきました。江戸川区にお住まいのお客様からもお問合せをいただき、私たち街の屋根やさんでは、数多くの災害復旧工事を実施してきました。
台風発生当時に比べて、ブルーシートがかかった屋根を見かける機会も減り、それだけ復旧工事が進んでいるように感じますが、中には、まだ工事を行えていない方もいらっしゃると思います。台風シーズン前にしっかりと補修を行いましょう。
江戸川区ではたくさんのお客様にご依頼をいただいております!
関連動画をチェック!
【新シリーズ:施工事例を紹介!】雹(ひょう)の被害を受けたスレート屋根をスーパーガルテクトで屋根カバー工事!【施工事例を紹介!街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
このページに関連するコンテンツをご紹介
瓦・スレート・金属 あなたの屋根はどのタイプ?
和風と洋風のテイスト、現代的と伝統的の時代感、現在はそれらの枠を飛び越えた様々なデザインの建築が増えました。一般的なお住まいも実に多彩です。また、それに合わせて屋根の形状も多様になってきました。オーソドックスな三角屋根、地球環境に配慮し太陽光発電を数多く載せられるように南斜面を広く取った屋根、そし…続きを読む令和元年台風15号・19号で被災され、屋根工事をお待ちいただいている方へ
令和2年6月1日更新 現在、台風に関するお問い合わせは落ち着いてきており、現地調査や工事着工についても通常通りお伺いすることができます。街の屋根やさんでは工事後、長く安心して暮らしていただくため、品質の高い適切な施工を行っています。お気軽にお問い合わせください。現在の東東京支店と品川支店、多摩川支店…続きを読む早めに台風対策!被害を抑える屋根とお住まいのチェックポイント
毎年、台風の後には屋根修理や雨漏りに関するお問い合わせを多くいただきます。近年では特に台風の大型化が見られ、復旧が間に合っておらずブルーシートで応急処置が施された屋根をいたるところで見かける、ということもあります。 ・台風被害を未然に防ぐために ・台風被害を最小限にするために こちらのページ…続きを読むその台風による屋根への被災、予防できたかもしれません
「前回の台風で屋根が被害を受けてしまった」 街の屋根やさんでは、季節に関係なく台風によるご相談をいただいております。そして被害を受けた屋根の多くが、シーズン前に点検やメンテナンスを行っていれば未然に被害を防止できたかもしれない例が多いのです。 「こんなことなら台風前にメンテナンスしておけばよ…続きを読む台風や地震の後の二次災害を防ぐと共に災害便乗商法に注意しましょう
街の屋根やさん東京ではお客様にご安心とご満足いただけるよう10のルールを定めました。スタッフ一同、このルールを厳守し、お客様がご納得されるサービスを提供することを。お約束いたします。…続きを読む長寿命な屋根材はどれ?耐用年数から考える各屋根材の耐久性ランキング
お住まいの中で最も過酷な環境に晒されている部位を問われたら、多くの方が屋根だと答えるでしょう。 高いから強風の影響を受けやすく、寒暖・雨・直射日光といった天候の影響をダイレクトに受ける、本当にとんでもないところです。 寒い地方になれば、降雪や降雹はもちろんのこと、軒に氷柱ができます。積雪の重み…続きを読む知ってお得!屋根の便利な豆知識
普段に何気なく眺めている屋根ですが、近所のお住まいを見渡しただけでも、様々な形、様々な材料が使われていることが分かと思います。 また、グーグルアースなどでは世界中の屋根を眺めることができます。素敵なデザインのものもあれば、ユニークでかわいらしいものもあります。屋根の勾配とデザイン屋根の勾配が緩やか…続きを読む【スーパーガルテクト】人気のガルバリウム鋼板屋根材おすすめの理由
耐久性・快適性・意匠性が見事にマッチした 屋根材の新しいスタンダード ガルバリウム鋼板の屋根材はリフォーム市場においてナンバー1のシェアを誇ります。 その中でもアイジー工業株式会社の「スーパーガルテクト」は優れた断熱性から大変人気の屋根材です。 そもそも、ガルバリウム銅板とは、JIS規格では…続きを読む屋根の台風対策|雨漏り対策|無料点検実施中
お住いの台風対策はお済みですか? 台風対策に向け、お住まいのココがチェックポイント! ※特に屋根の点検は危険ですので、専門家にお任せください! 問題があった方は要注意!台風被害にあう可能性があります…続きを読むこのページに関連する漫画コンテンツ動画をご紹介
漫画で読むならコチラ
動画で見るならコチラ
- 電話 0120-989-936
- 株式会社シェアテック
- 〒132-0023
- 東京都江戸川区西一之江2-10-17 大場ビル1F
- 電話 0120-989-936
- 株式会社シェアテック
- 〒182-0025
- 東京都調布市多摩川3-68-1
- 電話 0120-989-936
- 株式会社シェアテック
- 〒222-0033
- 神奈川県横浜市港北区新横浜3-2-6 VORT新横浜 2F
あなたの近くの街の屋根やさんはこちら
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
このページと共通する工事内容の新着施工事例
- 練馬区高野台で強風で飛散した波板を火災保険の風災を適用して直します!
-
【施工内容】
屋根補修工事
- 荒川区荒川にてひび割れたパミールAの屋根材コーキング補修工事(税込65,000円)を実施!
-
【施工内容】
屋根補修工事
- 小金井市東町で屋根修理工事を実施ました!被害が広がる前に最短の日程で適正価格で工事します!
-
【施工内容】
屋根補修工事、スレート屋根補修工事
江戸川区と近隣地区の施工事例のご紹介
- 江戸川区東松本にて瓦屋根の漆喰が剥がれたので漆喰詰め直し工事(税込550,000円)を実施!モルロックを使用致しました!
-
【施工内容】
漆喰詰め増し
- 葛飾区水元にて樹脂製の貫板を使用した棟板金交換工事(税込473,000円)を実施!
-
【施工内容】
棟板金交換
- 葛飾区西亀有にてトップライトから雨漏りが発生していたスレート屋根を屋根葺き替え工事で解消!低価格高耐久のスーパーガルテクト(Sシェイドチャコール)を使用致しました
-
【施工内容】
屋根葺き替え