葛飾区東金町で台風で被害を受けたコロニアル屋根にスーパーガルテクトで屋根カバー工事を実施、結露対策に換気棟も新設しました
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
葛飾区東金町のY様は昨年秋に猛威を振るった台風19号「令和元年東日本台風」の被害で屋根材の破損と雨漏りが発生したという事で私たち「街の屋根やさん」へお問い合わせをくださいました。私たちの「街の屋根やさん」以外の会社様へも当然お問い合わせをされたそうなのですが、工事時期の問題、金額の問題、会社の専門性の問題といった総合的な部分で弊社に屋根カバー工事の発注をしていただきました。その他にもご加入の火災保険申請の件でもご協力させていただき、工事も足場仮設から本工事、足場解体までもスムーズに進み、仕上がりにも大変満足していただくことが出来ました。雨漏りと思われていた部分も結露の可能性が高かったため換気棟の新設も合わせて行わせていただき対策をしております。
担当:渡辺
- 【工事内容】
- 屋根カバー工法 ガルバリウム鋼板 換気棟
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 仮設から解体までを含め5日間
- 築年数
- 16年目
- 平米数
- 60㎡
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせください
- お施主様
- Y様邸
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証年数
- 10年
- 【工事内容】
- 屋根カバー工法 ガルバリウム鋼板 換気棟
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- IG工業 スーパーガルテクト シェイドブルー
- 施工期間
- 仮設から解体までを含め5日間
- 築年数
- 16年目
- 平米数
- 60㎡
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせください
- お施主様
- Y様邸
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証年数
- 10年
点検
葛飾区東金町のY様邸の台風19号(令和元年東日本台風)による屋根被害はコロニアル屋根材の破損でした。一部はコロニアル屋根材の1/5程度が破断し、その他のコロニアル材は木口が破損してしまったそうです。驚いたことに、被災の後、Y様が屋根に登って木口が破損したコロニアル屋根部分にコーキング処理を行ったそうで!業者の我々でも躊躇する屋根勾配だったのでビックリいたしました。屋根の上は危険が多いので、今後は決して無理なさらないで欲しいところです。
破断したコロニアル屋根材は、ベランダに落ちていたそうです。結構コロニアル屋根の重なり部分の奥から破断したのが色の違いで判ります。また、雨漏りも発生したという事で見てみると、そこもY様が室内側からコーキング処理をされておりました。雨漏りをしている屋根面は非常に急勾配な側の為、基本的には雨漏りは発生しにくいので、可能性として棟板金の飛散を疑いました。そこで、外部より可能な限り目視で確認してみることにいたしました。
左右の屋根勾配が異なる切妻屋根となっていましたが、棟板金が飛んでしまっている形跡は確認できませんでした。詳しくは屋根に登って見なければわかりませんが、そのためには足場を仮設する必要があります。幸い、お客様は火災保険にご加入だったのですぐに火災保険の申請を行い、火災保険での修理を認定を受け、屋根カバー工事のご契約を頂きました。
工事(防水紙敷設)
足場を掛けていよいよ工事の着工です。屋根カバー工事は既存屋根の上に新しい屋根材を葺いていく工事の為、施工期間が短いのが特徴です。足場を掛けたので、屋根の棟板金の状態を確認いたしましたが、やはり飛散している形跡はなく、雨漏りと思われた室内の浸水のような痕跡はおそらく結露であるという判断をいたしました。
既存屋根を極力傷つけずにするためにも、私たち「街の屋根やさん」ではコロニアル屋根への屋根カバー工事では、粘着式の防水紙「タディスセルフ」を使用しています。通常のゴムアスルーフィングよりお値段は確かに高いです。でも屋根工事全体の中で見ればわずかな料金の差だと思います。
防水紙を敷設したあとは、屋根の下地にあるタルキのの位置を割り出し、墨だしを行います。これはこれから葺いていく屋根材をより確実に屋根に止めるためです。屋根材の割り振りがあるためすべての屋根材がタルキに止められるわけではありませんがより確実な施工のために実施しています。
工事(屋根材葺き)
今回の屋根カバー工事に使用した屋根材は、IG工業社製スーパーガルテクトです。屋根材の表面はもちろんサビに非常に強いガルバリウム鋼板ですが、内部にはウレタンフォームをインサートし防音・断熱にも配慮した屋根材です。カラーバリエーションも、ブラック・ブラウン・チャコール・グリーン・ブルーと用意され、様々な外壁の色とも合わせやすくなっています。Y様はシェイドブルー色をお選びになられました。
防水紙を敷設した際に、墨だしをしたラインにスーパーガルテクトをビス止めしているのがわかりますね。急勾配の屋根面には、屋根足場という屋根面にかける足場を仮設して作業が出来る様にしています。写真で見てもわかる通り、ほぼ壁です。
工事(棟おさめ)
勾配は急ですが、切妻形状の屋根の為、屋根カバー工事の施工はスムーズに進みます。職人2名で作業を行って一日で屋根材自体の敷設は終了してしまいました。最後の仕上げは棟おさめです。雨漏りと思われた結露の発生があったので、換気棟を新たに新設いたしました。
換気棟は通常の棟おさめとは少し変わってきます。原理は非常に簡単なもので、暖かい空気は軽いため上に抜ける原理を利用しています。今までは換気棟が付いていなかったため当然屋根の棟は穴など開いておりませんでした。小屋裏内部の換気をするための穴というよりはスリット状の隙間を作成し、IG工業スーパーガルテクト専用の換気棟システムを取り付けました。これで雨漏りのようになっていた急こう配屋根面の湿気が収まる事でしょう。
工事終了
換気棟のついた新しい「棟」部分です。通常の棟板金よりも横幅も高さもあります。穴の開いた部分から温められた空気を排出しています。もちろん雨は入らない構造ですのでご安心ください。
一通り作業が終了した後は、屋根についた埃や足跡をふき取って完了です。スーパーガルテクトシェイドブルーの鮮やかな色がより映えるようになりました。
もちろん雪止め金具も忘れずに設置しております。これもIG工業スーパーガルテクト用の純正部品です。屋根の勾配によっては設置する数量や場所も変わります。私たち「街の屋根やさん」では状況とご要望に応じて対応させていただいております。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。
葛飾区で令和元年房総半島台風・令和元年東日本台風によって被災してしまった方へ
2019年9月9日の台風15号、10月12日の台風19号の勢力は凄まじく、各地より被害のご相談をいただきました。葛飾区にお住まいのお客様からもお問合せをいただき、私たち街の屋根やさんでは、数多くの災害復旧工事を実施してきました。
台風発生当時に比べて、ブルーシートがかかった屋根を見かける機会も減り、それだけ復旧工事が進んでいるように感じますが、中には、まだ工事を行えていない方もいらっしゃると思います。台風シーズン前にしっかりと補修を行いましょう。
工事を行なったY様のご感想をご紹介いたします
Y様のアンケート
【工事前】
- Q1.屋根工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
- 台風被害による屋根の損傷の為。
- Q2.業者や工事会社をどのように探されましたか?
- ネット検索で。
- Q3.当社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
- はい。
- Q4.何が決め手となり当社にお問合せをされましたか?
- 他社より価格が安かった。
- Q5.実際に当社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
- 良心的で良かった。
Y様のアンケートを詳しく見る→
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