
HOME > ブログ > 国分寺市戸倉で緩い勾配のスレート屋根の葺き替え工事を検討中
更新日:2019年3月29日
国分寺市戸倉で屋根の調査をおこないました。築40年程経過したスレート葺きの屋根で、下地の状態があまり良くない為に軒天に影響が出ており、剥がれている部分がありました。原因は屋根からの雨水の浸入によるもので、雨漏りが原因になっていました。下地がブヨブヨな部分もありますので、葺き替え工事をおこなう必要があります。屋根の勾配(角度)もスレート屋根が施工可能なギリギリの3寸勾配なので、築年数が経過してい防水紙(ルーフィング)が劣化すると雨漏りの危険性が勾配が急な屋根よりも高くなってしまいます。
軒先の裏側にはべニアが有ってありますが、湿気や雨漏りよってボロボロになってしまう事があります。雨漏りに気付かないと、軒天を張る為の下地が腐ってしまい大掛かりな木工事をおこなわなければならなくなります。
棟板金も何度か補修した跡があり、上から釘で固定してありました。釘の頭の部分にはコーキングが打ってありますが、釘は屋根材を貫通して下地まで届かせてありますので、コーキングが劣化してしまえば雨水が下地まで到達して雨漏りしてしまいます。この様に屋根の表面に釘やビスを打つ事はおこなってはいけません。
屋根材には最低限必要な屋根の角度(勾配)が決められています。この角度(勾配)は雨漏りさせない為に必要で、瓦屋根は4寸勾配以上、化粧スレートは3寸勾配以上、金属などのタテ葺きの場合は1寸勾配以上が必要になります。国分寺市戸倉で調査した屋根は3寸勾配で、1m水平に移動した時に30cm垂直に上がった角度をいいます。約17°が3寸勾配にあたり、最低限必要な確度を確保している事は分かります。しかし、築40年を経過していると下に葺いてある防水紙(ルーフィング)の寿命を超えていますので、5寸や6寸の急な勾配の屋根に比べると雨水の流れが悪い為、雨漏りのリスクが高くなってしまいます。下地に腐食がみられるのも、この事が原因と想定出来ます。今回は下地に傷みが出ている為に葺き替え工事をおこなう必要がありますが、長い目で見た時には軒先から棟までが一枚の板で出来ているタテ葺きが最適な工事方法です。ガルバリウム鋼板を使用すれば、工事後のメンテナンスも殆ど必要なくなりますので、お薦めです。
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