
HOME > ブログ > 世田谷区野毛でガルバリウム鋼板で屋根カバー工事を検討中のスレ.....
更新日:2019年10月17日
世田谷区野毛でスレート葺き屋根の調査をおこないました。30年近い築年数ですが、今のところ雨漏りはしていません。塗装工事をおこなった事がありますが、大分年数が経過している為に表面がズルズルに滑る状態になっています。反りなどはありませんのでスレートだけ見れば塗装工事は可能ですが、下に葺いてある防水紙(ルーフィング)の寿命を超えた築年数ですので、今のところ不具合は出ていませんが、そろそろ雨漏りする可能性が高くなってしまいます。下地に傷みはありませんので上からガルバリウム鋼板製の屋根材を被せる屋根カバー工事をおこなう事をお薦めしました。
屋根のメンテナンスは定期的におこなう必要があります。汚れやコケなどが付着してきて美観が損なわれてしまうので、塗装工事をおこなって綺麗な状態に戻していきます。美観も大事ですが屋根の一番の役割は、『雨から建物を守る事』です。雨が降った時に建物内に雨水を侵入させない様に、屋根材と下に葺いてある防水紙によって二重の防御をしています。しかし、塗装工事で効果が出るのはスレートの表面だけで、防水紙(ルーフィング)の劣化には影響がありません。スレート葺き屋根に限らず屋根材のだけで雨水を防ぐ事は不可能ですので、防水紙(ルーフィング)の状態に重要になります。瓦屋根と違いスレート屋根は防水紙(ルーフィング)の状態を目視で確認する事が出来ませんので、20年~25年といわれている寿命を目安に傷みの状態を想定します。
屋根はピラミッド型の方形(ほうぎょう)屋根で、斜めになっている棟が一点に集まって納めてあります。台風15号の強風で棟が捲れてしまったそうで、補修をおこなった後がありました。今のところ雨漏りはしていませんが、30年近い築年数の屋根なので雨漏りの可能性が高くなっていく時期です。また、屋根に穴を開けているトップライトも雨漏りの原因になりやすい所です。パッキンやシール部分などのメンテナンスを定期的におこなわないと、大量の雨漏りに繋がってしまう事があります。
世田谷区野毛で調査したスレート葺き屋根は、築年数と下地に傷みが無い事を考えて、ガルバリウム鋼板での屋根カバー工事をご提案しました。屋根工事をおこなう時に気を付けなければならないのが、屋根を直した事によって他に影響が出る所が無いかを確認する事です。調査した建物でいいますと、雨樋に取り付け位置が低い事が気になります。雨樋の役割は屋根から流れたきた雨水を受けて下に流す事にあります。しかし、調査した屋根に取り付けてある雨樋は、基準的な納め方と比べても大分低い位置に取り付けてあります。劣化したスレートの表面を流れた雨水は受けられるかもしれませんが、スーパーガルテクトなどのガルバリウム鋼板製の屋根材に替えることで、屋根材の表面流れる雨水の勢いが現在と比べて強くなってしまいます。現在の雨樋の位置では雨水が雨樋を飛び越えてしまう可能性が高くなりますので、雨樋交換工事も一緒におこなって、屋根を直した事でおこる不具合も想定したうえで最適な御提案をさせていただきます。
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