港区芝でバルコニー床のFRP防水に多数の亀裂でトップコートの塗り直しをご提案

更新日：2020年12月13日

港区芝にてバルコニーの点検です。床の表面がひび割れてきているので見てほしいとのお問合せでした。バルコニー・ベランダは建物の外部で常に雨風に晒されているため、屋根や外壁と同じくメンテナンスが必要です。街の屋根やさんではベランダ・バルコニーの点検や工事も承っておりますのでお問合せください。

バルコニー床の様子

FRP防水が施されたバルコニーの床です。FRP（Fiber Reinforced Plastics）とは樹脂とガラス繊維で構成されていて、プラスチックのように硬く水を通さない防水層を作ることが出来ます。しかしお客様の仰るように、その表面には無数の亀裂が走っていました。全体的にすり減ってムラも見られます。

ひび割れを起こしているのは、一番上に塗布されたトップコートです。今のところFRP層そのものには問題がないようですが、放っておけばひび割れがどんどん広がってトップコート層ごと剥がれてしまったりします。FRP層まで劣化してしまえば雨水が染み込んでバルコニーの躯体を腐らせたり、階下の天井に雨漏りを発生させたりする恐れもあります。

メンテナンス方法は？

洗浄後、ひび割れた表面を研磨処理し、トップコートを塗り直します。トップコートをこうして定期的に塗り替えれば、FRP防水を長持ちさせることができます。

ベランダ・バルコニーは外壁から突出した複雑な構造のため、各種部材やその部材同士のつなぎ目が存在します。つまりメンテナンスも複雑になるのです。人が出入りすることでダメージの大きい床はもちろんですが、手すり壁や、外壁とのつなぎ目部分、出入り口の足元の境目、そして排水溝など、気づいたときにはチェックしてあげてください。点検は無料で行っていますので、気になる点があればお気軽にお問合せください。

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