
HOME > ブログ > 稲城市平尾にて屋根の点検、棟板金が浮いていました
更新日:2020年12月11日
稲城市平尾にお住まいのお客様より、訪問業者から屋根の傷みについて指摘を受けたとのご相談のお問い合わせをいただきました。詳しくお伺いすると、棟板金(むねばんきん)の浮きと、屋根のひび割れがあるとのことでした。屋根全体のカバー工事をご提案されたとのことで、本当にそこまでの工事が必要な状態なのか確認してほしいとのことでした。私達街の屋根やさんでは、調査・お見積りまでは無料でご対応させていただきます。このようなお問い合わせでもお気軽にご相談いただければと思います。早速現地へお伺いして屋根に登らせていただくと、たしかに棟板金の浮きと屋根のひび割れが確認できました。以下より少し詳しく見ていきます。
屋根のてっぺんに取り付けられている板金のカバーのようなものが棟板金です。屋根の取り合い部分は隙間が空いてしまうので、その隙間をカバーして雨水の侵入を防ぐために取り付けられています。風の影響を受けやすく、築10年もしてくると取り付けている釘が少し浮いてきたりします。今回のお住まいは築18年ということで、釘の浮きが更に進行し、ほとんど固定する力が無くなっている状態でした。手で軽く持ち上げると、右の写真のように内部が見える状況です。内部の木材である貫板が腐ってしまうと棟板金の交換が必要になってきます。
屋根が少しだけ欠けている部分もございました。屋根がかけると雨漏りするのではないかと心配になる方もいらっしゃいますが、厳密には屋根が欠けただけではすぐには雨漏りをすることはありません。屋根材の下には防水紙と呼ばれる防水シートが張り巡らせてあり、この防水シートに穴が空かない限りは屋根の内側に水が入らない仕組みになっているからです。防水シートの寿命は20~30年が目安と言われているので、今回のお住いの場合はまだ雨漏りを起こす可能性は低いと言えます。棟板金の交換工事をしても良いですが、防水紙の寿命を考えると、今すぐ棟板金を交換しても数年で屋根全体をメンテナンスする必要が出てきてせっかく交換した棟板金を取り外すことになってしまいます。今後どれくらい住みたいかなども考慮しながら、ライフプランに最適なメンテナンスを考えていく必要があります。
私達街の屋根やさんでは、新型コロナウィルスへの感染対策としてマスクの着用や手指の消毒を徹底して実施しております。お問い合わせの際はご安心いただければ幸いです。
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街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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