
HOME > ブログ > 品川区東品川でアンテナ転倒、屋根は劣化が酷く雨漏りの危険も
更新日:2019年8月7日
品川区東品川のお客様より、屋根の上でアンテナが倒れているので見て欲しいとのご連絡に現場にお伺いしてみると…。
アンテナの転倒よりも大きな問題を多数、発見してしまいました。
雨漏りに繋がる可能性のある危険な箇所の数々、調査の結果をお伝えします。
現場についてすぐに目についたのは、スレート屋根の惨憺たる状況でした。
綺麗な赤色はすでに色褪せ、ところどころに剥がれもみられますがその範囲は広く、ここまで酷く劣化しているのは、あまり目にしたことがありません。
かなり長いこと放置されていなければここまでの状況にはならず、お客様に確認したところ、定かではないが20年は間違いなく…とのこと。
スレートはセメントと繊維とを混ぜ合わせ板状に伸ばした屋根材で、そのままでは防水性能はなく、防水のためにも塗装が必須です。
その塗膜の耐久性は10年が目安とされていますので、現状は劣化が激しい状態です。
塗膜の剥がれはところどころというレベルではなく、広範囲に渡って塗膜がまったく無いような状態。
当然、その部分の防水性能は著しく低下しているため、雨水はスレートに浸透してしまいます。苔やカビも生えており、雨水が乾きにくい状況はさらに屋根材としての耐久性を損ないます。
屋根材が劣化すると、その下に敷かれた防水シート(ルーフィング)まで傷めることになり、そうなると屋内への雨漏りは避けらません。
果たして再塗装だけで済むのか、さらに調査を進めます。
屋根の頭頂部にある棟板金も、まるで紙ヤスリでもかけたように塗膜が劣化していました。
まだ錆びてはいないものの、このままではいずれ錆びてしまうでしょう。
そうなると板金の下にある貫板とを固定している釘も錆のために抜けやすくなってしまい、最悪の場合、棟板金が外れて落下してしまうことになります。
そう思ってよく見ると、すでに釘が浮きかけている箇所もありました。
また、その周辺のスレートが割れていて、ここから雨水が浸透しまう可能性も高く、こちらも補修が必要です。
屋根の色褪せは知っていたものの、アンテナの転倒よりも軽傷と考えていたお客様。
現状を画像で確認し、それぞれの問題点を説明させていただくと、早く声をかけておくべきだったと後悔していました。
もっと早ければ、屋根の再塗装だけで済んだかもしれません。
しかし、放置した挙句に屋根材をかなり傷めてしまっており、屋根の葺き替え、またはカバー工法といった工事をご提案いただくことになりました。
屋根の上を確認、把握することは難しく、プロによる診断が必要です。
早めの対処で軽微な工事で済む場合も多く、まずはご相談いただくことも重要です。
その際はぜひ、街の屋根やさんにご連絡ください!
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。
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