
HOME > ブログ > 大田区南六郷で台風で飛散した棟板金を貫板から新しく棟板金交換.....
更新日:2019年11月9日
大田区南六郷で台風の被害を受けた屋根の調査をおこないました。台風19号の強風によってスレート葺き屋根の棟板金が飛ばされてしまったそうです。塗装工事でのメンテナスをおこなった跡はありますが、殆ど剥がれていました。築30年以上経過していて棟板金は新築時の取り付けたままの状態ですので、下地の貫板が大分劣化しています。今回の台風で飛ばされたのは一カ所だけでしたが、他も今後飛ばされてしまう可能性が高いので、残っている部分も一緒に交換工事をおこなう事をお薦めします。
台風の被害を受けたのはスレート葺き屋根に取り付けてある棟板金です。寄棟という屋根形状で、一番高い部分の棟板金だけ飛ばされていました。スレートを葺いた後に貫板という木を固定してから棟板金を被せます。釘で固定していますが、木が腐食したり痩せてしまう事で釘が抜けてしまい、強風で飛ばされてしまいます。今回は貫板は残っていましたが、腐食状態によっては貫板ごと飛ばされてしまう事があります。
棟の下は屋根と屋根が合わさる所で、板金が無くなると下地の防水紙(ルーフィング)が剥き出しになってしまい、経年劣化していてヒビ割れたり裂けたりしていると雨漏りしてしまいます。剥き出しの状態で放置出来ませんので早めに貫板も新しくして棟板金交換工事をおこないます。
棟板金とスレートには塗装工事が行われた跡がありますが、スレート部分の塗膜は殆ど剥がれていました。この様な塗装の剥がれ方は、塗装をする時に高圧洗浄をおこなわなかったり下塗りをしていなかった場合に付着が悪くておこってしまいます。棟板金交換と一緒に屋根のメンテナンスをおこなった方が良い傷み具合ですが、塗装工事でのメンテナンスはお勧めできません。築年数が30年経過しているので下に葺いてある防水紙(ルーフィング)の劣化が考えられますので、最適なメンテナンスは屋根の葺き替え工事ですが、棟板金交換だけおこなうのか葺き替え工事で屋根全体のメンテナンスをおこなうのかは、今後何年持たせたいかを考えて一番良い方法をご提案します。
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