
HOME > ブログ > 品川区荏原にて塗膜の剥がれたスレート屋根を調査を実施しました.....
更新日:2019年10月3日
品川区荏原のお客様より屋根塗装のご依頼を受けお伺いいたしました。
お客様のお住まいは建てられてから15年程の二階建てスレート屋根の建物です。
先日訪ねてきた訪問業者から「屋根の塗装が剥がれてきているので、雨漏りに気をつけた方が良い」と指摘を受けたそうです。
屋根の塗装はあまり気にしていなかったのですが雨漏りになってしまうと困るので、その業者に頼もうかと思ったが、違う業者の意見も聞いてから判断したいとのことで当社にご連絡を頂きました。
お客様の心配を取り除くために、安心できる提案をしたいと思います。
早速お客様のお宅の屋根に上らせていただき、調査を開始しました。
お客様のお話通り、スレート屋根に塗られていた塗装が剥がれて、屋根材が剥き出しの状態になっていました。
表面も黒ずんでしまっています。
実は、屋根の塗装は防水の役割を果たしています。
屋根材の表面に撥水加工がされた塗膜つくることで、雨水をはじく事が出来ます。
その塗膜が剥がれてしまうと、屋根材に水分が染み込み、屋根の内部へと雨水が浸入してしまうのです。
建物にとって水が大敵です。屋根の内部に水が入り込むことで、屋根材の下にある木材の野地板や防水紙なども傷つけ劣化させてしまいます。
そして、その下にある柱や梁なども腐食させてしまう可能性が高まります。
屋根材も水分を蒸発できずに黒ずんでしまっていました。
この黒いのはカビですね。
高圧洗浄機で綺麗に屋根を洗浄して、新しく屋根塗装をすれば解消できます。
棟板金を固定している釘が緩んでいる箇所を数か所見つけました。
釘が緩んで飛び出してしまっていますね。
棟とは屋根の面と面が合わさる頂上部分のことを言います。
ここに被せるように設置する板金のことを棟板金と呼びます。
棟は屋根の一番高い場所にあり、屋根の接合部なので雨風の影響をもろに受ける場所になり、劣化の早い場所になります。
この棟板金は下に敷いてある木材で出来た貫板に釘を打ち込んで固定しているのですが、長い間紫外線や雨風の影響を受けることで、劣化していきます。
釘が抜けたり飛び出すことによってできた隙間から雨水が浸入してきます。
雨水が浸入すると、棟板金の下の貫板や防水紙などを腐食させてしまいます。
こちらは一度棟板金を取り外し、野地板や防水紙の状態の状態を確かめたうえで新しいものに取り換える工事すれば解消できるでしょう。
調査結果をお客様にご報告した上で、屋根塗装工事と棟板金交換工事をご提案させていただきました。
屋根は普段の生活では目に付きにくい箇所です。
早目に気づくことで、雨漏りの危険から建物を守り、長生きさせることにも繋がります。
お住まいの屋根が気になる方はお気軽にご連絡をお願いいたします。
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