
HOME > ブログ > 品川区上大崎で飛散した平板瓦屋根には漆喰の劣化や釘の緩みが見.....
更新日:2020年12月16日
「瓦が落ちてしまったようなので見てほしい」とのご相談をいただき品川区上大崎へ調査に伺いました。
屋根の棟部分から、何枚かの瓦が抜けるように落ちています。瓦は重なり合うように並べて葺かれていますから、1枚無くなると周りの瓦もバランスを失い、続けてずれたり剥がれたりしてしまうことはよくあります。そもそもの原因は、棟の下の漆喰が剥がれて支えきれなくなったことのようでした。棟(屋根の山の頂点部分)には、専用の土が盛られ、そこに棟瓦が組まれます。下の平瓦との間には隙間が出来ますから、通常そこには漆喰を詰めて中の土が流れ出さないようにするのです。しかし漆喰は10年もするとだんだんと劣化してひび割れなどを起こしてしまいます。すると今回のように瓦が外れる原因となったり、棟そのものが崩れたり、被害箇所から雨水が建物内に入りこんだりということがあるので注意しなければいけません。
他の箇所も点検してみると、漆喰が全体的に劣化を始めている様子が確認できました。同じように外れかかっている瓦もあります。ボロボロになってしまっている漆喰は新しく詰め直した方が良いでしょう。
外れた瓦は問題なければそのまま使えます。しかし今回、落ちた瓦に当たったのか割れてしまったものもあるので、それも新しいものと差し替えます。よく見るJ型の和瓦ではなく、洋風デザインの平板瓦です。モデルチェンジなどで同じものが用意できなないこともありますが、そういった場合には似た大きさのもので代用することもあります。確認しお見積りをお出し致します。また、ところどころ緩んでいる釘があるので、修理の際には併せて留めなおしすることもご提案いたしました。丈夫で長持ちな瓦ですが、漆喰やその他部品などのチェックを定期的にされるとさらに長くお使いいただけます。
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