江戸川区鹿骨でFRP防水ベランダをウレタン塗膜防水通気緩衝工法で再防水工事しました
【施工前】
【施工後】
【お問い合わせのきっかけ】
担当:渡辺
江戸川区鹿骨のU様は中古住宅をご購入し雨漏りの痕跡が多数あったため、雨漏りの原因調査と対策を私たち「街の屋根やさん」にご依頼くださいました。雨漏りと言えばどうしても「屋根」というイメージが強いのでU様も「街の屋根やさん」にたどりついたそうです。実際に雨漏りの様子を確認していくと屋根からの雨漏りの痕跡ではなく「壁」が原因となっていることが分かりました。当然他社様にも数社、調査依頼をしていたそうですが「壁」という診断をした会社はなかったようでまたU様の納得のできる根拠も示してもらえなかったそうです。最終的な施工業者を絞り込んでいく際に、屋根からの雨漏りと指摘していた会社様が、ほかの会社では壁からという話もある、と振ったところ急に内容が変わって信用できないという事で最終的に「街の屋根やさん」をお選びいただき、現状で起きている雨漏りの改修工事と今後のリスクになりえるベランダの再防水工事を承らせていただくことになりました。
担当:渡辺
- 【工事内容】
- 雨漏り修理 防水工事
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- 施工期間
- 3日間
- 築年数
- 20年
- 平米数
- 約8㎡(立上り含む)
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせください
- お施主様
- U様邸
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証年数
- 10年間
- 【工事内容】
- 雨漏り修理 防水工事
- 【工事詳細】
-
- 使用材料
- ダイフレックス DSカラー、改修用鉛ドレン、脱気筒
- 施工期間
- 3日間
- 築年数
- 20年
- 平米数
- 約8㎡(立上り含む)
- 施工金額
- 詳しくはお問い合わせください
- お施主様
- U様邸
- ハウスメーカー
- ハウスメーカー不明
- 保証年数
- 10年間


点検
江戸川区鹿骨のU様から雨漏りのお問い合わせを私たち「街の屋根やさん」に頂き、調査に伺いました。中古住宅をご購入されたとのことですが雨漏りの形跡がいくつもあったためとのことでした。部屋の中を見せていただくと一階の部屋の窓の周りを気にされていました。
確かに窓の周りには雨が染みたような跡が残されています。購入されたばかりとのことで、実際に雨漏りをしていたかどうかはU様にはわからなく心配だったそうです。
建物の外部や屋根の確認をしていきました。U様は屋根からの雨漏りを懸念されていらっしゃったので、押し入れから小屋裏に入らせていただき屋根の雨漏りの有無も調査させていただきましたが屋根からの雨漏りは見当たりませんでした。窓周りに残っていた雨の染み込んだような形跡はおそらく外壁サイディングの継ぎ目のシーリング切れであると外部の点検からお伝えし、外壁とサイディング継ぎ目のシーリング打ち替えのご提案をさせていただきました。
そしてベランダの点検も実施したところ、FRP防水のベランダでしたが表面のトップコートはひび割れ等も目立ってきている状態でした。外壁周りの防水対策は塗装、シーリング打ち替えで万全になるため余計に気になったそうです。当初は表面保護のトップコートの施工をご検討でしたが、どうせ実施するなら万全にしたいとのことでベランダ防水工事を行う事になりました。
防水工事(下地調整から一層目まで)
外壁塗装工事、シーリング工事が終わり、一番最後にベランダ防水工事を実施します。高圧洗浄は外壁塗装時に実施済みの為、塗装工事の際に出た塗膜片などの簡単な清掃で済みます。今現在はベランダからの漏水は起きていないようですが、これから先の「安心」のために実施していきます。
軽い清掃を行った後、アセトンを使って油分を取り除きます。何事も「下地」が肝心です。下地調整が終わったら、FRP防水面用のプライマーを塗布します
今回の防水工事ではウレタン塗膜防水の通気緩衝工法を平場に、立ち上がり部はウレタン塗膜防水の密着工法を行います。通気緩衝工法は既存下地内にある水分を通気させるため、ウレタン防水後の「膨れ」が起きにくい工法です。通気緩衝シートを平場と呼ばれる床面に敷設します。格子状になっているラインを水分が水蒸気となって伝わっていきます。その水蒸気を外部に排出させるために脱気筒をベランダの一番高い部分に設置します。とは言え邪魔になってはいけないので水上側のサッシの間に設置することになりました。
排水口にも鉛製の改修用ドレンを設置します。鉛は柔らかい金属であるので加工しやすく、サビず、なじみやすい特徴があります。改修用ドレンを付けることにより排水口からの直接的な漏水は起こらなくなりますがデメリットも存在します。それは排水口の口径が小さくなることです。施工後は事前の状態より雨水が若干溜まりやすくなります。
改修用ドレンの周りや脱気筒、通気緩衝シートの端部をメッシュテープにて補強を行いウレタン塗膜防水材を塗布する準備が整いました。
ベランダの立ち上がり部にもメッシュテープで補強を行っています。ウレタン塗膜防水の立ち上がり部は密着工法になります。同じウレタン塗膜防水材でも立上り用と平場用では粘度が異なります。立上り用ではより粘度が高いものが使われています。粘土が低いと塗布している最中に垂れて来てしまい良く塗れないからです。
立上り部のウレタン塗膜防水材塗布後、床面である平場へのウレタン塗膜防水材塗布を行い「一層目」の工程は終了となります。
防水工事(2層目からトップコートまで)
一日、1層目を乾燥させて、2層目の作業となります。立ち上がり部へのウレタン塗膜防水塗布、床面の平場へのウレタン塗膜防水材の塗布です。2層目を実施したときに雨に降られることがないように天気予報には非常に敏感になります。この時点で雨に降られると塗膜表面に雨跡が残り仕上がりが悪くなります。午前中が晴天でも午後にゲリラ豪雨の予報がある場合は外気温にもよりますが休工の決断をすることもあります。
ウレタン塗膜防水2層目が終了した後、ウレタン防水層を紫外線などから保護するトップコートを塗布して作業は終了となります。トップコートには遮熱タイプの物もありますので屋上が陸屋根になっている場合の防水の際には検討してもよいかもしれません。自治体によっては地球温暖化防止の助成金制度がある事もあります。
完成
ウレタンは水にぬれると滑りやすいので、トップコートには防滑材を混ぜて施工しています。
雨漏りの原因となりうる箇所の工事が終わり、お客様にも安心していただける工事となりました。
記事内に記載されている金額は2021年05月13日時点での費用となります。
街の屋根やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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