
HOME > ブログ > 練馬区春日町で雨漏りの原因調査の為に散水試験を実施しました
更新日:2020年6月1日
練馬区春日町で散水試験をおこないました。
散水試験とは、雨漏りしている建物で実際にどこから雨水が入り込んでいるのかを確認するための作業で、想定できる部分に水をかけて雨漏りするかどうかを確認していきます。
雨水の浸入箇所は1カ所とは限らず、何か所から入り込んだ雨水が室内側では1か所から出る事もあり、逆に入り込んだところは1カ所ですが、室内では2か所以上から雨漏りする事もあります。このことから、散水試験で1カ所から雨水が出たら終わりではなく、可能性がある部分は全て水をかけて確認する必要があります。
雨漏りでお困りの方の中には、何度も雨漏り修理工事をおこなっても全然止まらないという事があるかと思います。これは、雨水がどこから入り込んだのかをしっかりと特定せずに、わからないから取り合えず防水工事をおこなったりコーキングを打ったりした時に多い状況です。
屋根や外壁に明らかに穴が空いている様な状態でなければ、雨水の浸入箇所を確実に特定する為には散水試験は必須です。
今回散水試験をおこなった建物は2カ所から雨漏りしていました。部屋の反対側の2カ所なので同じ部分が原因になっているとは考えにくいので、それぞれの場所で想定できる部分に水をかけて調査しました。
散水試験によって雨水の浸入箇所が特定出来ました。1カ所目はバルコニーに作られたスリットの周囲からです。ここは隙間が空いていて水をかけてから10秒程度で室内へ雨漏りしました。
2カ所目はなかなか特定出来なかったのですが、可能性のある部分を1箇所ずつつぶしていき特定出来ました。バルコニーにかけた屋根の柱が壁に固定されているのですが、そのビス穴から雨水が入り込んでいました。
ここは2カ所目の雨漏り箇所です。キッチンの真上で吊戸棚どうしの隙間から雨漏りしていましたので、一部を取り外して吊戸棚の上を確認した画像です。
矢印部分は天井の石膏ボードのジョイントなのですが、室内ではありませんのでクロスを張らない為にジョイントはパテ埋めなどせずにそのままになっています。ここから流れ落ちた雨水が吊戸棚の上にたまり、隙間から下へ流れ落ちている事が確認出来ました。
練馬区春日町でおこなった散水試験によって雨漏り箇所が特定出来ましたので、原因箇所を無くす様に雨漏り修理工事をおこなっていきます。雨漏りの調査は原因箇所の特定が重要になりますので、場所さえわかれば無駄な費用を掛けず適切な工事が可能になります。
私たち街の屋根やさんでは、調査や工事におうかがいする際にはマスク着用・アルコール消毒を徹底しておりますのでご安心ください。
漫画で読むならコチラ
動画で見るならコチラ
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
【施工内容】
雨漏り修理、防水工事
【施工内容】
雨漏り修理、部分塗装
【施工内容】
屋根カバー工法、雨漏り修理、ガルバリウム鋼板、その他の工事
【施工内容】
瓦屋根工事
【施工内容】
雨樋交換
【施工内容】
陸屋根工事