
HOME > ブログ > 品川区旗の台で強風により破風板が破損、外壁ではひび割れも発見.....
更新日:2019年8月2日
品川区旗の台のお客様から屋根の端にある部位が割れて落ちているとのご連絡。
破損した箇所は破風板で、強風のあった翌日、家の前に落ちているのを発見。屋根を見上げてこれは大変だと街の屋根やさんにお問い合わせいただいた次第です。
日本家屋の代表的な屋根の形に「切妻屋根」があります。ちょうど本を開いて伏せたような形の屋根ですね。
その切妻屋根の端部分、三角形で言うと底辺以外の部位を「破風(はふ)」といい、そこにつけられた板を破風板と言います。
文字通り、風から家屋を守るために取り付けられているもので、破風がないと噴き上げてくる強風を分散させることができず、家屋に負担がかかります。
また真横からくる豪雨から雨水の侵入を防いだり、火事の際に屋根への被害を抑える防火の意味でも非常に重要な部位なんです。
そうした部位でもあるが故に、紫外線や風雨の影響を受けやすく、傷みやすいとも言えます。
こちらのお宅では破風板に不燃性と思われる外装材が取り付けられています。最近では破風板の保護や美観のため、窯業系の外装材や板金(金属の板)を取り付けるお宅が増えてきました。
破損したのは左側のみで、その外装材が割れて外れてしまっています。
近づいて破損箇所を見てみると、外装材を固定している破風板が腐食し始めているようです。木部が少々変色し、ひび割れも目立ちます。
釘穴は虫食い穴のように広がっていて、おそらく釘は浮いていたと思われます。
そこに強風の勢いが加わり、破損してしまったのでしょう。
念のため、残った外装材を見てみると、そちらも釘が浮きかけている状態でした。
すでに外装材自体も浮いていますし、このまま台風が来たら右側も外れて落下してしまうでしょう。
早急に対処が必要です!
また対処が必要なのは破風板周辺だけではありませんでした。
外壁を見てみると、無数のひび割れ(クラック)があります。
手でこすってみるとチョーキング現象(白亜化)も確認できました。
チョーキング現象は塗装面に劣化が起こり、塗膜の中にある顔料が粉の様に噴き出てくる状態で、塗り替えのサインです。
このままですと防水性がなくなり、水を吸い込んでしまって外壁を傷めてしまいます。ひび割れ(クラック)もありますので、こちらの塗装工事も対処の必要がありそうです。
今回の事例は破風板に取り付けられた外装材の破損からのご相談でしたが、同時に外壁の塗り替え時期に来ていることも発見できました。
どこかの部位が破損している場合、同様に他の場所も劣化している場合が多々あります。
街の屋根やさんの無料点検では、お住まいのあらゆる部位までしっかりと見させていただきます。気になることを見つけたら、すぐにご相談ください!
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街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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