大田区東糀谷で強風で一枚剥がれたスレート屋根は火災保険を適用して復旧工事します
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:富田
東京都大田区東糀谷で屋根葺き替え工事をおこないました。
3階建ての建物で強風が吹いた後に建物の回りにスレートの欠片が落ちているのを発見して、屋根に被害が出ている事に気付かれたそうです。3階建てのため下から梯子が架かりませんので、バルコニーから屋根に上って被害の状況を確認しました。
屋根はスレート葺きで寄棟になっているのですが、一部角度が変わっているところがあり、剥がれていたのはその先の部分でした。スレートは軒先から葺いていき上の段のスレートを重ねて葺きますので、軒先が部分が破損していた場合は逆に剥がさなければなりません。屋根の一番高い部分の棟板金を剥がして棟に近い部分から下に向けて剥がしていって、やっと破損した軒先部分にたどり着く事が出来ます。
一枚破損した場合にはその分だけ新しいスレートに差し替えすることもありますが、その場合の固定方法は接着しかありませんので、施工後の雨漏りのリスクなどを考えてお勧めできる施工方法ではありません。
強風によってスレートが破損してしまいましたので、火災保険の風災が適用になります。火災保険は火災以外にも雪・風・雹(ひょう)・雷などの自然災害によって建物が被害を受けた時にも対象になりますので、今回は風によって被害を受けたスレートを元の状態に戻す工事が対象になります。作業するうえで必要な足場も対象になりますので、工事費は全額保険会社の負担によって復旧工事をおこなう事が出来ました。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒を徹底しておりますので、安心して工事をお任せください。
3階建ての建物で強風が吹いた後に建物の回りにスレートの欠片が落ちているのを発見して、屋根に被害が出ている事に気付かれたそうです。3階建てのため下から梯子が架かりませんので、バルコニーから屋根に上って被害の状況を確認しました。
屋根はスレート葺きで寄棟になっているのですが、一部角度が変わっているところがあり、剥がれていたのはその先の部分でした。スレートは軒先から葺いていき上の段のスレートを重ねて葺きますので、軒先が部分が破損していた場合は逆に剥がさなければなりません。屋根の一番高い部分の棟板金を剥がして棟に近い部分から下に向けて剥がしていって、やっと破損した軒先部分にたどり着く事が出来ます。
一枚破損した場合にはその分だけ新しいスレートに差し替えすることもありますが、その場合の固定方法は接着しかありませんので、施工後の雨漏りのリスクなどを考えてお勧めできる施工方法ではありません。
強風によってスレートが破損してしまいましたので、火災保険の風災が適用になります。火災保険は火災以外にも雪・風・雹(ひょう)・雷などの自然災害によって建物が被害を受けた時にも対象になりますので、今回は風によって被害を受けたスレートを元の状態に戻す工事が対象になります。作業するうえで必要な足場も対象になりますので、工事費は全額保険会社の負担によって復旧工事をおこなう事が出来ました。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒を徹底しておりますので、安心して工事をお任せください。
担当:富田
- 【工事内容】
- 屋根補修工事 スレート屋根工事 屋根葺き替え
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 3日間(足場含む)
- 築年数
- 8年
- 平米数
- 8㎡
- 施工金額
- 詳しくはお問合せください
- お施主様
- N様邸
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証年数
- 3年間
- 【工事内容】
- 屋根補修工事 スレート屋根工事 屋根葺き替え
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- コロニアルクアッド
- 施工期間
- 3日間(足場含む)
- 築年数
- 8年
- 平米数
- 8㎡
- 施工金額
- 詳しくはお問合せください
- お施主様
- N様邸
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証年数
- 3年間



被害を受けた状況を確認します
お問合せのきっかけになったスレートが剥がれた部分です。屋根は寄棟といって4面で構成されている屋根なのですが、被害を受けたのはその一面です。三角の屋根の角度が変わっているのですが、折れ曲がった先の部分のスレートが一枚剥がれています。
この下はお隣りとの境界部分なのですが、この様なスレートが剥がれ落ちて何かにぶつかったら非常に危険ですので、早急に直さなければなりません。
スレートは一枚に対して釘を4本打って固定しており、その釘が隠れる様に上の段のスレートを重ねて葺いていきます。今回剥がれてしまった為に釘が見えていますので、雨漏りする前に直していきます。剥がれたのは軒先部分で、下に見えているのはスターターという段差を調整する材料です。釘を打つという事は、屋根材の下に葺いている防水紙(ルーフィング)を貫通させていますので、通常であれば雨漏りしませんが、釘が丸見えの状態ですと雨水が下地に回って雨漏りに繋がる可能性が非常に高くなります。
今回の被害は強風によってスレートが割れて落ちてしまいましたので、火災保険の風災を適用して元の状態に復旧工事をおこなう事になりました。
部分的な葺き替え工事開始
火災保険の適用になるのは、被害を受けた部分の工事費はもちろんですが、作業する為に必要な足場も対象になります。
作業する面の面積は小さいのですが、作業は葺き替え工事の時と殆ど変わりません。スレートは軒先側から葺いていき、上の段のスレートを重ねて葺きあげていきますので、剥がす際には上から順番に剥がす必要があります。今回は作業範囲は小さい面積でしたが、大きな面の屋根の軒先部分が被害を受けていた場合は、上の段を半分ずらして葺いていますので棟部分に向かって逆三角形の形状でスレートを剥がす事もあります。
棟板金も絡みますのでまずは棟板金の撤去から始めます。棟板金を剥がした後は一番高い部分のスレートの釘を1本1本抜いていきます。全て剥がしたあとに新しいスレートを葺いていくことになります。
剥がした屋根材は再利用出来ません
築年数も浅いので、屋根材などは再利用出来そうな気がしますが、実際には釘を抜く際に傷が付いたり割れたりしてしまいますので、剥がした材料を再利用する事は出来ません。棟板金も同様に釘を抜く際に板金を破損させてしまうため新しい材料に交換をおこないます。
そのため、新しいスレート・貫板・棟板金とコーキングや釘・ビスなどの副資材も一式用意しました。
軒先部分から新しいスレートを葺いていきます。雪止めも新しい物に交換しました。面積は小さいので作業は順調に進みます。
葺き替える面の形状は三角形になっていますので、端のスレートは斜めにカットして葺いていくのですが、この部分は斜めにカットしただけでは雨水が切れずにスレートの下に呼び込んでしまいますので、斜めにした先をカットして雨水が下に切れる様にする必要があります。
ここは棟板金を取り付けてしまうと見えなくなる部分ですが、雨仕舞いとして大切な部分ですのでしっかりとおこないます。
棟板金を取り付けて工事完了
元々ある棟板金と新しく葺き替えた部分の棟板金は3方集まるところが有ります。三又に分かれている部分の斜めの2本が今回交換するところで、板金を加工して上手く納めていきます。
コーキングは雨水の浸入を防ぐ役割を持っていますが、露出した納めですとコーキングが紫外線に劣化してしまい硬化してヒビ割れたり剥がれてしまいますので、出来るだけコーキングは露出させない納め方をしていきます。
屋根の納め方として、コーキングだけに雨水の浸入を頼る事の無いように考える必要があります。
部分葺き替え工事が完成しました
大田区東糀谷でおこなった屋根の部分葺き替え工事が完成しました。
強風の被害を受けたため火災保険の風災を適用し、自己負担なく元の状態に戻す事が出来ました。築年数は浅い建物でしたので、スレート以外の部分には不具合も出ておらず問題無く工事が完了しております。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒を徹底しておりますので、安心して工事をお任せください。
記事内に記載されている金額は2021年05月28日時点での費用となります。街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
そのほかの料金プランはこちらからご確認いただけます。


関連動画をチェック!
【新シリーズ:施工事例を紹介!】雹(ひょう)の被害を受けたスレート屋根をスーパーガルテクトで屋根カバー工事!【施工事例を紹介!街の屋根やさん】
今回の記事で登場した工事やお住まいのトラブルに関連する動画をご紹介します!
こちらの動画では、工事の内容やお住まいのトラブルの対処方法などをより詳しく説明しています。
お役立ち情報が満載ですのでぜひご覧になってみてください。
このページに関連するコンテンツをご紹介
屋根葺き替え工事の初心者ガイド!おすすめの屋根材や費用・後悔しないためのポイント
屋根の葺き替え(ふきかえ)は、お住まいの屋根を新しく生まれ変わらせるための重要なリフォーム工事です。 普段の生活ではあまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、屋根の状態に合わせて適切なタイミングで葺き替えを行うことで雨漏りを防ぎ、大切な住宅の寿命を延ばして安全かつ快適な暮らしを守ることがで…続きを読む【最新版】火災保険が適用される屋根工事や保険金申請の流れ
火災保険が適用される屋根工事、ってどういうことをイメージされるでしょうか? 昨今は大型台風の上陸や突然の雹による影響で屋根の破損が頻発し、火災保険を利用して無料・もしくは金額の一部負担のみで修理を行うケースも増加しました。 それに伴い火災保険が屋根工事に使えるという認知も広がったため、現状で発生し…続きを読むスレート屋根の特徴やメンテナンス方法を解説!製造された時期ごとに異なる寿命や注意点とは?
国内で最も使用されているスレート(化粧スレート)屋根材の耐用年数は、新築から20~30年程度と言われていますが、メンテナンスは新築から10年前後で必要になります。 過去スレート屋根のお住まいの調査・点検を数千軒と行ってきた経験から、スレート屋根の劣化や不具合を見逃さないためのチェックポイント、…続きを読むプロが教える屋根リフォームで失敗しないコツ
屋根リフォームの主な目的は、雨漏りの防止や安全対策です。頻繁におこなう必要はありませんが、定期的に屋根の状況をチェックして、必要があれば補修や清掃、塗り直しをおこなうことで、屋根そのものの寿命を延ばすことができます。春の大風や夏場の暑い日差しに台風、冬の積雪などで屋根は徐々に痛んできています。「う…続きを読む知ってお得!屋根の便利な豆知識
普段に何気なく眺めている屋根ですが、近所のお住まいを見渡しただけでも、様々な形、様々な材料が使われていることが分かと思います。 また、グーグルアースなどでは世界中の屋根を眺めることができます。素敵なデザインのものもあれば、ユニークでかわいらしいものもあります。屋根の勾配とデザイン屋根の勾配が緩やか…続きを読むこのページに関連する漫画コンテンツ動画をご紹介
漫画で読むならコチラ
動画で見るならコチラ

- 電話 0120-989-936
- 株式会社シェアテック
- 〒222-0033
- 神奈川県横浜市港北区新横浜3-2-6 VORT新横浜 2F
あなたの近くの街の屋根やさんはこちら
街の屋根やさんは東京都以外にも神奈川県、千葉県などでも屋根工事を承っております。日本全国に展開中ですので、貴方のお住まいの街の屋根さんをお選びください。

このページと共通する工事内容の新着施工事例
- 小平市学園東町で行ったレサス屋根の葺き替え工事レポート(税込286万円・足場、外壁塗装、防水工事含む)
-
【施工内容】
屋根葺き替え
- 【青梅市新町】劣化したノンアスベストスレートへジンカリウム鋼板を使用したカバー工事を税込150万円にて行わせていただきました!
-
【施工内容】
スレート屋根工事
- 世田谷区成城でテラス屋根のポリカにフィルムを貼って目隠し工事
-
【施工内容】
屋根補修工事